子供と遊んだり、ロードバイクに乗ったりするので、僕が着用するパンツは基本的に機能性重視。特に休日はストレッチ性に優れたワークマンのパンツや、動きやすくて丈夫なミリタリーパンツをよく穿いています。
View this post on Instagram
View this post on Instagram
高機能パンツ好きの僕がヘビロテするトラウザーズ
ですが最近、このスラックスをよく穿くようになりました。
View this post on Instagram
View this post on Instagram
トレジャーファクトリースタイルで購入した、ランバンスタジオのトラウザーズです。2,500円くらいでした。
僕の大好きな原宿のプロップスストアで、最近アルマーニやゼニアといったブランドの古着のトラウザーズを提案していたことからも影響されています。
View this post on Instagram
View this post on Instagram
ランバンはフランスの老舗メゾンブランド。ですが、このランバンスタジオというブランドは聞き覚えがありませんでした。
調べてみると、どうやら日本の創作屋というメーカーがつくっていたライセンスブランドのようです。ヤフオクで創作屋のタグが付いたランバンスタジオの商品をいくつか発見しました。
創作屋は1946年創業のメーカー。今や衣料品は中国をはじめとしたアジア諸国での生産がほとんどですが、創作屋は日本国内の工場で高品質なスーツやコートなどのメンズ重衣料を生産しているようです。
View this post on Instagram
View this post on Instagram
低価格商品では味わえない上質さ
僕が購入したトラウザーズが創作屋の商品かどうかはわかりませんが、元々はかなり高価な商品だったのだろうな、ということは伺えます。
で、この生地がかなり上質なんです。 肌触りがとても良いことに加え、非常に軽くてしなやか。なので、穿いていてとてもラクチンなんです。
ポケットなど、ディティールは至って普通のスラックス。
アイロンをビシッとかけて着用するのがこのトラウザーズの本来の姿でしょうが、普通に洗濯機で洗濯して、ノーアイロンにスニーカーでラフに穿くのがなんかいいなぁと思っています。
裏返してみると、この表情。逆に裏側の方が格好良いのでは?と思えるくらい、生地と裏地の配色が素敵です。太もも前面の裏地はシルクでしょうか。この生地の肌触りが最高に気持ちいいんです。
また、最近の低価格商品では簡略されがちなディティールの数々が、このトラウザーズの元値の高さを感じさせます。
特に驚いたのがこのディティール。太ももの摩擦を低減し、脚の運びを良くするためでしょうか。裏地を用いたパーツが股下につけられています。
裾の後部は擦り切れ予防のための補強が。また、裾で折り返された生地はシルエットが崩れないように、切り込みが入れられています。
切り込みは前側にもあり。
上品なのに機能的
このような凝ったディティールの数々や、上質な生地も関係しているのでしょう。このトラウザーズの穿き心地はとても良好。公園などで子供と遊んでいてもノーストレスで走ったりしゃがんだりできます。
本来こういったトラウザーズに求められるのは落ち着きのある上品なデザインで、機能性を追求してつくられたワークマンのパンツなどとは正反対のはずなんですが、機能性を追求したパンツに負けず劣らずの快適性があるという不思議なアイテムです。
ですが、1つだけ欠点があります。それはとてもシワが付きやすいということ。畳んでおくと、かなりシワが付いてしまうので、ハンガーに吊るしての保管がマスト。元々はアイロンをかけるべきアイテムなので、これは仕方ないですね。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!