最近、僕が服などを買うのに利用しているのは主に
・古着屋
・リサイクルショップ
そして、
・メルカリ
です。あ、たまにヤフオクも利用していますが。
以前の記事でもご紹介しましたが、僕がメルカリで探しているのは90年代J-POPアイテムような、ちょっとクセのある半分ネタ的なモノがメイン。
View this post on Instagram
View this post on Instagram
View this post on Instagram
面白いアイテムが見つかったときは、たまにツイッターでもご紹介しています。
#メルカリディグ
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) 2021年4月26日
北島三郎「感謝」キャップ!これはいいすね! https://t.co/HM2q7rzgnr
#メルカリディグ
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) 2021年7月7日
僕がバイトしてた約20年前のオールドユニクロ!
このタイプは長年展開してたから、かなりのバリエーションがあるでしょうね。 https://t.co/79iskWWnzw
生粋のファッション好きもハマるメルカリ
ですが、メルカリで見つけられるのはネタ的アイテムばかりではありません。
当ブログでも何度もご紹介して横浜仲町台の洋品店Euphonicaの店主、井本さんもメルカリで様々なアイテムを入手されているようですが、僕とは視点がかなり違います。
ネタものメインの僕とは違い、井本さんは世のファッション好きも認める名品を、お手頃な価格で掘り出しています。
最近はメルカリなどで掘り出し物が相次ぎ、正直困っています。
— Euphonica 横浜仲町台の洋品店 (@Euphonica_045) 2021年7月11日
信じられないような上物が、これまた信じられない価格で出てきまして。
今回入手したのはハイキングシューズの名品アヴォリアーズ。
パラブーツの復刻品ではなく、ガリビエール名義で、おそらくは90年代に生産されたものです pic.twitter.com/pfXegsMPMJ
View this post on Instagram
先日のシルバノマッツァに続き、PRO-Kedsのニューヨーカー(コロンビア製・未使用品)を格安で入手しました。
— Euphonica 横浜仲町台の洋品店 (@Euphonica_045) 2021年7月1日
ノスタル爺まっしぐらです。 pic.twitter.com/1qGeoPjf9E
マニアもびっくりのレア物も見つかる
井本さんに対抗する訳ではありませんが笑、僕も名品と呼ばれるアイテムをメルカリで掘り出すこともあります。例えば、アメリカのアウトドア系バッグブランド、MEIの90年代アメリカ製のバックパック。質実剛健なつくりが、現在展開されているMEIの商品とは全く違い、今もファンが少なからず存在しています。
View this post on Instagram
また、先日は90年代のコムデギャルソンオムプリュスの中でもファンからの人気が高い、1997年秋冬コレクション「THE MAGIC OF BIAS」のシャツを入手しました。
View this post on Instagram
アレキサンダー・マックイーンがモデルとして出演してことでも知られるこのコレクションは、ほぼ全てのアイテムの生地がバイアス(斜め45度)で使われています。
https://www.pinterest.jp/pin/258957047304201648/
バイアスであることががわかりやすいチェック柄のアイテムがほとんどで、僕が持っているのもこのコレクションのアイテムもチェック柄のものばかりで、無地はかなり珍しいと思います。
プリュス98AWバイアス期パンツ。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) 2018年6月8日
妻「ピエロみたいだね」
僕「褒めてる?ディスってる?」
妻「(無言)」 pic.twitter.com/vcLJMTosV3
View this post on Instagram
メルカリで銘品と出会える理由
では、今のメルカリではなぜマニアでもびっくりするような銘品と出会えるのでしょうか?
その理由が、以前の古着Tシャツの記事でもご紹介した、メンズファッション誌OCEANS7月号のオンライン古着屋さん「anytee」を主宰している高橋龍さんと、北千住の古着屋さん「髭」の店主、山口駿さんとの対談で語られています。
古着好きの皆さん、今月のOCEANSのanytee @dragonftw と北千住の古着屋さん髭の古着Tシャツ対談は面白いので是非読んでみて下さい。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) 2021年5月27日
今の驚異的な古着Tの高騰はそろそろ頭打ちかも、的な事も語られています。https://t.co/wXPDY7kE3F pic.twitter.com/1PewKbQEJH
現在の古着の流通についての話題で、高橋さんがこう語ってます。
たぶん、いいTシャツとかアメリカ製古着が今どこに集まっているのかと言うと、僕らくらいの世代の、今は服にあんまり興味がなくなった人のクローゼットだと思うんですよ。それが結局メルカリとかに出品され売買される
つまり、10代、20代のときにファッションに熱中し、良いモノを買っていた人たちが今オジサンになり、様々な理由でモノを手放すために使っているので、メルカリに良いモノが集まっている、という訳です。
例えば、僕の友人も体型上の理由で銘品をメルカリに出品しています。
超秘蔵のPOLO JEANSのジーパンを出品した。ラルフ・ローレンはすごい。とにかくディテールの鬼。こんなの他に見たことない。売りたくない。でもキツいから穿けない。悲しい。フリマで譲ってくれたタジさん、見てたらごめんなさい。次に引き継ぎます。 pic.twitter.com/nqPSYPpatg
— 齋・e・藤 (@saito_d) 2021年6月4日
超お気に入りのジーパンをメルカリで泣く泣く出品した。何故ならキツいから。 pic.twitter.com/87KPsgphX6
— 齋・e・藤 (@saito_d) 2021年6月15日
他にも様々な理由があるでしょう。 僕が先日、プラモデルをメルカリに出品しました。その理由は興味が薄れてしまったから。僕と同じような理由で服をメルカリに出品している人も沢山いるのでしょう。
8歳長女が生まれてから、子供たちが大きくなったらまた飾ろう、と思ってダンボールに仕舞っていたガンプラ。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) 2021年6月8日
結構前から興味がかなり薄れてしまっていることは自覚していましたが、面倒なので放置していました。
今日、重い腰を上げてメルカリに出品してみました。売れるかな? pic.twitter.com/v4orgiG2m1
以前の記事でもご紹介しましたが、メルカリの登場によって若い人も簡単に過去の名作を見られる、買える環境ができています。
ファッションはどうしても最新のトレンドや高価なブランドアイテムが価値基準になりがちですが、時間もブランドも関係なく、良いモノが良いと評価され、次代に残っていけるようになったことはメルカリに感謝したいですね。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!