ファッション考察
数ヶ月前からビッグシルエットの服装の若者を見掛ける頻度が下がってきているな、と感じていました。そして、つい最近確信したのがビッグシルエットの流行の終了です。
これまで、ファッションと言えばブランドものなどの高級品こそ正義、というような価値観が強かったと思いますが、最近改めて服のクオリティが高い=ファッション的に正しい、という訳ではないんだな、と思うようになりました。
落ち着いてきた古着のバンドTシャツ人気。代わりに価格が上がっているのがアニメTシャツ。特にジブリやディズニーのアイテムが人気のようです。
ファッション誌OCEANSに掲載されている「ヴィンテージT沼にハマる好事家対談」と題された対談で、昨今の古着Tシャツの高騰について語られています。
トーヨーカドーでビームスの名前が入ったタオルが売られていました。ビームスデザインという会社による商品です。
オジサンがファッションの感性をアップデートする方法、それは、若者が沢山いる街を歩くことです。大事なのはファッション感度が高い若者たちが多い環境に身を置くことです。
4月30日に放送された日本テレビのZIP!で古着が特集されました。2020年11月の段階ではテレビはおろか、ファッション誌やファッション系サイトでもほとんど報じられていませんでしたが、約半年で全国ネットの情報番組に取り上げられるくらいの大きなブームな…
ワークマンのスーツは着心地や動きやすさが一般的なスポーツウェアと同じくらい快適。一般的なスーツのネガティブな要素である、堅苦しさやメンテナンスの面倒臭さがほぼゼロです。 では、スーツのポジティブな要素ってなんでしょう?僕が一番に思いつくのは…
10年前に大手量販店やジーンズカジュアルショップで売られていたファッションを見てオシャレだと感じる人はまずいないでしょうし、そもそもそのような服を着ている人もほとんど存在していません。そのファッションは「終わった」と言えるでしょう。
10年前のファッション誌に掲載されている服装を、今のアラフォーオジサンでもよく見かける気がします。その理由はファッションのアップデートにあるのではないかと考えました。
2010年代前半はファストファッションブームが巻き起こりました。 その後、ファッション業界にはこれといったブームは起こっていませんでしたが、もしかしたら昨今の古着ブームは2010年代のファストファッションブームに続く、2020年の一大ムーブメントになる…
10年前の雑誌、STREET JACK 2010年10月号を見ながらファッションにおける「時代性」とは何かを考えていきます。
日本でのファッションブランドビジネスを語る上で切っては切れない存在である、大手総合商社のライセンス。最近 伊藤忠商事がガンホーのライセンスを取得した他、チャンピオンやグラミチなどもアメリカ企画の商品が手に入れにくくなるという噂があります。
とあるアパレルメーカーからオファーをいただきました。「スーパーの衣料品コーナーで売られているような服の良さを見つけて欲しい」というプロジェクトです。
一般的な古着屋さんだとそこそこなお値段になってしまっている90年代オールドGAPは、リサイクルショップならば古着市場よりも割安な値段でディグれることがあります。オールドGAP”じゃない”古着のGAPならば、更にお手頃価格でディグれます
現在海外インスタグラムアカウントにウケているブランドにはいくつか共通点があることに気付きました。 そのひとつが”ロック感”です。
マルイの通販カタログ、メンズヴォイの2007年号を起点に、どの時代のファッションが今の感覚で「アリ」「ナシ」なのか分析してみました。
約10年前、2010年の女性のファッションが「鬼ダサ」であるというツイートに共感のリプライが多数寄せれられていました。何故「鬼ダサ」と感じるのか、その原因を探ってみました。
日本のファッションブランドのアイテムを販売&アーカイブしている海外インスタグラムアカウントのまとめ。どんな日本ブランドが海外で再評価(評価)されているかがわかります。
広く世間的に価値を認められたモノの良さはもちろんありますが、自分だけ、或いは限られた周りの人だけにしか価値がわからない、自分だけの思い入れが詰まった「マイヴィンテージ」アイテムのような存在もあっていいでしょう。
なんとなく当ブログの今年1年分のデータを見てみると、アクセス数の多い記事のラインナップの顔ぶれが意外だったので、2020年を振り返りつつご紹介していきます。
インスタグラムでは多種多様なファッションがアーカイブされています。アーカイブ化されることによって、文化が次代に引き継げることは非常に価値があると思います。
現在、日本のファッションビジネスは総じてあまり元気がありませんが、このようなインスタグラムの盛り上がりを見ていると、 まだまだ日本のファッションの注目度は高い、というか2020年代に入って新たに日本のファッションブランドのムーブメントが生まれつ…
今ジーパンが売れずに若者のジーンズ離れ、と言われているのはジーンズバブルが終わってしまっただけではないでしょうか。
雑誌の売上が激減しているという話題を見かけました。雑誌は完全にオワコン、という雰囲気があるようですが、僕は現在雑誌は隠れたブーム中で今後復権の可能性も十分あると思っています。が、
去年、神戸の実家近くのリサイクルショップで出会って以来、どハマリ中のヴィンテージモンベル。 www.yamadakoji.com www.yamadakoji.com 根気強くディグっては、収集し続けています。ある程度集まったらオンラインで古着屋さんを始めるつもりです。 最近よ…
栗野宏文さんの初の書籍「モード後の世界」。今回は、ユニクロをはじめとするブランドとの付き合い方について。栗野さんはユニクロの服を”ご飯と味噌汁”と評します。
栗野宏文さんの初の書籍「モード後の世界」。今回のテーマは、日本人デザイナーはなぜクリエイティブなのか。栗野さんはセダクション=性的誘惑性という視点で分析しています。
ユナイテッドアローズの立ち上げメンバーで、僕が敬愛する栗野宏文さんの初の書籍「モード後の世界」。読みどころ満載の内容のなかから、今回はおしゃれとは何なのか、というポイントに絞ってご紹介していきます。
ユナイテッドアローズの立ち上げメンバーで僕が敬愛する栗野宏文さんの初の書籍「モード後の世界」が発売されました。多くの人に読んで貰いたいので、僕が特に共感したポイントをご紹介します。