少し前のことになりますが。こんなツイートを目にしました。
Kurt Cobain - 最後のインタビュー
— FiaRivo (@fiarivo) July 14, 2019
『お金で幸せは手に入らない』
『やらなければいけないことがある』 pic.twitter.com/esjd7oMT9b
ロックスター、そしてファッションアイコンとしても今も多くの人の心に残り続けるカート・コバーンの生前最後のインタビューだそうです。1分ちょいの短い動画ですが、手早く済ませたい人向けに前半部分のスクリーンショットを撮りました。
地位も名誉も巨万の富も手に入れたカート・コバーンが幸せを感じていたのは、リサイクルショップでのディグだったとは驚きです。
リサイクルショップディグはアクティビティである
リサイクルショップのディグ(掘り出し物探し)の楽しさは、当ブログでも以前からご紹介してきました。
もちろん僕とカート・コバーンではリサイクルショップディグに見出している価値観の基準が全く違うでしょう。
↑の過去記事でもご紹介している通り、僕がリサイクルショップディグにハマっているのは探す楽しみと見つけたときの圧倒的な快感があるから。長年服好きを続けているといつの間にか「ファッション不感症」のようになってしまいます。たいていの服は着たことがあるし見たこともある。普通の服屋でテンションが上がることは年々少なくなってきています。
ですが、たんぽぽハウスのような雑多な商品が山のようにあるリサイクルショップのなかから予想外の商品を見つけることならばテンションが上がるのです。
これはもはや、買い物ではなくアクティビティなのかもしれません。
トレファクやセカストのメリット
— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2017年11月2日
・予想もしていなかった商品に出会える
・しかも安い
・探す楽しみがある
いわゆる古着屋って既にセレクトされている状態なので、探す楽しみってあまりないんですよね。
古着漁りって、掘り当てたときのカタルシスやアドレナリンの出具合のせいでギャンブル的かつ麻薬的な快感があるので、欲しいものや必要なものが無くても漁りに行きたくなってウズウズするんですよ。こうなってくると「ファッション」とは完全に別物になってきます。僕はもうそうなっています。
— 齋藤 (@saito_d) 2018年7月30日
僕も含めてですけど、古着ファンは一般的な古着屋を離れてセカストに行くようになってきてるんですよ。「掘る」楽しみがあるんです。もはやバイヤー的な感覚。欲しいものを買いに行くんじゃなくて、宝探しというアクティヴィティに金を出してる。インスタでも同じ趣味の人たちでかなり繋がってます。
— 齋藤 (@saito_d) 2017年11月2日
昨日の記事でご紹介したオールドコーチなんかは完全に「予想もしていなかった商品」です。
ちなみにたんぽぽハウスのようなリサイクルショップは行くのにもディグするのにも時間がかかってしまいますが、手早くディグできる上にジャンクな感覚たっぷりのリサイクルショップはオンラインにもあります。
ここでのディグの記録はツイッターの#今日のBIG2ndでご紹介しています。
最後までご覧頂きありがとうございました!