リユースショップディグでお宝発見!
座談会でもお馴染みのツイッター友達、齋藤さん(@saito_d)の影響を受けてハマったリユースショップディグ。暇を見つけてはトレジャーファクトリーやセカンドストリート、ブックオフなどのリユースショップ、リサイクルショップで「自分だけのお宝探し」をしています。
リユースショップディグに行っても、多くの場合は徒労に終わります。リユースショップは商品数がとても多いので、「これは!」と思うような服にはなかなか出会えません。
ですが、ここ数ヶ月でホームラン級のアイテムを2つ掘り当てしました。まずはこちら。ヴィヴィアン・ウェストウッドのシャツです。
ファッション史に残るデザイナーですね。70年代のパンクスムーブメントを索引したデザイナーであり、それ以降も不滅と言える人気を誇っています。
ヴィヴィアン人気根強いですねぇ。着てる若者あんまり見ませんが、専門学校に行けばいるんでしょか?以前行使を務めていた専門学校ではデザイナーズ着てる子はほとんどいませんでしたが。 https://t.co/CMRgX8WkVU
— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2018年6月19日
僕が本格的にファッションにハマった90年代終盤にも大きなブームがありました。こちらは1998年のストリートスナップですが、こんな感じのコーディネートは良く見かけましたね。
定点観測・第213回 Guest #int213 ストリートファッション マーケティング ウェブマガジン ACROSS(アクロス)
僕も好きだったのですが、いかんせんコムデギャルソンよりも高価だったので服には手が出せず、1,000円くらいで買えるライセンスもののハンカチで我慢していました。
そんな僕にとって憧れの存在であるヴィヴィアンのシャツをトレジャーファクトリーの非ブランドもののラックから掘り出したときの嬉しさは格別でした。しかもダメージの無いミントコンディションで3,480円(だったかな?それくらいです)という超リーズナブルプライス。
そして昨日も同じトレジャーファクトリーでディグったのがこちら。アニエスベーのブルゾンです。
いやー格好良いですね。着たら更に格好良いです笑。特にデザインのポイントになっているririジップがいいですね。ririについてはこちら↓で。
アニエスベーは最近再注目されており、渋谷や原宿の感度の高い古着屋さんで取り扱いが増えています。
そんなアニエスベーもオンラインブランド古着屋ならばお手頃価格で手に入れられるという記事を以前書きました。
この記事を書いたときは、結局気になったアイテムを買おうと思ったときには売り切れていて買えなかったので、それ以降は楽天市場やメルカリ、ヤフオクなどで頻繁にディグっていました。
今回トレジャーファクトリーで掘り出したアイテムは2,980円。楽天市場やメルカリ、ヤフオクの相場よりも格安でした。そして当たり前ですが実際に試着してから購入できるので、ネットで買うよりも圧倒的に安心感と納得感がありました。
ちなみにこのアニエスを買った日に、こちらも掘り出しました。
当ブログでご紹介したこともある、爆笑問題の田中裕二さんの実兄である田中啓一さんがデザイナーを務めてたコムデギャルソンオムオムのシャツです。
かなり惹かれたのですが、現在メルカリで狙っているシャツもあるので泣く泣く断念しました。
リユースショップディグはファッションマニアの終着点?それとも病気?
トレファクやセカストのメリット
— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2017年11月2日
・予想もしていなかった商品に出会える
・しかも安い
・探す楽しみがある
いわゆる古着屋って既にセレクトされている状態なので、探す楽しみってあまりないんですよね。
多分、服好きな人で今トレファクやセカスト巡りを楽しんでいる人って多いと思うんですよね。これが今後の日本のファッションに与える影響って少なくないじゃないかなーって思ってます。
— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2017年11月2日
僕も含めてですけど、古着ファンは一般的な古着屋を離れてセカストに行くようになってきてるんですよ。「掘る」楽しみがあるんです。もはやバイヤー的な感覚。欲しいものを買いに行くんじゃなくて、宝探しというアクティヴィティに金を出してる。インスタでも同じ趣味の人たちでかなり繋がってます。
— 齋藤 (@saito_d) 2017年11月2日
日本って世界一手軽にオシャレな服が手に入る国だと思いますが、その環境に飽きちゃっている人が多いんでしょうね。時間や手間を費やしても「掘る」体験を楽しみたい。
— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2017年11月2日
古着漁りって、掘り当てたときのカタルシスやアドレナリンの出具合のせいでギャンブル的かつ麻薬的な快感があるので、欲しいものや必要なものが無くても漁りに行きたくなってウズウズするんですよ。こうなってくると「ファッション」とは完全に別物になってきます。僕はもうそうなっています。
— 齋藤 (@saito_d) 2018年7月30日
リユースショップディグはただ単純に服を買う楽しみだけではなく、探す楽しみ、そして見つけたときの圧倒的な快感があるです。 齋藤さんのご指摘の通り、僕にとってもリユースショップディグは趣味を超えた病気的な存在になってしまっているのかもしれません。
リユースショップディグ膨大な商品のなかから自分好みの商品を掘り出さなければならないので、「膨大な時間」あるいは「目利き」が必須です。ディグ上級者の齋藤さんはラックにかかった状態のTシャツを見るだけでアメリカ製のアイテムをピックアップができるそうですが、その目利きができるようになるまでは相当の経験が必須でしょう。なので、多くの人にオススメできる趣味ではありませんが、もしかしたらリユースショップディグはファッションマニアの終着点の1つではないかな、と思っています。もちろんリユースショップディグ以上の「高み」があるのかもしれない、というかあって欲しいですけどね。
最後までご覧いただきありがとうございました!