高い機能性がワークマンの魅力であることは、既に多くの方が知ることだと思います。ワークマンでは素材やディテール、そしてデザインも機能性を優先して開発されている製品が中心です。
それ故、日常的なカジュアルファッションには取り入れづらいイメージがあるかもしれません。
それを解決するのが僕の著書「結局、男の服は普通がいい」でオススメしている、シンプルでベーシックなデザインの「普通服」です。
「普通服」は流行り廃りの影響を受けにくいので長い間着られ、多くの人に似合います。
また、どんな服にも合わせられる高い汎用性があるので、機能性最優先のワークマンの製品との相性も抜群です。
新企画「ワークマンを普段着に」では、「普通服」にワークマンの製品をプラスすることで、高い機能性を違和感なく日常のカジュアルファッションに溶け込ませられることをご紹介していきます。
前回の記事はこちらです。
今なら買える「ドットエア2WAYパンツ」
今回ご紹介するのは「ドットエア2WAYパンツ」です。
DotAir(R)(ドットエア) 2WAY(ウェイ)パンツ(オンラインストア商品ページ)
こちらはソロテックススーツに続く、ワークマン✗山田耕史共同開発製品のスーツ(セットアップ)第2弾として、 既に詳細なレビュー記事でご紹介しています。
今回改めてまたご紹介するのは、最近店頭で「ドットエア2WAYパンツ」を見かけることが多くなってきたからです。発売後は瞬く間に店頭から姿を消しましたが、現時点でオンラインストアを確認すると、各サイズ、各色共に十分な量の在庫があるようです。
ですが、ジャケットの方はパンツに比べて店頭で見かけることもありませんし(たまに見かけることはあります)、現時点ではオンラインストアでの在庫も各色各サイズゼロ。
DotAir(R)(ドットエア)リバーシブルジャケット(オンラインストア商品ページ)
ですので、今回は「ドットエア2WAYパンツ」に焦点を絞ってご紹介します。
風が通り抜ける生地
「ドットエア2WAYパンツ」の最大の特徴は生地にあります。ユニクロと戦略的パートナーシップを組み、生地を共同開発していることでも知られる東レが開発した機能素材、ドットエアが用いられているのです。ドットエアの特徴を公式サイトから引用します。
- 通気孔があるため、通気性に優れており衣服内を快適に保つ
- メッシュ調の素材が軽量感を演出
- 用途により耐久撥水や吸水加工の機能性付与が可能
生地には無数の小さい穴が空いているので、通気性が抜群。以前の記事でもご紹介しましたが、ロードバイクに乗っても風が通り抜けるので非常に快適です。
ディテールを見ていきましょう。
ゴム&紐でラクチンなイージーウエスト。ベルトループも付いているのでタックインも可能です。
右ポケットの脇にはジップポケットが隠されています。
スマートフォンを入れるのにぴったりのサイズ。
膝部分にはダーツが入れられ、立体的なつくりになっています。
裾はスナップボタンで絞れるので、自転車のチェーンなどに当たって汚れてしまうことを防いでくれます。
たっぷり収納できる豊富なポケット
バックスタイル。パッと見は普通のスラックスです。
右側はジップポケットの上に、更にポケットが。
左側のフラップポケットも、
ジップ仕様になっています。
裏返して見てみると、ポケットの袋布はすべてメッシュ生地になっています。
通気性抜群です。
フロントポケットもメッシュ生地。
しかもパッカブル仕様。
249.5グラムです。
カジュアルウェアとしても十分活躍
「ドットエア2WAYパンツ」はスーツ(セットアップ)での提案がメインなので、フォーマルな印象が強いかもしれません。
ですが、カジュアルウェアとしても十分活躍してくれます。ストライプ柄のボタンダウンシャツにローテクスニーカーという、ベーシックなカジュアルアイテムにもすんなり馴染みます。
シャツは以前ご紹介した、ポロ・ラルフローレンのもの。
スニーカーはムーンスターのLOWBASKETです。
むしろカジュアルのほうが使えるかも
「ドットエア2WAYパンツ」の生地の見た目は非常に特徴的なものの、デザインは非常にシンプルでベーシックなので、こういったシャツだけでなく様々なアイテムとの相性が良好です。例えば、マウンテンパーカやナイロンブルゾンといった、スポーツやアウトドアアイテムと合わせても違和感はありません。
特にアウトドアでは、害虫や日焼けなどから肌を守るために、短パンを避けたいシーンは少なくないでしょう。
また、夏場になると涼しい短パンで過ごしたくなりますが、時と場合によっては短パンはちょっと…というシーンも、大人になるとよくあると思います。
そんなとき、パッと見は普通のスラックスに見える「ドットエア2WAYパンツ」は非常に役立つと思います。
僕の場合で言うと、子供の授業参観に行ったり、ファッション系ではない企業との打ち合わせであったり、また公園などの外遊び、そして上掲の記事のようなスポーツシーンなど、様々なシーンで活躍してくれそうです。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです