山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

なぜ今たくさんのファッション好きがこぞってメルカリで服を買っているのか。

 

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 最近、僕が服などを買うのに利用しているのは主に

・古着屋

・リサイクルショップ

 そして、

・メルカリ

です。あ、たまにヤフオクも利用していますが。

以前の記事でもご紹介しましたが、僕がメルカリで探しているのは90年代J-POPアイテムような、ちょっとクセのある半分ネタ的なモノがメイン。

 
 
 
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 面白いアイテムが見つかったときは、たまにツイッターでもご紹介しています。

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生粋のファッション好きもハマるメルカリ

ですが、メルカリで見つけられるのはネタ的アイテムばかりではありません。

当ブログでも何度もご紹介して横浜仲町台の洋品店Euphonicaの店主、井本さんもメルカリで様々なアイテムを入手されているようですが、僕とは視点がかなり違います。

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ネタものメインの僕とは違い、井本さんは世のファッション好きも認める名品を、お手頃な価格で掘り出しています

 
 
 
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マニアもびっくりのレア物も見つかる

井本さんに対抗する訳ではありませんが笑、僕も名品と呼ばれるアイテムをメルカリで掘り出すこともあります。例えば、アメリカのアウトドア系バッグブランド、MEIの90年代アメリカ製のバックパック。質実剛健なつくりが、現在展開されているMEIの商品とは全く違い、今もファンが少なからず存在しています。

 
 
 
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また、先日は90年代のコムデギャルソンオムプリュスの中でもファンからの人気が高い、1997年秋冬コレクション「THE MAGIC OF BIAS」のシャツを入手しました。

 
 
 
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アレキサンダー・マックイーンがモデルとして出演してことでも知られるこのコレクションは、ほぼ全てのアイテムの生地がバイアス(斜め45度)で使われています。

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https://www.pinterest.jp/pin/258957047304201648/

バイアスであることががわかりやすいチェック柄のアイテムがほとんどで、僕が持っているのもこのコレクションのアイテムもチェック柄のものばかりで、無地はかなり珍しいと思います。

 
 
 
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メルカリで銘品と出会える理由

では、今のメルカリではなぜマニアでもびっくりするような銘品と出会えるのでしょうか?

その理由が、以前の古着Tシャツの記事でもご紹介した、メンズファッション誌OCEANS7月号のオンライン古着屋さん「anytee」を主宰している高橋龍さんと、北千住の古着屋さん「髭」の店主、山口駿さんとの対談で語られています。 

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現在の古着の流通についての話題で、高橋さんがこう語ってます。

たぶん、いいTシャツとかアメリカ製古着が今どこに集まっているのかと言うと、僕らくらいの世代の、今は服にあんまり興味がなくなった人のクローゼットだと思うんですよ。それが結局メルカリとかに出品され売買される

つまり、10代、20代のときにファッションに熱中し、良いモノを買っていた人たちが今オジサンになり、様々な理由でモノを手放すために使っているので、メルカリに良いモノが集まっている、という訳です。 

例えば、僕の友人も体型上の理由で銘品をメルカリに出品しています。

他にも様々な理由があるでしょう。 僕が先日、プラモデルをメルカリに出品しました。その理由は興味が薄れてしまったから。僕と同じような理由で服をメルカリに出品している人も沢山いるのでしょう。

以前の記事でもご紹介しましたが、メルカリの登場によって若い人も簡単に過去の名作を見られる、買える環境ができています。

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ファッションはどうしても最新のトレンドや高価なブランドアイテムが価値基準になりがちですが、時間もブランドも関係なく、良いモノが良いと評価され、次代に残っていけるようになったことはメルカリに感謝したいですね。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです!