山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

【2023年秋冬新作】これがワークマンの定番ダウンジャケット。ワークマン×山田耕史「リペアテック洗えるフュージョンダウンフーディー」徹底レビュー。

ワークマンならではの機能性と、誰でも着やすいシンプルでベーシックなデザインが融合した、ワークマンの定番的ダウンジャケットです。

ラグジュアリーの殿堂「VOGUE」が「高見え」企画をするこんな世の中じゃ。

目次 「VOGUE」が提案する「高見えバッグ」記事にツッコミ多数 「VOGUE」=異次元のラグジュアリーワールド 「高見え」「ユニクロ」 ファッションには「憧れ」が必要不可欠 // 「VOGUE」が提案する「高見えバッグ」記事にツッコミ多数 先日、僕のツイッター…

【2023年秋冬新作】ワークマンの最高峰。ワークマン×山田耕史「イージスフュージョンダウンジャケット」徹底レビュー。

目次 耐水圧20,000mm透湿度5,000g/㎡/24h シンプルでベーシックなデザイン 何かと便利な短めの丈 ロゴがない嬉しさ お値段5,800円(税込) ワークマンの2023年秋冬新作。 今回ご紹介するのは、ワークマン×山田耕史共同開発「イージスフュージョンダウンジャ…

1977年「POPEYE」で探る、スニーカーがファッションになった瞬間。

1977〜78年の「POPEYE」のスニーカー記事や広告を徹底紹介。 スニーカーがスポーツギアからファッションになる過渡期。 アディダス、プーマ、アシックス、ニューバランス、ヴァンズの歴史も深掘りしています。

【2023年秋冬新作】暖かく軽く動きやすく雨風に強く格好良い。これって最強じゃない?ワークマン×山田耕史「バズヒートストレッチ マシュマロレインフーディー」徹底レビュー

ワークマン×山田耕史「バズヒートストレッチ マシュマロレインフーディー」レビュー。 今季新登場の、柔らかい肌触りの「マシュマロレインシェル」は耐水透湿防風ストレッチUVカットと多彩な機能でTシャツ3枚分の超軽量。 丸っこいシルエットも良い雰囲気で…

「最後のストリートカルチャー」ピストが最高にクールだった2007年の記録。

目次 最後のストリートカルチャー、ピスト 「ブレーキなし。問題なし。」 藤原ヒロシとピスト 無駄の一切ないクールな機能美 大友克洋・寺田克也が描くジロ・デ・イタリア これからの自転車カルチャーとファッション 先週の“ファッションアーカイブ”では、19…

【2023年秋冬新作】定番の良さを改めて実感。ワークマン×山田耕史「超撥水シェフパンツ」徹底レビュー。

2023年秋冬新作、ワークマン×山田耕史「超撥水シェフパンツ」レビュー。 今季の3つ新色から、アイボリーをご紹介。 今や人気定番アイテム。無骨なシルエットや耐久撥水なども良いのですが、僕的には3WAYのウエストの仕様がとっても便利で気に入っています。

1981年のロサンゼルス自転車カルチャーと「POPEYE」が提案する自転車ライフスタイル&ファッション。

自転車特集の1981年「POPEYE」。 ロサンゼルスに新たに登場した自転車カルチャーを、多数の写真と共にレポート。 80年代ならではの軽井沢ツーリングの提案や、今の感覚でも新しいサイクルウェア×カジュアルファッションが見ものです。

【2023年秋冬新作】僕のイチオシ!ワークマン×山田耕史「M47タイプユーティリティカーゴパンツ」徹底レビュー。

テフロン加工が施された質感の良いナイロン生地と、合計10個のマルチポケットが魅力のワークマン×山田耕史「M47タイプユーティリティカーゴパンツ」。

ラルフ・ローレン“徹底解剖”第二章 カルチャー編。トミー・ヒルフィガーとの激闘の末に訪れたヒップホップとの邂逅。

ラルフは何故ヒップホップやスケート等のカルチャーを愛する人達から熱烈に支持されるのか? その理由を探ると浮かび上がったのはビジネスのライバル、トミー・ヒルフィガーの存在でした

1995年のロサンゼルスのスケーターリアルスタイルとスケートシューズ30年史。

1995年のロサンゼルスで撮影されたスナップによるスケーターのリアルなスタイルと、「Boon」ならではのマニアックな分析による「スケートシューズ30年史」は見ものです。

ラルフ・ローレン“徹底解剖”第一章クリエーション編。「ファッション」ではなく「ライフスタイル」をデザインした、初めてのデザイナー。

・世界トップクラスの売上 ・その道のマニアにも支持される このように、普通な両立不可能な芸当を実現させているブランドは、ラルフ・ローレンだけだと思います。 ではそれを実現させている理由は? 調べてみると、ラルフ・ローレン自身にその理由があった…

90sモード系を席巻した「ミニマル」の本質的な意味をアートシーンから紐解く。

目次 「FINE BOYS」1998年11月号 良さが伝わるダーク・ビッケンバーグ広告 ナンバー44×ヘルムート・ラング×ルーディックライターの鉄壁コーディネート イマドキなリュウイチロウシマザキのカーゴパンツ ミニマルとミニマル・アート 抽象ではなく本質を表現す…

新しいファッションは過去にある。ファッションアーカイブを政治・経済・文化的に分析した読み物「山田耕史の“ファッションアーカイブ”」を始めました。

目次 今見ると新鮮なファッションアーカイブ ファッションを政治、経済、文化的な側面から分析 ファッション史に残る超弩級なお宝も公開 サブスクがお得です // 今年はじめの記事でお伝えした通り、「山田耕史のファッションブログ」の記事の中で、ファッシ…

【1985年】「Fine」に見る80sサーファーのリアルなファッションと、サーフカルチャーの歴史。

目次 ポリネシアで生まれハワイで育ったサーフィン 米軍と日本のサーフカルチャー サーフファッションのカリスマ達 80sサーファーのリアル冬ファッション サーフ×DCミックスの80sサーファー 毎朝湘南で波乗りをしているスポーツギャルのワードローブ 令和に…

【2023年度版】真夏日の下北沢で短パン率調査で判明。おじさんの短パン率は若者の4倍!

目次 イマドキの若者は短パンを穿かない! 7月の真夏日に短パンをガチ調査 下北沢のおじさんの短パン率は39% ムダ毛が気になるイマドキの若者 ムダ毛を気にするおじさんは少数 世代間のファッション観の違い // イマドキの若者は短パンを穿かない! 思えば、…

僕がコムデギャルソンに心を奪われた瞬間。コムデギャルソンオムプリュス1999年秋冬コレクション。

// 生まれて初めてのエッセイ ツイッターとインスタグラムではご報告しましたが、講談社の文芸雑誌「群像」7月号に、僕のエッセイが掲載されています。 講談社の文芸雑誌「群像」7月号に、なんと僕のエッセイが掲載されています。タイトルは「コムデギャルソ…

20471120、ビューティービースト…1990年代の日本でアヴァンギャルドなデザイナーズブランドが生まれた理由。

目次 1990年代のデザイナーズブランドブーム 1997年に80年代DCファッションがリバイバル? 90sデザイナーズブランド男子 「20471120が好きだから、なんとなく」 「爆発的に売れる」ジャパニーズデザイナーズブランド 儲けたいからやっているわけじゃない 90s…

【2007年】金!金!金!の時代。経済視点で考える、ディオール・オムのぴっちぴちスキニーパンツがリバイバルする可能性。

目次 コムデギャルソンオムプリュスの金色ローファー エディ・スリマン末期のディオール・オム ぴっちぴちのスキニーパンツ世界中で無双 日英服飾専門学生の個性強めなアイテム選び モデルの私服もスキニーパンツ スキニーパンツを中心に回る世界 ファッショ…

【1985年】DCブランドと「普通の古着」が織りなす、時代を超える普遍性のあるファッション。

目次 新鮮に見えるDCブランドファッション フォーマル感が強かったメンズファッション DCブランドアイテムのアクを抜く「普通のジーパン」 コムデギャルソンを魅力的に見せる「普通の古着」 「ドッカーズ」展開前夜のリーバイス「ドッカー・パンツ」 Jプレス…

【1987年】DCブランド×ケミカルウォッシュジーンズ。今新鮮な80sの大ヒットファッション。

目次 「チェックメイト」1987年9月号 高田賢三直々のコーディネート指南 「人気DCブランドベスト10コレクション」 民事再生法を申請した人気DCブランド 今でもいけそうなアバハウスのトラッドコーディネート モデル時代のマーク・パンサー ポップなDCブラン…

【1986年】語り継がれないDCブランドブームの格好良さと、実は優秀だったビジネスモデル。

目次 「ナンバーワン」の日本経済がもたらす豊かさ プラザ合意による円高不況と公定歩合引き下げ バブル景気は1988〜89年 テーラードジャケットが定番アウター 長続きしなかったアダルト志向のDCブランド DCブランド→マルイ系栄枯盛衰 憧れデザイナーズブラ…

【1995〜99年】Boonの「ページ端っこ広告」に見る、ハイテクスニーカーブームの熱狂と没落、バブル崩壊後の日本経済。

目次 貴重な情報源だったスニーカー広告 「ジャパン・アズ・ナンバーワン」からバブル景気に至るまで 認識されなかった「バブル」と、その崩壊 不良債権と住専問題 「Boon」とスニーカー ハイテクスニーカーブーム直前の「Boon」 読者プレゼントはアウトドア…

原宿が「裏原系」を生み出し、世界のファッションの首都となった理由。

目次 原宿が「東京の中のアメリカ」になった理由 原宿を燃やし尽くした山の手大空襲 東京の中にアメリカをつくる 東京に広がるアメリカのファッション 白洋舎が学んだアメリカ軍式クリーニング 原宿初の古着屋、クリームソーダ 「原宿ファッションの教祖的存…

戦後経済と「ジャパニーズ・デザイナー・アズ・ナンバーワン」。1982年にコムデギャルソンとヨウジヤマモトが起こした「中古感覚革命」。

書籍「ジャパン・アズ・ナンバーワン」は、当時絶好調だった日本の自動車産業や半導体産業に、アメリカ企業が学ぶべきことがあるはずだ、という内容でした。 「ジャパン・アズ・ナンバーワン」で挙げられた日本企業と同じように、いや、それ以上に、コムデギ…

どうしようもなくダサい?やっぱり格好良い?2007年の全身真っ黒&ぴちぴちスキニーパンツはリバイバルする?

目次 懐かしい どうしようもない時期のポパイ エディ・スリマン的スタイルがリバイバルするのはいつか 先日何気なくツイッターに「POPEYE」2007年2月号のストリートスナップ画像をアップしました。 ディオールオムが表紙の2007年POPEYEのストリートスナップ…

50代の「濃い」アメカジオジサンのルーツ。「渋カジ」が日本初のストリートファッションとなった歴史的背景。

「50代に「濃い」アメカジオジサンが多い理由」は、「1990年頃に流行した渋カジの影響が強い」という答えが当てはまりそうです。

「若者の短パン離れ」ではなく「アラフォーおじさんが短パン大好き」なだけ。

現在アラフォーのおじさんにとって、2010年頃にオシャレアイテムだった短パンは、今もオシャレアイテムと認識があるので好んで着用しているなのではないでしょうか。

【2023年新作】ワークマン「防水サーモリュック」は夏の外遊びに欲しかった保温保冷バックパック。

2023年春夏に新登場したワークマン「防水サーモリュック」はなかなか珍しい保温保冷機能を備えたバックパックです。

イマドキの若者は短パンを穿かない!下北沢の若者短パン着用率は4%。

最高気温30度のこの日、100人のうちたった4人しか短パンを穿いていませんでした。 短パン率4%。 これはもう、「若者は短パンを穿かない」と言ってしまっていい数字ではないでしょうか?