先日、この秋僕が最も頻繁に着用した「普通服」として、ワークマン☓山田耕史共同開発「超撥水シェフパンツ」をご紹介しました。
今回はその続き、トップス編です。
長い長い夏が終わり、涼しくなってきて嬉しいのが長袖、特にシャツが着られるということ。シャツは単純にアイテムとして大好きです。
で、この秋も僕にとってのシャツの普通服はやっぱりポロラルフローレン。
診察待ちで読書をしたいけど、鞄は持ちたくないし、暑くてアウターも着たくなかったので、ワークマンのマルチポケットベストで病院に。内ポケットにはハードカバー本も入ります。 pic.twitter.com/B6b9TTBFa4
— 山田耕史 (@yamada0221) 2021年12月1日
着心地がとても良いポロラルフローレンのシャツ
特に、この秋はしばらく遠ざかっていたチェック柄のシャツをよく着用しています。
↓の一番上はネルシャツなんですが、これの着心地がとても良いんです。
みんなちがって、みんないい。 pic.twitter.com/42dTMkXUV8
— 山田耕史 (@yamada0221) 2021年11月19日
ポロラルフローレンのシャツです。個人的に大好きなタータンチェック柄。
Mサイズですが、176cm65kgの僕でぴったり。その下はGB規格(中国国家標準規格)。「175/96A」は身長175cm、胸囲96cm、普通体型を表しています。
サイズタグの裏側にはアメリカで販売する場合に必要なRN表記(レジスターナンバー)が記載されています。
フィリピン製です。
品質タグは英語だけでなく、日本、中国、香港、韓国向けのものも付けられています。おそらく、世界中のどこで流通しても大丈夫なように、これだけ多様なタグが付けられているのだろうと思われます。かなり近年の商品でしょう。
前立にはこんなタグが付けられています。
生地は比較的薄手のライトフランネル。いわゆるネルシャツが、この生地の肌触りが素晴らしく良いのです。
ぱっと見はシンプルに見えますが、猫目ボタンやフラップ付きのポケットなど、ヴィンテージのワークシャツからインスパイアされたディテールを採用しています。
襟にはチンストラップが。
ちなみに、以前襟元のステッチを見ればある程度そのシャツのクオリティがわかる、という記事を書きましたが、このシャツのステッチもかなり高い精度です。
満足度が高いのにお手頃価格な訳
ラルフ・ローレンのオンラインストアで調べてみると、シンプルな無地のネルシャツは2万3千円でした。おそらく、このチェックのネルシャツも同じか、それ以上の価格でしょう。
過去記事ではトレファクなどのリサイクルショップでポロラルフローレンのシャツを買うことをご提案していますが、僕がこのネルシャツを買ったのは下北沢の老舗古着屋さん、シカゴ。2,000円くらいでした。
デザインの良さもさることながら、このシャツの着心地の満足感は、当たり前の話ですが2,000円というレベルを遥かに超えています。
ファーストリテイリングの資料によると、世界のアパレル製造小売業売上げランキングでラルフ・ローレンは7位。
業界でのポジション | FAST RETAILING CO., LTD.
巨大資本のスケールメリットによるコスト削減と、大量に流通している事によるレア感の無さのおかげで、お手頃価格で手に入れられるのでしょう。
とはいえ、こんなに良い服ならもっと高いお金を出さないとなんか申し訳ない、くらいに思えてしまいます。
満足度の高い普通服、ポロラルフローレン
稀代のヴィンテージマニアであるラルフ・ローレン御大。
ラルフ・ローレン御大、極太ヴィンテージデニムにデニムシャツとバスクボーダーTをタックインして、足元はサロモン。御大だからこその組み合わせですねぇ。 pic.twitter.com/CX7aQwwij3
— 山田耕史 (@yamada0221) 2020年5月12日
ラルフ・ローレンにはその御大のこだわりが詰まりまくったマニアックなデザインの服もありますが、一般的な古着屋さんやリサイクルショップに流通しているラルフ・ローレンは基本的にシンプルでベーシック。
当ブログや書籍「結局、男の服は普通がいい」でご提案しているシンプルでベーシックなデザインの「普通服」に当てはまるアイテムも多数存在しています。
気軽に手軽に手に入れられる、満足度の高い普通服、ポロラルフローレン。
お手頃価格という事もあり、汚れてもショックが少ないので、公園で子供たちと遊ぶときなんかにも重宝します。
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ラルフ・ローレンに関してはこちらの過去記事もどうぞ。