山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

ファッション考察

突き抜けた個性は時代や言葉の壁を超えて評価される。オールド丸井系PPFMに熱狂する海外ファン。

一部で評価され始めているオールド丸井系。実は、海外にもオールド丸井系ブランドの1つであるPPFMの熱狂的なファンが存在することがわかりました。

イッセイミヤケのシャツをお直しに出して考えた、服のコストパフォーマンス。

思い出の2000年頃のイッセイミヤケメンのシャツを入手しました。少しダメージがあったので、コーダ洋服工房でお直しに出しましたが、コストパフォーマンスが高い服とは一体どういうものかと考えさせられました。

【未来予測】2021年のファッション誌ではダッドスニーカーがズタボロに叩かれます。

コロナ禍がファッションに与えた影響は数多くあるでしょうが、そのなかで僕が大きいと思うのは、ラグジュアリーストリートブームを終わらせたことです。 // ラグジュアリーストリートブームを流行らせたのは訪日中国人だった説 以前の記事でもご紹介しました…

古着ブームの火付け役?人気のインスタグラム古着メディアまとめ。

若者の古着ブームの今、インスタグラムの古着メディアが多数存在し、1万人以上のフォロワーを抱えるアカウントも少なくないことに驚いたので、人気のあるアカウントをまとめてみました。

「希望」や「誇り」としてのファッション。

カニエ・ウェストは「エアジョーダンを履きたくてたまらない」そうです。おそらく、黒人男性にとってマイケルジョーダンは「希望」や「誇り」の象徴ではないかと思います。

2163億円はブランドの値段ではなく、シュプリームが発信してきた”地元カルチャー”の価値。

シュプリームがVFコーポレーションに買収されました。買収金額の2163億円は、地元ニューヨークの文化を発信し続けてきたことがシュプリームの価値であるという考察です。

大人は知らない。下北沢で古着に熱狂する若者たち。

下北沢で開催されていた古着のイベントに若者たちが大行列。今、若者に古着ブームが到来していますが、そのことがファッション系メディアではほとんど報じられていません。

服は値段が安ければ安いほど面白い説。

値段が高い服にはそれなりの価値がありますが、有名ではなくても格好良いものはたくさんあります。最近は僕は「人気がない→安い」ということを逆手に取って、「安いこと」を基準に服を探すようになりました。

「こういうときだからこそ、進む。」川久保玲が語るコロナ禍でのクリエイション。

コムデギャルソンの川久保玲のインタビューが地上波のニュース番組で放送されました。現在の状況に対する考えや、クリエイションの根底にある思いなど、心を揺さぶられる内容です。

「似合う」「似合わない」は関係ない。服は着続ければ、その人そのものになる。

日本のメンズファッションのゴッドファーザー、石津謙介。彼が「似合う」「似合わない」について語った言葉をご紹介します。

シャツ選びに困ったらラルフ・ローレンをトレファクとかで買っておけばいいんじゃないかと。

クオリティの高さに定評のあるラルフ・ローレン。なかでもシャツは季節を問わず、そして着る人も問わずオススメできます。

見たこともないキャップが欲しい?なら、メルカリディグが面白いですよ。

キャップが欲しくなり、リアルでもネットでも様々なお店をリサーチをして一番面白いと思ったのが、メルカリで低価格で出品されている商品をディグることです。見たこともないアイテムと出会えます。

”カワイイ”カルチャーの原点。中原淳一が語る「美しさ」「美しい服装」「あなたらしくあること」。

ほぼ日刊イトイ新聞に掲載されていた丸山敬太さんのインタビューで語られた板中原淳一さんの言葉に強く感銘を受けました。そこで読んでみた書籍「ひまわりみだしなみ手帖 」で共感した内容をご紹介します。

【後編】タータンチェックの歴史。伝統の象徴であり反骨精神の象徴でもある。

タータンチェックの歴史のなかでも、ファッションや音楽との関係にフォーカスしてご紹介します。

【前編】タータンチェックの歴史。法律で禁止されたことのある柄。

書籍「図説 タータン・チェックの歴史 」をベースに、タータンチェックの歴史をご紹介しています。

「軍服は悪性の美」。デザインの視点から見たナチス・ドイツの戦略。

ナチス・ドイツをデザインの視点から紐解いた書籍「RED ヒトラーのデザイン」。デザイナーからの評価も高い軍服をはじめとしたナチス・ドイツのデザインの特徴を紹介しています。

「ファッションで差を付ける」のはもう古い?「量産型」が示す若者の新しい価値観。

ファッション的には揶揄の対象だった「量産型」という言葉。ですが、インスタグラムで人気のハッシュタグになるなど、最近の若者にとって「量産型」はこれまでとは違った感覚のようです。

2020年の今、「オタク」は褒め言葉?オタクファッション事情の過去と未来。

ネガティブなイメージが強かった「オタク」と「オタクファッション」ですが、最近はそのイメージが若者を中心に変わりつつあります。

ナイキ エアフォース1が今、人気を集める歴史的意味。【スニーカーの”文脈”を知る】

ナイキの定番バスケットボールシューズ、エアフォース1の歩んできた歴史と、現在の人気の理由について考察しています。

ちょっと前まではダサかったのに、今はオシャレだとされているファッション3選。

移り変わりが激しいファッション。何がオシャレか、という価値観も目まぐるしく変化し続けています。例えばトップスのタックインは以前はオタクファッションの象徴的存在でした。

懐かしい?新しい?「'80sガールズファッションブック」で知る80年代のクリエイティビティ。

80年代のファッションが手軽にわかる書籍「'80sガールズファッションブック」のご紹介です。

「アンチトレンド派」が送る東京メンズファッショントレンドレポート。

当ブログでも、書籍「結局、男の服は普通がいい」でも僕がオススメしているのは、シンプルでベーシックなデザインの「普通服」。「トレンド」はファッションと切っても切り離せない関係性ですが、「普通服」はトレンドの影響を受けることが極めて少なく、短…

「格好良いファッション」には具体的にどんな種類があるのか。

ファッションの価値観は千差万別。ひとくちに「格好良いファッション」と言っても、イメージする服装は人によって全く違うでしょう。メンズにおいて「格好良いファッション」には具体的にどんな種類があるのかを考えてみました。

「ヴィンテージユニクロ」誕生。ワゴンセールの激安商品が価値を生む可能性。

2000年代のユニクロのTシャツが5倍に高騰しているのを発見しました。これは完全にヴィンテージユニクロの誕生と言ってしまっていいでしょう。

オタクが「黒」を着る理由。

男性なら一度は惹かれた経験を持っているであろう「黒」のファッション。惹かれてしまう理由について考えてみました。

デザイン視点で考える「ダサくならないための方法」。

おかげさまでたくさんの方に読んでいただいている、最近の「ダサい」関連の記事。 www.yamadakoji.com www.yamadakoji.com 今朝、ツイッターで偶然こんなまとめ記事を目にしました。 togetter.com 「ダサいデザイン」ってタイトルに惹かれて読んでみたんです…

白が「清潔の色」である理由。

話は17世紀のヨーロッパまでさかのぼります。当時は身分の上下を問わず、入浴の習慣はありませんでした。

ヨーロッパのファッションが洗練されていて、日本のファッションが洗練されていない理由。

ヨーロッパのファッション、と聞いて落ち着いた色使いの服装をイメージする人は少なくないでしょう。その理由を「色」という視点で探ってみました。

「ダサい服」の判定基準を考える。

そもそも「ダサい服」とは何か。僕は・質の低い足し算のデザイン ・ファッション感度が低い人が着用している この2つの要素が「ダサい」を判定する最もわかりやすい基準の1つになるのではないかと思います。

兼業主夫の僕が結局一番着てる「最強の普段着Tシャツ」選手権。

僕が普段着Tシャツに求める・汚れてもあまり気にならない・テンションが上がる自分が好きなデザイン、という2つの要素を満たすのが、古着のステューシーのTシャツです。