90年代のファッション誌を中心に、昔のファッション誌のアーカイブを兼ねてご紹介する企画、ファッションアーカイブ。
これまでの記事はこちらから。
引き続きご紹介するのはメンズノンノ2004年3月号です。
コムデギャルソン特別編集ビジュアルブック
個人的にとてもテンションの上がる特集。”コムデギャルソン特別編集 コムデギャルソン・シャツ ビジュアルブック”です。ギャルソン好きとしてはやはり”コムデギャルソン特別編集”というのがとても嬉しいポイント。
しかも。この左側のパッチワークのパンツ、持ってるんです。
あまりの派手派手で、これを着ると妻に嫌な顔をされるので、最近は自粛しています笑。が、来年の春あたりには久し振りに着てみたいなぁ。
この春着たい服。10年ちょい前に買ったギャルソンシャツのパッチワークパンツ。ご覧の通りド派手過ぎるのでこちらも最近穿いていませんでしたが、先日ご紹介したGUのワークジャケットと合わせたらアラフォーの今でも着られそうな気がします。 pic.twitter.com/2CilBZmVYL
— 山田耕史 (@yamada0221) 2018年2月15日
フレッドペリーとのダブルネームのポロシャツ。
ちなみに、コムデギャルソンシャツというブランドながら、展開しているアイテムはシャツだけではありません。アウター、パンツ、シューズ、バッグなどフルアイテムをラインナップ。デザイナーは川久保玲です。
個性的な柄のセットアップ。これ、2022年春夏の最新コレクションと言われても違和感は全くありませんね。それだけ、タイムレスな魅力を持っているのだと思います。以前、ユナイテッドアローズの栗野宏文さんは以前、コムデギャルソンのメンズは紳士服の基本的なポイントは絶対に外さない点を指摘していました。
ポロシャツの重ね着。左ページの氷を重ねたビジュアルも格好良いです。
ポロシャツの下にクルーネックの白Tシャツを着てるのも素敵ですね。
モデル達のヘアスタイルなどにも古臭さが感じられません。表層的な服のデザインだけではなく、川久保玲の持つ男性観も時代を超越して共感を得られる強さがあるのでしょう。
ちなみに、このパッチワークのパンツは49,500円。コムデギャルソンシャツはフランス製。日本製のコムデギャルソンは海外で買うと超高額になるので、海外の顧客の為に創設されたラインがコムデギャルソンシャツです。なので、コムデギャルソンシャツを日本で買うと、超高額。
ですが、2004年当時僕はパリに留学していて、このパンツもパリの百貨店で買いました。プランタンだったか、ギャラリー・ラファイエットだったか…いくらで買ったのかは覚えていませんが、日本で買うよりも2割くらい安かったような気がします。
美顔ケーキ、2004年にもあったんですね。
しっかりした内容のイサム・ノグチ特集
モノクロページは彫刻の巨匠、イサム・ノグチ特集。
有名作品、購入可能な作品、そして年表などかなりしっかりした内容。恥ずかしながら、イサム・ノグチについてはあまり知識が無かったので、非常に勉強になりました。
ミュージシャンインタビュー。
”トム・ヨークもデヴィット・ボウイもファンとして大絶賛”のブリティッシュ・シー・パワー。
音楽、映画。
若手時代のキム・ジョーンズ
本、DVD。
”ロンドンで最もアップカミングなデザイナー、キム・ジョーンズ”。
”卒業してビッグメゾンに行くつもりはなかったなぁ”と語っていますが、当時は本人もディオールなどのビッグメゾンのクリエイティブディレクターを歴任するなんて、思ってもみなかったかもしれませんね。キム・ジョーンズの左に立っているのは”右腕のPAW”だそうです。
コラム、投稿。
星占い。
中村獅童inディオール・オム
中村獅童さん。スタイリングは祐真朋樹さん。
ノースリーブのトップスとパンツ、アクセサリー全てディオール・オム。
このページもディオール・オムかな?と思いきや、ジャケットとパンツはマーク・ジェイコブス。スニーカーがディオール・オム、サングラスはレイバンでした。
田中麗奈さん。このルックはD&G。
ポールアンドジョー、ジル・スチュアート。
祐真朋樹のおこしやす京都
”スタイリスト祐真朋樹の”おこしやす京都””。祐真朋樹さんは京都出身。まずは寺社仏閣などの観光地。
飲食店など。
ファストフードやお菓子類。
第一旭は最近東京にも出店しました。
次回に続きます。