山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

銀座の百貨店&商業施設の屋上庭園巡り。ギンザシックスの屋上はまさに都会のオアシスでした。

10年以上住んでいるにもかかわらず、まだまだ知らない場所ばかりの東京を僕なりにディグ(掘り起こし)っていく【トーキョーディグ】

これまでの記事はこちらです。

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意外と多い東京の屋上庭園

大都市、東京には百貨店やファッションビルなど、無数の商業施設のビルが立ち並んでいます。

当然、ビルには必ず屋上が存在しており、東京都心では屋上が一般開放されている商業施設が意外と沢山あります。

ですが、そんな一般開放されている商業施設の屋上のことを知っている人は、割と少ないのではないでしょうか。

上のツイートでご紹介した屋上は僕が偶然見つけた所ばかり。

なので今回は、百貨店や商業施設が林立する東京の銀座で、魅力的な屋上庭園をリサーチしてみました。

今回の記事で登場している場所は、こちらのグーグルマイマップで共有しています。

 

銀座三越の銀座テラス

まず訪れたのは、銀座の象徴とも言える銀座三越。この建物は国の重要文化財にも指定されています。

www.mistore.jp

銀座三越の最上階は12階。

で、今回ご紹介するのは9階にある銀座テラスです。なので、のっけから屋上ではありません笑。

9階はレストランフロアになっており、その一部が屋外の施設になっています。

奥に見えるのはミキモトのビル。銀座テラスの中央は天然芝が敷き詰められています。

三越のマークがこんなに間近に。

芝生の脇には緑が。

流石、銀座の百貨店と思わせるような気品があります。

残念ながら、芝生は養生中で立ち入り禁止になっていました。かなり広いので、子供が走り回っても平気そうです。

芝生を囲むように、長いベンチが設けられています。ちょっとした軽食ならここでもできそうです。

 

三越の屋上にある神社

屋上の片隅に、予想外の施設がありました。

なんと、三囲(みめぐり)神社という神社があるのです。

三越の基となった呉服屋、越後屋を興した三井家の守護神が祀られているそうです。

大きなお地蔵さんも。

こちらは銀座出世地蔵尊というそうですが、その由来は明らかになっていないようです。

開運・出世・延命・商売繁盛のご利益があるということで、僕もお参りしておきました。

テラスから屋内に入るとレストランが並んでいるのですが、窓際にはテーブルと椅子が設けられています。

結構な席数。平日の朝イチだったせいもあり、ガラガラでした。コンセントなどはありませんが、ちょっとした休憩や仕事なら難なくこなせそうです。

もう少し寛げそうなスペースもありました。

同フロアには授乳室やキッズトイレもあり、子連れも安心して過ごせるようになっています。

 

松屋銀座のMGCテラス

次に向かったのは銀座三越に隣接する、松屋銀座

www.matsuya.com

銀座三越同様、屋上のワンフロア下の8階にあるのがこちらのMGテラス

かなりこじんまり。天然芝の広場…と言えるのでしょうか。これ。まぁでも他に呼び方も思いつかないので広場でいいですかね。

見上げるとダクトが。こういった、普段は見られない一面が垣間見えるのも、屋上(ここは屋上じゃないけど)の良さのひとつかなと思います。

広場の周りには百貨店らしいラグジュアリーな雰囲気のソファが並んでいます。

テーブルのある席も。これならお昼ごはんなんかも食べられそうです。

子連れには嬉しい手洗いスペースもあり。子供用の小さな洗面台もあります。

ゴミ箱、自販機も。自販機の商品バリエーションの少なさが若干気にはなりますが…

 

鶏と煮干しとはまぐりのラーメン

さて、そろそろお昼の時間が近づいてきたので、次なる目的地であるギンザシックスの裏手にあるラーメン屋、むぎとオリーブに向かいます。

こちらは以前から気になって目をつけていたお店。
twitter.com

オープン時間の11時半に行ったので、スムーズに店内に入れましたが、行列になっていることも多いそうです。

券売機。決済方法は現金のみ。

席につくと、お冷とウエットティッシュが供されます。スタッフの方に声をかければ、紙エプロンももらえます。

今回選んだのは、鶏・煮干し・蛤のトリプルSOBA(1,000円)。鶏も煮干しもはまぐりも大好きなので、その3つが合わさるとどんな味になるのだろう?と興味津津。

鶏とはまぐりを強く感じるスープ。僕の舌では煮干しはあまり感じられませんでしたが、とても美味しく、麺との相性も良好。

こちらのトッピング、ラーメンには珍しい長芋でした。こちらも良い塩梅。

他のメニューも是非食べてみたくなる、クオリティの高い一杯でした。

 

都会のオアシス、ギンザシックスガーデン

美味しいラーメンでお腹が満たされた後に向かったのが、ギンザシックス

ginza6.tokyo

こちらの屋上(やっと屋上!)にあるのが、ギンザシックスガーデンです。

ファサードを抜けて見えたのは…

これぞ屋上!な開放感のあるスペース。

思わず、ツイートしてしまいました。

屋上のメインになっているのが、こちらの芝生広場

広場と言えるくらい、十分なスペース。実際にこの芝生広場で子供を遊ばせている家族もいました。ギンザシックスガーデンの屋上はかなり広いので、子供を自由に遊ばせても安心だと思います。

そして、なんと言っても魅力的なのが、豊富な樹木の数々

都心のど真ん中とは思えないくらい、緑が豊富です。

しかも、ベンチなども数多く備えられており、ゆっくりと座って寛げる場所が沢山あります

まさに、都会のオアシスといった風情。

ゴミ箱も備えられています。

もちろん、ギンザシックスガーデンから見える風景も抜群。銀座の街並みの向こうに海が見える場所もあります

個人的に楽しいのが、他のビルの屋上が見えるというところ。

こういう室外機が並んでいるところとか、面白いんですよね。

このビルにはなんと、ショベルカーが入り込んでいました。こんなのは地上から見上げていてもなかなかわからない、屋上だからこそ見える光景でしょう。

向かいに見えるマネキンのあるビルは、ユニクロ銀座店。

銀座の目抜き通りである、銀座通りも一望できます。

屋上の一角には鳥居が。

こちらは火防の神で、関東大震災のときもこのギンザシックスの前身である松坂屋は無地だったそうです。

松坂屋は銀座初の百貨店だったんですね。知らんかった。

屋上からひとつ下のフロアである13階に降りる階段があります。

ここにも緑が充実。

自販機はこのフロアにありました。

13階はレストランフロア。ですが、このように一休みできるベンチもあります。

眺めは非常に良いんですが、雰囲気的に仕事とかをするのは場違いな感じです笑。

ギンザシックスには蔦屋書店もあります。

蔦屋書店をぶらぶらした後に、ギンザシックスガーデンで一休み、なんてのも良さそうですね。

 

銀座に行ったら訪れたいお店

さて、ギンザシックスがある銀座五丁目の交差点の斜向い。屋上にラオックスの看板があるビルがあります。

このビルのテナントとして入っているのが、#ワークマン女子

以前、こちらの過去記事で内覧会のレポートをお届けしています。

www.yamadakoji.com

このお店はは服だけでなく、基本的にオンラインストア限定のテントなどのキャンプギアも手に取って購入できるという特別なお店です。

そして、ギンザシックスの屋上から見えたユニクロ銀座店の裏にあるのが、ドーバーストリートマーケットギンザ

僕が敬愛するデザイナー、川久保玲が手掛けるセレクトショップです。

ドーバーストリートマーケットギンザについては書きたいことが沢山あるので、いつかまとめて記事にしたいと思っています。

 

東急プラザ銀座のキリコテラス 

そして、今回最後に訪れたのが、地下鉄銀座駅直結の商業施設、東急プラザ銀座

ginza.tokyu-plaza.com

東急プラザ銀座の屋上にあるのが、キリコテラスです。

超充実したギンザシックスを訪れた後だとちょっと見劣りしてしまいますが、これでも十分な屋上庭園だと思います。

街並みが眺められるベンチ。

エルメスのビルを上から見下ろせる場所なんて、なかなかありませんね。

広場は人工芝。

その一角にはテーブルと椅子が。

コロナ禍の影響でしょうか。現在はワーケーションスペースと銘打っているようです。テーブルにはコンセントも備えられていました。

ですが、僕が訪れたときは仕事をしている人はゼロ。子供を連れた家族やカップルで賑わっていました。

ゴミ箱もあり。

モエ・エ・シャンドンの椅子が備えられたスペースもありました。

 

個性豊かな屋上庭園

ということで、それぞれのビルによってかなり個性が異なる屋上庭園。

東京には銀座以外にも無数に百貨店や商業施設があります。

もっともっと面白い屋上庭園もあるでしょうから、今後もリサーチをして良さげなのがあればまた当ブログでご紹介しようと思います。