先日のこちらの記事では、あまり話題になっていないGAPの現行品の良さをご紹介しました。
価値が見出されているオールドGAP
今回ご紹介したいのは古着のGAP。ここ数年、主に90年代のGAPが「オールドGAP」と呼ばれ、市場価値が高まっています。
THE!90s!なGAP。5,280円#楽天古着ディグhttps://t.co/pP2HsvUCDD pic.twitter.com/9rdcqrHwWx
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) 2021年1月24日
古着屋さんのオンラインストアでも、「90年代」と銘打たれていることが多いです。
90年代 ギャップ GAP オールドギャップ デカロゴ ビッグロゴ アノラックパーカー メンズXL ヴィンテージ
¥7,590(記事執筆時の価格です)
90年代 ギャップ GAP ACTIVE WEAR オールドギャップ ハーフジップ フリースプルオーバー メンズL ヴィンテージ
¥6,050(記事執筆時の価格です)
90年代 ギャップ GAP GAP BLUE JEANS Gジャンタイプ スエードレザージャケット メンズL ヴィンテージ
¥9,790(記事執筆時の価格です)
ちなみに、タグはこんな感じ。
詳しい見分け方はこちらの記事で紹介されています。
オールドGAP”じゃない”古着のGAP
90年代のオールドGAPも確かに良いのですが、00年代以降のGAPにも銘品は多数存在します。例えば、渋谷のイケてる古着屋さん、シエスタのブログではこんな近年モノのGAPが紹介されていたりします。
近年もののGAPのモヘアニット。いいなぁ。こんなの掘り当てたいなぁ。#古着屋さんブログhttps://t.co/9LdkQuf418 pic.twitter.com/eGD9em0NJK
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) 2020年12月10日
こういった古着屋さんで買うのもいいんですが、更にお手頃で手に入れるのに好都合なのが、トレジャーファクトリースタイルなどのリサイクルショップ。
特にトレファクは定期的に訪れているので、これまで色々ディグってきました。
トレファクでオールドGAP”じゃない”古着のGAPをディグ
偶然にもこの冬、僕が気に入ってヘビーローテションしていたシャツとフリースはどちらもトレファクでディグったオールドGAP”じゃない”古着のGAPでした。
まずはこちら。なんてことないけど、なんかいい、コーデュロイシャツです。 同じような「なんてことない」コーデュロイシャツはユニクロにもあるんですが、GAPの方が「なんかいい」んですよ。
色も表情も「なんかいい」んです。コーデュロイという素材、ネイビーという色、そしてダブルポケットなどの仕様など、今の僕の気分にぴったりです。
ちなみにタグはこんなの。
ヴィンテージシャツのディテールが踏襲されていたりします。
もう1点、トレファクでディグったのがこちらのフリースのプルオーバー。
タグはこんなの。
お腹の部分にジップポケットがあり、このポケットは左右別々ではなく、中で繋がっています。
こんな感じでポケットに手を突っ込んだらなんかリラックスした気分になって「なんかいい」んです。
割と厚手で暖かく、冬の公園遊びによく着て行ってました。
お手頃価格でディグれるオールドGAP”じゃない”古着のGAP
一般的な古着屋さんだとそこそこなお値段になってしまっている90年代オールドGAPは、リサイクルショップならば古着市場よりも割安な値段でディグれることがあります。
オールドGAP”じゃない”古着のGAPならば、更にお手頃価格でディグれます。
今回ご紹介したフリースは900円。コーデュロイシャツは覚えていませんが1,000円ちょっとだったと思います。
もちろん、リサイクルショップは玉石混交なので、ディグること自体を楽しめる人じゃないと、ちょっと辛いかもしれません。
マイネクストヴィンテージを見つける遊び
最近の古着市場では、GAPの他にL.L.BeanやEddie Bauerなどの価値も高まっています。
今の古着屋でアバクロやホリスターあたりが出ててもあんまり嬉しくないと思いますが、ちょっと前まではGAPやL.L.BeanやWoolrichやEddie BauerやLANDS' ENDの年代の古くないアイテムは、同じとまでは言いませんがそれと似たようなポジションでした。 https://t.co/zLtbE0jTZQ
— 齋藤 (@saito_d) 2021年1月14日
軒先にある安物ラックの常連だったんですよね
— 齋藤 (@saito_d) January 14, 2021
こちらの連載でも紹介されているように、ネクストヴィンテージと呼ばれることが多いようです。
ここらへんのネクストヴィンテージアイテムは、これまで当ブログで何度もご紹介してきた原宿のプロップスストアでもよく扱われています。
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最近、マイネクストヴィンテージとして気になっているのがこのあたり。
こういう近年もののナイキ、絶対に名作が多数埋もれてる筈なんですよねー。ここらへんも積極的にディグっていこ。 pic.twitter.com/WGH1hISOMH
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) 2020年12月30日
最近気になってるのが、このアルマーニみたいなイタリアブランドのシャツ。当然生地も縫製も素晴らしいんですが、トレファクとかだと数千円だったりするんですよね。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) 2020年11月9日
襟もプレーンなデザインなものが多いので、「普通服」としても十分使えると思います。#楽天古着ディグhttps://t.co/lKYwSuninF pic.twitter.com/h7SM5jQGwt
昨日のトレファクディグで気になったエンポリオアルマーニ。素材も仕立ても一級。でも今は完全にニーズがなくて安いんですよねー。特に2枚目のコーデュロイシャツはかなり良かったです。ここらへんは掘っていったら奥が深そうです。 pic.twitter.com/8qFYtGYBj7
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) 2021年1月23日
定例トレファクディグで気になった、デザイナーズジーンズ。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) 2021年2月3日
順にD&G、アルマーニジーンズ、トム・フォード。
ザ・デザイナーズ!みたいなインパクトのあるデザインではなく、シンプルなのがいいなぁと思ってます。
ジーンズメーカーとは違う、独特の良さがありますね。引き続きディグっていきます。 pic.twitter.com/AZ9swovlSf
世間的に価値が高まるかどうかはわかりませんが、そういったことは関係なしにこういったマイネクストヴィンテージを見つける遊びも楽しいですよ。
以前の記事でもご紹介しましたが、服は値段が安ければ安いほど面白かったりするんです。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!