ファッション考察
平成のファッションリーダー木村拓哉さんが着用して人気を集めたのは、ア・ベイシング・エイプやナンバーナイン、ディオールオムなどのストリートやデザイナーズなどのブランドアイテムが中心でした。それに対し菅田将暉さんは古着が中心。
ザラがこのタイミングでベーシックなラインを大々的に展開する意味を考えてみたんですが、やはりコロナ禍以降のファッションマインドの変化という要因は外せないと思います。
パール男子は、ファッション感度の非常に高いイノベーター層だけのトレンドに終わると思っていたんですが、今年に入ってそうでもなさそうだと感じるようになりました。パール男子を普通に街で見かけるようになったんです。
黒色は光を吸収する、ということはなんとなくで知っていましたが、じゃあ実際の数値的にどれくらい吸収するのか?白色とどれくらい違うのか?ということは知らなかったので、調べてみました。
1995年のロサンゼルスのスケーター達に最も人気を集めていたブランドが、ヴァンズでもナイキでもなく、エアウォークです。
定番的なブランドであるラルフローレンに、また新しい価値が生まれ始めているそうです。その価値を与えているのは、現在のファッションをリードする若いスケーターたちです。
フリッパーズ・ギターがメンズとレディスの架け橋となり日本に根付かせたフレンチファッションは、今も変わらず日本人の憧れであり続けています。
メンズファッション誌「2nd」の7月号でフレンチファッションがわかりやすく解説されていたので、僕なりにまとめてご紹介してみます。
10代、20代のときにファッションに熱中し、良いモノを買っていた人たちが今オジサンになり、様々な理由でモノを手放すために使っているので、メルカリに良いモノが集まっているようです。
ミニマルデザインの定義である「装飾を排除した、必要最低限の機能からなるデザイン」をメンズファッションで最も美しく表現したのが1998年春夏のプラダではないかと思います。
数年前までカニエ・ウェストの服装でよくあった、ベージュを基調とした同系色の色使いが、昨年日本で大流行していたことに気が付きました。
ヒッピーのファッションはネイティブアメリカンをはじめ、インドやアフリカ、東欧、中近東などの民族衣装が多く取り入れられています。これは、物質中心のアメリカ的志向からドロップアウトし、自然回帰を求める意識が基になっています。
1967年にヘイト・アシュベリーに中心として生まれた社会現象がサマー・オブ・ラブと呼ばれ、その中心となった既成社会の保守的な価値観を否定し、非暴力的かつ精神的な方法で世界を変えようとした若者たち、およびそのムーブメントをヒッピーと呼びます。
第二次世界大戦から1950年前、ヒッピー誕生前のアメリカでビートというカルチャーが生まれました。
数ヶ月前からビッグシルエットの服装の若者を見掛ける頻度が下がってきているな、と感じていました。そして、つい最近確信したのがビッグシルエットの流行の終了です。
これまで、ファッションと言えばブランドものなどの高級品こそ正義、というような価値観が強かったと思いますが、最近改めて服のクオリティが高い=ファッション的に正しい、という訳ではないんだな、と思うようになりました。
落ち着いてきた古着のバンドTシャツ人気。代わりに価格が上がっているのがアニメTシャツ。特にジブリやディズニーのアイテムが人気のようです。
ファッション誌OCEANSに掲載されている「ヴィンテージT沼にハマる好事家対談」と題された対談で、昨今の古着Tシャツの高騰について語られています。
トーヨーカドーでビームスの名前が入ったタオルが売られていました。ビームスデザインという会社による商品です。
オジサンがファッションの感性をアップデートする方法、それは、若者が沢山いる街を歩くことです。大事なのはファッション感度が高い若者たちが多い環境に身を置くことです。
4月30日に放送された日本テレビのZIP!で古着が特集されました。2020年11月の段階ではテレビはおろか、ファッション誌やファッション系サイトでもほとんど報じられていませんでしたが、約半年で全国ネットの情報番組に取り上げられるくらいの大きなブームな…
ワークマンのスーツは着心地や動きやすさが一般的なスポーツウェアと同じくらい快適。一般的なスーツのネガティブな要素である、堅苦しさやメンテナンスの面倒臭さがほぼゼロです。 では、スーツのポジティブな要素ってなんでしょう?僕が一番に思いつくのは…
10年前に大手量販店やジーンズカジュアルショップで売られていたファッションを見てオシャレだと感じる人はまずいないでしょうし、そもそもそのような服を着ている人もほとんど存在していません。そのファッションは「終わった」と言えるでしょう。
10年前のファッション誌に掲載されている服装を、今のアラフォーオジサンでもよく見かける気がします。その理由はファッションのアップデートにあるのではないかと考えました。
2010年代前半はファストファッションブームが巻き起こりました。 その後、ファッション業界にはこれといったブームは起こっていませんでしたが、もしかしたら昨今の古着ブームは2010年代のファストファッションブームに続く、2020年の一大ムーブメントになる…
10年前の雑誌、STREET JACK 2010年10月号を見ながらファッションにおける「時代性」とは何かを考えていきます。
日本でのファッションブランドビジネスを語る上で切っては切れない存在である、大手総合商社のライセンス。最近 伊藤忠商事がガンホーのライセンスを取得した他、チャンピオンやグラミチなどもアメリカ企画の商品が手に入れにくくなるという噂があります。
とあるアパレルメーカーからオファーをいただきました。「スーパーの衣料品コーナーで売られているような服の良さを見つけて欲しい」というプロジェクトです。
一般的な古着屋さんだとそこそこなお値段になってしまっている90年代オールドGAPは、リサイクルショップならば古着市場よりも割安な値段でディグれることがあります。オールドGAP”じゃない”古着のGAPならば、更にお手頃価格でディグれます
現在海外インスタグラムアカウントにウケているブランドにはいくつか共通点があることに気付きました。 そのひとつが”ロック感”です。