山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

アメリカ企画のチャンピオンやグラミチが日本で買えなくなるかもという噂。

こんにちは。兼業主夫/ファッションアナリスト/ワークマン公認アンバサダーの山田耕史(@yamada0221)です。
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少し前ですが、横浜仲町台の洋品店Eauphonicaさんの質問箱で興味深いやりとりがありました。

発端となったのは、日本でのファッションブランドビジネスを語る上で切っては切れない存在である、大手総合商社のライセンスについてです。 

 

日本のコンバースはパチもん?

ファッションブランドと商社のライセンスに関して最も知られているのが、↑の質問でも触れられている伊藤忠商事のコンバースについての事例でしょう。質問への回答でも詳しく解説されていますが、ウィキペディアのコンバースの項目にも記載されているので、要点をピックアップします。

日本国内で、「コンバース」ブランドのシューズを伊藤忠以外の者が独自に輸入または販売した場合、伊藤忠が日本国内において独占的に所有する「コンバース」ブランドの商標権を侵害するため、違法となる。

2011年8月に東京税関において、日コンバースからの米CONVERSEシューズに関する輸入差止申立てが受理され、それ以後は販売目的ではない個人輸入に関しても、全て税関で没収されることになった。個人が海外で直接買ったものを国内に持ち込む場合も、税関で没収される恐れがある。

ja.wikipedia.org

もちろん、コンバースはアメリカ発祥のブランド。アメリカのコンバースがいわば本家本元の筈ですが、日本ではアメリカのコンバースはコンバースと認められない、という不思議な事態になっているのです。

なので、並行輸入をはじめとした米コンバース企画の商品は日本では販売することはできない…はずなのですが、Amazonでも楽天市場でも米コンバースの商品が普通に売っていました笑。「本物のオールスター」という呼び声高い、人気のCT70というモデルです。

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この楽天市場のページでも紹介されているように、日本企画のオールスターとは仕様が大きく違っており、特に1年位前にはインスタグラムなどで人気が高まっていました。

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ファッション好きの中からは、日本企画のコンバースはコンバースとして認めない、という意見はよく聞こえますし、日本の総合商社が海外のブランドのライセンスを取得して日本で展開することに反感を持つ人も少なくありません。

確かに、伊藤忠のコンバースの件の詳細などを知ればそう思う気持ちも理解はできます。コムデギャルソン好きの僕に当てはめてみると、日本では川久保玲の精神が全く反映されていないライセンス商品しか買えない、みたいなイメージでしょうか。だとしたら、「そんなコムデギャルソンなんてパチもん!」と感じるかもしれません。

ですが、僕はアメリカ企画のコンバースに対してそれほど思い入れがある訳ではないので、「アメリカ企画の方がなんかテンション上がるけど、別に日本企画でも構わない」くらいのスタンスでした。

 

 ガンホーもコンバースと同じ運命に?

今回の質問箱では、ガンホーも伊藤忠がライセンスを取得したことに触れられています。

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ガンホーは、アメリカのテキサス州で1972年に創業したブランド。ワークパンツなどのワークアイテムが人気で、日本でも数多くのアメカジショップやセレクトショップでも取り扱われています。

現在、楽天市場やAmazonなどでは普通に並行輸入商品が購入可能ですが、こちらもそのうち買えなくなるかもしれません。

ガンホー GUNG HO ベイカーパンツ キャンプファティーグトラウザー (アメリカ製 米国製 CAMP FATIGUE TROUSER コットンダック)
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GUNG HO/カーゴパンツ MADE IN U.S.A. #401B RIPSTOP 6POCKET (BLACK)
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人気のチャンピオンの並行輸入も買えなくなる?

同じ方からと思われる投稿では、アウトドアプロダクツやチャンピオンの並行輸入に対しても規制が強化されるということにも触れられています。

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現在大人気のチャンピオンもガンホー同様現在ではAmazonや楽天市場などで数多くの並行輸入商品が購入可能です。

並行輸入のメリットで真っ先に挙げられるのが、日本でも展開されているのと同じ、あるいは似た商品が比較的安価で購入できること。また、同じ商品でも海外企画は大きいサイズを中心にサイズ展開が豊富だというメリットもあります。

【チャンピオン】CHAMPION POWERBLEND CREWNECK SWEAT パワーブレンド フリース クルーネックスウェット S0888 [並行輸入品]
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¥15,800円
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また、日本企画ではなかなかお目にかかれない、個性的なデザインや仕様の商品が楽しめるのも、海外企画商品のメリットです。例えばこのチャンピオンのホッケーシャツやスニーカー、そしてアウトドアプロダクツのデイパックはアメリカ企画だそうですが、どれも個性的。特にアウトドアプロダクツのデイパックは普通に欲しいと思えました。

Champion USA チャンピオン ホッケーシャツ ゲームシャツ
¥7,150
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[チャンピオン] スニーカー USAモデル RALLY LOCKDOWN CP100241M グレー [並行輸入品]
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僕の愛用するグラミチが買えなくなる!?

とはいえ。チャンピオンもアウトドアプロダクツも僕の大のお気に入りブランドという訳ではないので、ここまでの質問箱の内容を見ても「ふ〜ん」くらいにしか思っていませんでした。

ですが。この内容を見て大慌てしました。

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僕が夏場、ほぼ毎日着用しているのは米Amazonで購入したアメリカ企画のグラミチのナイロンショーツです。現在、ブラックとオリーブの2着を所有して日替わりで穿いている状態ですが、手持ちの2着が穿けなくなってしまった場合、代替が手に入らない可能性が高くなってしまったのです。

www.yamadakoji.com

これまでは対岸の火事的な総合商社のライセンス問題でしたが、ここに来て僕にも火の粉が飛んでくるようになりました。もちろん、正式発表があった訳ではないので、あくまでも噂レベルなんですが。

グラミチ、日本企画でも良い商品を出してくれるんならいいんですけど、最近の動向を見ているとどうもあまり期待が持てそうにないんですよね…。

 

いつまでも 買えると思うな 海外企画

以前、レッドキャップのワークシャツをアメリカのAmazonから購入したことをご紹介しました。非常にお買い得価格で入手できたのですが、この方法もいつまで使えるのかわからない、とある程度は覚悟しておいたほうが良さそうです。

www.yamadakoji.com

 ということで、今回得た教訓としては

いつまでも 買えると思うな 海外企画

てな感じでしょうか。

とはいえ、自分の気分なんかいつ変わるかわかりませんし、もっと良い商品が見つかる可能性も十分あるから、買い溜めはちょっと躊躇われるんですよね。下着なんかの消耗品は別として。ここらへんの悩みは尽きることはなかなかなさそうです。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです!