山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

トム・ブラウンが切り開いた新しいメンズスタイル。【POPEYE2009年9月号】

こんにちは。兼業主夫/ファッションアナリスト/ワークマン公認アンバサダーの山田耕史(@yamada0221)です。
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90年代のファッション誌を中心に、昔のファッション誌のアーカイブを兼ねてご紹介する企画、ファッションアーカイブ。

これまでの記事はこちらから。

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今回ご紹介するのはPOPEYE2009年9月号

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 2009年はどんな年だったのか

まずは2009年はどんな年だったのか、ざっと振り返ってみます。

新語・流行語大賞の年間大賞となったのは「政権交代」。第44回衆議院議員選挙で自由民主党と公明党が歴史的な大敗をし、民主党が大勝。麻生太郎内閣に代わり、鳩山由紀夫内閣が組閣されました。

また、豚インフルエンザが流行したのもこの年です。

ファッションに関しては、H&Mの日本上陸やGUの990円ジーンズ発売などにより、ファストファッションブームが本格化しました。

ゴールデンボンバーの「女々しくて」はこの年発売。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破が公開されました。

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サマーウォーズも公開。

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地上波アニメではけいおん!、『涼宮ハルヒの憂鬱』第2期などが放送。

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化物語のこのエンディングテーマは当時大好きでした。

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その他、公開された映画はこんなラインナップでした。

劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜

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おっぱいバレー

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ごくせん THE MOVIE

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しんぼる

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カイジ 人生逆転ゲーム

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マイケル・ジャクソン THIS IS IT

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アバター

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2009年がどんな年だったか、イメージができたのではないでしょうか。

 

表紙はトム・ブラウン

ここから改めてPOPEYE2009年9月号のご紹介です。表紙はトム・ブラウンが手掛けていたモンクレール・ガム・ブルー。スーツにツイードのダウンジャケットというコーディネートです。

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マイルドセブン広告。

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バーバリーブラックレーベル広告。

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当然この頃バーバリーブラックレーベルを展開していたのは三陽商会です。

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ディーゼル広告。下着のパンツが見えるくらい股上の浅いジーンズ

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コムデギャルソンの衝撃の広告

ブラックコムデギャルソン広告。

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あのコムデギャルソンが「手頃なプライス」というキャッチコピーを掲げた広告を出しているという異常事態。ファストファッションブームによるファッションの低価格化の波は、孤高のブランドコムデギャルソンにも影響を与えていたのです。

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KDDIの携帯電話、iida。

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右ページ、ディーゼル広告。ジーンズが細いですね。左ページ目次。

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右ページ、マルイなどで展開していたブラックバレット・バイ・ニールバレット広告。

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こちらのジーンズもかなり細身&激しい加工。

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右ページ、ビューティーアンドユース広告はクラシックマインドをアピール。

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メンズスタイルの新たなエポック、トム・ブラウン

巻頭特集はスタイリスト祐真朋樹さん。左ページは(三陽商会のライセンスではなくコレクションラインの)バーバリー。表紙のトム・ブラウンと同じく、ヘリンボーンのツイードが目を引くジャケット。

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”まずは自分をしっかり知ること。それが「なりたい自分になる」第一歩だと思うのだ。”

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両ページとも、当時トレンドセッター的ブランドだったランバン。

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左ページは表紙と同じトム・ブラウンによるモンクレール・ガム・ブルー。キルトステッチが入ったテーラードジャケットや、テーラードジャケットにショートパンツを合わせるスタイルは当時相当新鮮でした。

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右ページはプラダ。左ページはイヴ・サンローラン。

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キャスケットも今見ると新鮮なアイテム。長らく流行っていませんね。

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右ページはトム・フォード。左ページはトム・ブラウン。千鳥格子のテーラードジャケットのディテールを取りれたツナギという斬新なアイテム。

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続いて祐真朋樹さんによる2009年秋冬のベストルック。右からランバン、ラフ・シモンズ、ジル・サンダー。当時のジル・サンダーを手掛けていたのはラフ・シモンズです。

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イヴ・サンローラン、グッチ。

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モンクレール・ガム・ブルー、トム・ブラウン、プラダ。

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ハイウエストレボリューション。

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”数年続いたパンツの腰ばき、裾ずるずるスタイルも影を潜めて久しい。そこで登場したのがハイウエストスタイル”ということで、まず紹介されているのがやはりトム・ブラウン

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文中で”メンズスタイルの新たなエポックを感じるハイウエストスタイル”と紹介されているように、エディ・スリマンによるディオール・オムや、ナンバーナインによるロックスタイル人気がようやく終わり、トム・ブラウンが提案するニュートラッドスタイルが注目され始めたのがこの頃だということがわかります。

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とはいえ、ロックを感じさせるマスキュリンな雰囲気はまだ継続中だったようです。

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その他の祐真朋樹さんの注目していた物事。

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左ページは”人気沸騰中の<ワコマリア>”。

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こちらも当時大人気だったブランド、インパクティスケリー。

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京都とパリに関するエッセイ。

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ここで祐真朋樹さん特集は終わりです。

続きは次回。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです!