2021年春夏のワークマンでは2種類のスーツ(セットアップ)が発売されます。
基本的にデザインや仕様などは全く同じですが、それぞれ用いられている生地の特徴が違います。1つ目は、高いストレッチ性が最大の魅力であるソロテックス素材。こちらは既に発売されております。
SOLOTEX(R)(ソロテックス)リバーシブルジャケット(オンラインストア商品ページ)
SOLOTEX(R)(ソロテックス)2WAYパンツ(オンラインストア商品ページ)
実際に着用したレビュー記事はこちら。
そして、3月下旬発売予定の2つ目には高い通気性が魅力のドットエア素材が用いられています。
DotAir(R)(ドットエア)リバーシブルジャケット(オンラインストア商品ページ)
DotAir(R)(ドットエア) 2WAY(ウェイ)パンツ(オンラインストア商品ページ)
ドットエアスーツを着てロードバイクで走ってみた
最近は暖かい日が増えてきたので、着用してロードバイクで30分ほど走ってみました。
暖かくなったのでワークマンのドットエアスーツ(3月下旬発売)でロードバイクに乗ってみました。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) 2021年3月15日
かなり通気性が高いので風が通り抜ける心地良さ。ストレッチ性もあり、前傾姿勢や脚の動きも妨げません。
パッカブル状態で収納していたのでシワシワですが、洗濯してハンガーにかけてたら元に戻る筈。 pic.twitter.com/uhW3ZNJpjn
僕は会社員時代、8年ほど自転車通勤をしており、そのうちの6年間は往復40kmの道のりをロードバイクで通勤していました。
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当時は機能、デザイン、価格を兼ね揃えたウェアになかなか出会えず、様々なお店を探し回りましたが、今回のワークマンのドットエアスーツは現時点での最高の自転車通勤ウェアの1つだと感じました。
風が通り抜ける通気性
その理由はドットエアスーツの高い通気性です。
これからの季節、自転車通勤は暑さとの闘いになります。特に夏場はオフィスに到着するまでに、汗だくになってしまいます。
僕が自転車通勤をしていた頃は、オフィスに到着するとトイレに駆け込み、濡れタオルにミョウバン水とハッカ油をミックスした自作の制汗剤をスプレーして全身を拭き、下着のパンツとTシャツを着替えるという面倒な作業を行っていました。
ドットエアスーツの生地をよく見ると、無数の小さい穴が空いていることがわかります。
この穴による、まさに風が通り抜ける通気性の高さは自転車通勤の暑さを確実に和らげると思います。
ドットエアの特徴を公式サイトから引用します。
- 通気孔があるため、通気性に優れており衣服内を快適に保つ
- メッシュ調の素材が軽量感を演出
- 用途により耐久撥水や吸水加工の機能性付与が可能
もちろん、ドットエアスーツを着たら全く汗をかかない、という訳ではありません。ですが、一般的なスポーツウェアよりも通気性は高いので、快適性はほぼ確実にアップすると思います。
また、ドットエアスーツはストレッチ性も十分あるので、ロードバイクならではの上半身の前傾姿勢や、脚の運動の妨げにもなりません。
ドットエアスーツは自転車通勤用スーツ
自転車通勤に嬉しいディテールも満載。袖口や裾には邪魔にならないように、スナップボタンが備えられています。
裏返したブルゾン面にはスマートフォンなどの貴重品も安心して入れられるジップポケットが4つも備えられています。
パンツにもジップポケットが3つ備えられています。
そして、背面にはリフレクターも配されているので、夜道も安心。
更に、パッカブルにもなります。まさに自転車通勤用スーツと言えるでしょう。
ドットエアスーツは万能のスーツか?
とはいえ、ドットエアスーツが万能かと言えば、そうでもありません。
ソロテックススーツも含め、今回のワークマンのスーツは建築現場などのリアルワークシーンでも着られるスーツとして、機能性を最重視して開発されました。
僕は共同開発者として、ベーシックでシンプルなデザインとカラーを提案しました。ですので、こうやって着てしまえばパっと見は普通のスーツに見えます。
ですが、近づいてよくよく見てみると、明らかに一般的なスーツとは生地が違います。非常にスポーティな印象なので、スーツ屋さんで売っているようなこれまでの一般的なスーツと同じように着用するのは難しいと思います。
例えば、僕が以前働いていたITベンチャー企業なら、このドットエアスーツを着て仕事をしていても全く問題はないでしょう。
ですが、印象がカジュアル過ぎて完全にアウト、という業界や職種もあると思うので、ご注意下さい。
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