山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

下北沢の入りやくてゆっくり選べる古着屋さん12店と、貝出汁スープが美味しいのラーメン屋さん。【トーキョーディグ】

10年以上住んでいるにもかかわらず、まだまだ知らない場所ばかりの東京を、僕なりにディグ(掘り起こし)っていく新企画【トーキョーディグ】。前回の記事はこちらです。

www.yamadakoji.com

 

下北沢の入りやすくて選びやすい古着屋さん

第2回目のディグの舞台は下北沢です。

近年の古着ブームにより、古着屋さんの数が大幅に増えた下北沢。

今回は個人的に「お手頃価格のTシャツを2〜3枚入手する」必要があったので、そのリサーチも兼ねて周った下北沢の古着屋さんの中から、下北沢初心者、古着初心者にも入りやすくて選びやすく、価格も比較的手頃な古着屋さんを12店ピックアップしてご紹介します。

この記事でご紹介している全てのお店の場所は、グーグルマップのマイマップで共有しています。

京王井の頭線と小田急線が乗り入れている下北沢駅。

当ブログでは東西に走る京王井の頭線を境に北側を北口、南側を南口とします。

 

デザートスノー下北沢5号店

まず、南口からご紹介していきます。

下北沢駅東口を出て右手、入口のマクドナルドがある商店街を歩いていくと、最初に現れる古着屋さんが、デザートスノー下北沢5号店です。

デザートスノーは町田がルーツの古着屋さんですが、現在では下北沢だけでも6店舗を展開しています。

古着屋さんというと、雑多な印象が強いかもしれませんが、デザートスノーはどの店舗もラルフローレンのシャツならラルフローレンのシャツのように、アイテムやブランド毎にきちんと分類されているので、目当てのアイテムがある場合は非常に探しやすいのが特徴です。

西海岸 ANCHOR 下北沢店

デザートスノー下北沢5号店から更に商店街を進んでいくと、登場するのが西海岸 ANCHOR 下北沢店です。この間口の広さからもわかるゆったりとした店内には、下北沢の古着屋さんの中でも比較的お手頃価格の古着が数多く並んでいます。アイテム別に陳列されているものの、デザートスノーのようにブランド別には分けられていないので、古着屋さんならではの宝探し感覚が味わえます。

西海岸は福岡が拠点の古着屋さん。東北から九州まで、全国で展開しており、最近では原宿の明治通りのサマンサタバサ跡地に2フロアの店舗を出店したところ。

 

デザートスノー下北沢3号店

そして商店街を更に奥に進むと、デザートスノー下北沢3号店があります。下北沢にあるデザートスノーは、どのお店もスタッフさんの元気な声が印象的です。

原宿シカゴ 下北沢店

更に進み、餃子の王将がある辻を左手に曲がると見えてくるのが原宿シカゴ 下北沢店。東京の古着屋さんの草分け的存在です。僕的に、原宿シカゴの雰囲気や品揃えが、アメリカものの古着屋さんのスタンダードという印象。

この下北沢や3店舗ある原宿のお店を含め、僕が東京で最も古着を購入してきた古着屋さんが原宿シカゴではないかと思っています。

トレファクスタイル下北沢店

餃子の王将の辻に戻り、CoCo壱番屋がある筋を進んでいくと現れるドン・キホーテ下北沢店を通り過ぎた角を右に曲がると、トレファクスタイル下北沢店。他のトレファクスタイル同様、ブランドものや、国内買取のレギュラー古着が中心ですが、店内入ってすぐの場所がアメリカものの古着のコーナーになっています。

 

KINJI下北沢店

ドン・キホーテがある通りに戻り、ゲームセンターがある角を曲がって左手の小さい筋に入るとKINJI下北沢店があります。KINJIは大阪が拠点の古着屋さんで、東京では原宿の明治通りにもお店を構えています。買い取りも行っており、広い店内には多種多様なブランド、デザインの古着が並んでおり、本気でディグるとなると、かなりの時間が必要になるでしょう。実際、今回Tシャツをディグっていた僕も相当な時間をこちらのKINJI下北沢店で費やしました。

西海岸 ANCHOR下北沢2号店

KINJI下北沢店の斜め前の小道を下北沢駅方向に進み、右手に見えるのが最近西海岸 ANCHOR下北沢2号店

こちらも最近新しくできたお店です。

 

デザートスノー下北沢4号店

続いて、北口です。下北沢駅東口を出て左手のスーパーマーケット、ピーコックがある通りを右手に進み、突き当りを右に曲がるとデザートスノー下北沢4号店があります。

トレファクスタイル下北沢東口店

その通りを更に進むと、トレファクスタイル下北沢東口店が。先程ご紹介したトレファクスタイル下北沢店に比べるとコンパクトなお店です。

 

デザートスノー下北沢2号店

ここから、これまでと比べちょっと長めの移動。下北沢駅方面へ戻り、吉野家がある辻を右に曲がり、細めの坂道を登っていくと見えるのがデザートスノー下北沢2号店

僕がこの↓失敗をしてしまったのは、実はデザートスノー下北沢2号店でした…

WEGO下北沢店

坂道をもう少し登るとWEGO下北沢店。このお店、今回ご紹介した中でも個人的にかなり好きなお店です。広い店内は他のWEGO同様オリジナルの新品もあるものの、品揃えのほとんどは古着でその量はかなりのもの。キャラクターものやスポーツものなど、テイストごとに商品が分けられていて見やすいのも特徴。お手頃価格の古着だけでなく、1着数万円のTシャツなんかも並んでいるので、たまに値札を見てびっくりすることがあります笑。

デザートスノー下北沢ガーデン店

WEGO下北沢店の前の小道を入っていくと、デザートスノーの下北沢最新店舗であるデザートスノー下北沢ガーデン店があります。他のデザートスノーの店舗同様、広い店内にきちんと分類された古着がラック狭しと並べられており、かなりの物量。あまり目立たない場所にあるせいか、お客さんの数が少なく、ゆっくりと品定めができる落ち着いたお店です。

 

貝麺みかわ

今回お昼ごはんでお邪魔したのが、貝麺みかわ

店名からも分かる通り、貝出汁のラーメン屋さんです。貝出汁ラーメンは新宿の貝出汁中華そば 貝香屋で出会って以来、すっかりハマってしまっています。

下北沢の貝麺みかわは以前から気になっていたのですが、お昼時に前を通ったら行列になっていることが多く、行きそびれていました。ですが、この日は行列はなく、すんなりと入店できました。

「鴨と貝の中華そば」や「貝麺」にも惹かれましたが、まずはベーシックなの、と思って選んだのは「中華そば醤油」。

席に張られているる紹介文。店主さんは福岡のホテルで日本料理店の料理長をされていたそうです。

こだわり。中華そばのスープはあさり、蛤、帆立の貝白湯がベースに、牛骨を炊いた牛白湯をブレンドしているとのこと。

下北沢だからでしょうか?隣の席にはラーメン屋のお客さんでは珍しい、お洒落な女の子。そして到着した「中華そば醤油」。僕的に紫玉ねぎがトッピングされているラーメンってハズレがないと思っているんですが、これは期待以上の味でした。これは並んででも食べたくなる美味しさ。

席にウエットティッシュが備えられているのも嬉しいポイント。

今後必ず再訪して、他のメニューも食べてみたいと思いました。