ファッション考察
「極端な話、似合ってないのも面白い、って思えるくらいなのがファッションってもんじゃなかろうか」と語る、スタイリスト小沢宏さん。 ファッションと「似合う、似合わない」について、じっくりと考えてみました。
「オタクの服装がマシになった」という記事を読みました。 「謎にイキったプリント」のTシャツを着る「オタク」が減ったとのこと。 何が「オタク」ファッションを救ったのか。 そして、これからの「オタク」のファッションはどうなるのか。 深掘りしてみまし…
目次 「VOGUE」が提案する「高見えバッグ」記事にツッコミ多数 「VOGUE」=異次元のラグジュアリーワールド 「高見え」「ユニクロ」 ファッションには「憧れ」が必要不可欠 // 「VOGUE」が提案する「高見えバッグ」記事にツッコミ多数 先日、僕のツイッター…
目次 イマドキの若者は短パンを穿かない! 7月の真夏日に短パンをガチ調査 下北沢のおじさんの短パン率は39% ムダ毛が気になるイマドキの若者 ムダ毛を気にするおじさんは少数 世代間のファッション観の違い // イマドキの若者は短パンを穿かない! 思えば、…
目次 懐かしい どうしようもない時期のポパイ エディ・スリマン的スタイルがリバイバルするのはいつか 先日何気なくツイッターに「POPEYE」2007年2月号のストリートスナップ画像をアップしました。 ディオールオムが表紙の2007年POPEYEのストリートスナップ…
「50代に「濃い」アメカジオジサンが多い理由」は、「1990年頃に流行した渋カジの影響が強い」という答えが当てはまりそうです。
現在アラフォーのおじさんにとって、2010年頃にオシャレアイテムだった短パンは、今もオシャレアイテムと認識があるので好んで着用しているなのではないでしょうか。
最高気温30度のこの日、100人のうちたった4人しか短パンを穿いていませんでした。 短パン率4%。 これはもう、「若者は短パンを穿かない」と言ってしまっていい数字ではないでしょうか?
若者の間では「普通の着こなし」になったTシャツタックインが、普通のオジサンにも波及するのかどうか。 もしかしたら、2023年はオジサンにTシャツタックインが波及する、本格的なTシャツタックイン元年になる、歴史的な年になるかもしれません。
1:自分の好きな女性の服装に近いレディスファッション誌を調べる(雑誌読み放題アプリが便利) 2:そのレディスファッション誌に登場している男性の服装を真似る →女性からの親近感が増す
大手セレクトショップのアウトレットでは、アウトレット専売品(=アウトレット用に新たに企画製造された商品)が圧倒的に多い状態になっています。 そんな状態のショップをアウトレットと呼んでいいんでしょうか?
ビームスのアウトレットで「10年以上前の人気デザイン」のシャツが売れ続けている理由は、10年前でファッション感性のアップデートが止まっているオジサンが沢山いるからではないでしょうか。
去年の夏から、夏用の靴をずっと探し続けていました。 ここ数年間、僕が夏靴として愛用していたのが、メレルのチョップロックシャンダル。 www.yamadakoji.com 履き心地もデザインも良いのでとても気に入っているんですが、アウトドアテイストが強いデザイン…
今回選んだ長ズボンは、 ・まず着ていて涼しくて、汗をかきにくい ・汗をかいたとしても、臭いになりにくい という2つのポイントを重視しています。
今の若者にとってパタゴニアが「ナシ」なブランドな上に、短パンも「ナシ」なアイテムなので、パタゴニアのバギーショーツは「ナシ」と「ナシ」が掛け合わさった、相当なレベルで「ナシ」な服になっているようです。
世界一多様性がある日本のファッションアーカイブの素晴らしさをもっと多くの人に知ってもらうために、先日新たにnoteでファッションアーカイブコンテンツの発信を始めました。
先日の記事でご紹介した、「山田耕史のファッションノート」。 www.yamadakoji.com その第一弾記事が、「戦後経済と「ジャパニーズ・デザイナー・アズ・ナンバーワン」。1982年にコムデギャルソンとヨウジヤマモトが起こした「中古感覚革命」。」です。 note…
僕のカルチャー史を語る上で欠かせない漫画家である桂正和が今海外でカルト的人気を博しており、しかも古着Tシャツまでもが人気になるなんて、想像もしていませんでした。
僕が頻繁に訪れている下北沢や原宿では、今の所ファッション感度が高い層の間でも古着人気はまだ衰えていないように見えます。 それに加え、地方都市でも古着屋さんが多数新規出店しているとなると、想像もつかない数のマス層が古着に触れるようになるのでし…
川久保玲よりもレアなヘルムート・ラングのロングインタビューや、ヘルムート・ラング自身が関わった企画が多数掲載された1992年の雑誌を神保町でディグりました。 他ではなかなか読めない内容だと思います。
2022年の当ブログで最も多くの方に読んでいただいた記事では世界一のセレブとも言える、チャールズ3世の意外なファッション観をご紹介しています。
機能性の高い服は、生活の質を高めます。 高い機能性を、すんなりと日常に落とし込める服。 それが、ワークマンの服です。
ラグジュアリーブランドが多数出店している百貨店に行くと、全身ラグジュアリーブランドで固めている、いかにもお金持ちのオジサンを見かけることがあります。 が、そういうオジサンを見て格好良いと思ったことは一度もありません。 おそらく、そういうオジ…
2000年台中盤から、「早い」人はアシックスに注目をし始め、2000年代後半から有力スニーカーショップがアシックスのスニーカーが扱い出した、ということがわかります。 おそらく、2000年終盤からこういった有力スニーカーショップに通う感度の高いユーザーの…
単なる道具として暑さ寒さから身を守るだけでなく、ファッションには音楽や映画と同じように、人の心を動かす力があり、ジーン・クレールが語っているように、甲本ヒロトが歌っているように、パンクには若者に生きる力を与える存在なのです。
「ファッションでインパクトを与えるためにまずすべきことは、美しさを演出すること。美しい女性を目指す。似合う服を着る。おしゃれとは本来そういうことよ。」
安全ピンをパンクと結びつけたのは誰だったのか。 ヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレンがパートナーとして活動を始めた頃に訪れたニューヨークでの衝撃的な出会いに、その答えがありました。
ヴィヴィアン・ウエストウッドがパンクの母だとすると、マルコム・マクラーレンはパンクの父。次々と前衛的な発想を生み出すマルコム・マクラーレンを父に、そして英国の伝統を愛するヴィヴィアン・ウエストウッドを母にして、生まれたのがパンクだったので…
ヴィヴィアン・ウエストウッドが英国の伝統を象徴するモチーフをデザインに取り入れていたのには、彼女の原体験であるエリザベス女王の戴冠式の影響がありました。
ヴィヴィアン・ウエストウッドは、パンクファッションの生みの親として広く知られています。そのクリエイションのルーツは、彼女の生い立ちにありました。