山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

大阪の「古着屋十四才」の店主さんと話して共感した「ディグ」の楽しさ。

・ワンアンドオンリーな古着屋「古着屋十四才」

先々週は実家の神戸に帰省していました。
それを利用して、デカトロンの大阪のお店に行ったことは以前ご紹介しました。

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今回の帰省で最も楽しみにしていたのが、とあるお店へ行くことでした。それがこちら。

当ブログで何度もご紹介している、大阪アメリカ村にある古着屋さん、「古着屋十四才」です。
古着屋十四才の魅力はなんといっても唯一無二のセレクトです。こんな個性的な商品、他のお店ではまず見られないでしょう。

 
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まさにワンアンドオンリーな古着屋さんで、このお店の存在を知ってからずっと行きたく仕方なかったのですが、古着屋さんに行くためだけに大阪に行くのもなかなか難しいので、帰省を心待ちにしていました。
先日の記事でもご紹介しましたが、僕が昔持っていた鈴木あみのTシャツが古着屋十四才のインスタグラムにアップされ、そのすぐ後に僕がブックオフで全く同じTシャツをディグる、という奇跡的なこともありました。

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・カオスな場所にあるカオスなお店

お店はアメリカ村の三角公園から徒歩3分くらいのところにあります。
 
ショウザンビルという古着屋が多数入居している雑居ビルのなかです。並びにはオトナなお店もあったりしてカオスな雰囲気。

初めての人はちょっと入りづらい雰囲気かもしれません。

古着屋十四才の店頭です。

らんま1/2Tシャツがお出迎え。

入り口から覗いた店内はこんな感じです。(撮影許可いただいています)

なかに入って圧倒されたのはその商品量。上掲のインスタグラムのような商品が、山のように並べてあるのです。嬉しくなって一枚一枚、じっくり見させてもらいました。お邪魔したのは平日の夕方で他にお客さんもいなかったので、店主さんとじっくりとお話もさせてもらえました。

 僕がずっと古着屋十四才に行きたくて行きたくて仕方なかったこと。古着屋十四才に影響されて90年代J-POPTシャツを集めていることなど、今まで積もりに積もった思いの丈をお伝えしました。

・店主さんに聞いてみた「どうやって仕入れてるの?」

僕が一番気になっていたのは、商品の仕入れです。過去記事でもご紹介しているように、最近僕は血眼になって90年代J-POPTシャツを探しています。

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ヤフオクやメルカリもほぼ毎日チェックしていますし、時間があればリユースショップにディグしに出掛けています。ですが、古着屋十四才で取り扱っているようなアイテムにはなかなか出会えません。
しかも古着屋十四才の商品はどれもとても状態がいいのです。20年、下手したら30年くらい前のアイテムでも、デッドストックやそれに近い綺麗な状態の商品ばかりです。

 
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仕入れについて店主さんにお聞きしたところ、買い付けをお願いしている複数のバイヤーさんがおられ、そのバイヤーさんと相談しながらどんなアイテムを仕入れるか決めているそうです。店主さんもバイヤーさんの買い付け力には舌を巻いているそう。
ちなみに売れる売れないの差が結構激しいらしく、店主さんの好みを優先した商品はなかなか売れないことがあるそうです。最近ではインスタグラムでこんなことをコメントされていたりします。


それに対し、最近よく売れるのは、ミュージシャンものだそうです。

 
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・ディグする楽しみを感じてもらいたい

最近僕はリユースショップなどでのディグにハマっていますが、店主さんもディグする楽しみを多くの人に感じてもらいたいと考えているそうです。
僕も以前は渋谷や原宿などの古着屋さんでのディグも楽しんでいたのですが、最近はあまり楽しくありません。
その理由は、そういったオシャレな古着屋さんだと置いている商品がオシャレなものばかりで面白みがないからです。
お店にもよりますが、リユースショップは置いてある商品の9割以上が自分にとっては全く価値のないものです。
そんななかで自分好みの商品を掘り当てるまでに膨大な手間と時間が必要なのですが、掘り当てたときの嬉しさが格別なんです。
しかも、そうやって掘り当てた服は唯一無二の存在なのでとても愛着が湧きます。街でカブることもまずありえないでしょう。自分らしい、自分だけの服装ができるのです。
普通の服屋さんを巡るのも楽しいんですが、
リユースショップディグはそれとは別次元の楽しさがあります。
昨日は1歳次男が手足口病で保育園を休みました。ずっと家にいるのも退屈ですし、1歳次男は車に乗っていると結構寝てくれるので昨日は郊外のリユースショップを3軒もはしごしてしまいました。


先日の記事ではたんぽぽハウスについてご紹介しましたが、リユースショップにはそれぞれ個性があります。そこらへんのことも近々記事でご紹介する予定です。
そして僕も、少しでも多くの人にディグする楽しみをお伝えできたらと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました!