ワークマン×山田耕史共同開発2022年春夏新製品の中で、最初にご紹介したのが「SOLOTEX リバーシブルワークスーツジャケット」と「SOLOTEX 2WAYワークスーツパンツ」によるソロテックススーツ。こちらは2021年春夏、2021年秋冬から継続販売されている製品ですが、生地やディテールなどに様々なバージョンアップが加えられています。
夏場の現場作業で大好評のドットエアスーツ
そして、2021年春夏にはソロテックススーツ以外にもう1つ、スーツ(セットアップ)が発売されました。それが、「ドットエア2WAY ワークスーツジャケット」「ドットエア2WAY ワークスーツパンツ」によるドットエアスーツ。
ドットエアスーツは非常に通気性が高く、風が通り抜けるので、夏場の現場作業で大好評だったということを、ワークマンの中の人からお聞きしました。
また、夏場は汗だくになってしまう自転車通勤にも最適な製品でした。
暖かくなったのでワークマンのドットエアスーツ(3月下旬発売)でロードバイクに乗ってみました。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2021年3月15日
かなり通気性が高いので風が通り抜ける心地良さ。ストレッチ性もあり、前傾姿勢や脚の動きも妨げません。
パッカブル状態で収納していたのでシワシワですが、洗濯してハンガーにかけてたら元に戻る筈。 pic.twitter.com/uhW3ZNJpjn
高通気性織物ドットエアがアップデート
そもそもドットエアとは、東レが開発した機能織物のことで、以下のような特徴があります。
・通気孔があるため、通気性に優れており衣服内を快適に保つ
・メッシュ調の素材が軽量感を演出
・用途により耐久撥水や吸水加工の機能性付与が可能
こちらがドットエアの紹介ムービーです。
今回ご紹介する2022年春夏製品では、このドットエア生地がアップデート。
高い通気性はそのままに、以前よりも生地のハリとコシが増して、質感が高まっています。
ドットエアジャケットは機能を大胆にアップデート
さて、まずは「ドットエア2WAY ワークスーツジャケット」を見ていきましょう。
やはり目立つのは、テーラードジャケットには本来付けられることのないフード。フードは現場作業では用いられることが多い、まさにワークシーンに必須のディテールだそうです。
こちらはスナップボタンで着脱可能です。
フードを外すと、端正なテーラードジャケットに早変わり。
袖口にはロールアップ用のスナップボタンが付けられています。ここを留めておくと、捲くり上げた袖がずり下がりにくくなります。
現場での機能性の高さを最重視するワークマンならではの機能です。
機能性重視のアクティブモード
2022年春夏製品では一般的なスーツスタイルに近く品のある印象のスーツモードと、現場作業などで活躍する機能性重視のアクティブモードが設定されています。
こちらがアクティブモードです。
首元に設けられているボタンを閉じられるようになっています。
これで、インナーのシャツやネクタイが汚れにくくなります。
また、裾のポケットのフラップは中へしまい込むことができます。
フラップのひらつきが防止できます。
ワークマン×山田耕史共同開発製品の最重要ポイントである、シンプルでベーシックなデザインは、2022年春夏モデルの「ドットエア2WAY ワークスーツジャケット」でも当然踏襲されています。
テーラードジャケットの特徴的なディテールである背面裾の切り込み、ベントも備えられています。
通気性と軽量性が更にアップ
フロントをガバっと広げてみると、2021年春夏製品との違いが顕著になります。
2021年春夏のドットエアスーツはリバーシブル仕様でしたが、2022年春夏製品ではリバーシブル仕様は廃止されました。
その理由は通気性と軽量性を更に高めるためです。
左胸裏側には内ポケット。
そして、右胸裏側にもジップの内ポケットが設けられています。
こちら、内ポケットだけでなく、ポケッタブルに収納するときのバッグの役割も果たします。
本体を折り畳んで収納すると、こんなにコンパクトに。ジャケットであることを表すタグも付いています。
「ドットエア2WAY ワークスーツジャケット」には通気性だけでなく、他にも防汚やUVカットなどの機能が満載。
家庭の洗濯機で気軽に洗えるメンテナンスの楽さも見逃せません。
シンプルデザインに隠された機能の数々
さて、お次はセットアップ製品である「ドットエア2WAY ワークスーツパンツ」のご紹介です。パッと見はシンプルでベーシックなデザインのスラックス。
ですが、「ドットエア2WAY ワークスーツパンツ」にも多彩な機能の数々が隠されています。
まず、ウエストはベルトループに加え、背面がゴム、そして内側には紐が通されているので、自分の好みに合った穿き方が可能。
ウエスト内側のロゴはシリコン製で、中に入れたシャツがずり上がるのを防止してくれます。
右ポケットの脇には、ジップポケットが隠されています。
スマートフォンや鍵を入れるのに最適です。
「ドットエア2WAY ワークスーツパンツ」にはストレッチ性のある生地が用いられていますが、膝が立体的なつくりになっており、脚の屈伸がしやすさが更に追求されています。
シンプルな後面に隠されたアクティブモード
後面もパッと見はシンプル。
ですが、よく見るとまずポケットが3つあることに気付きます。
右側にはポケットが2つ。
下のジップポケットの袋布を取り出すと、工具ホルダーが登場。
これが「ドットエア2WAY ワークスーツパンツ」のアクティブモードです。
また、後面左側のポケットは、ポケッタブルに収納するときのバッグの役割も果たします。
かなりコンパクトになります。
そして裾にはジャケット同様、スナップボタンが付けられています。
こちらも袖同様、まくり上げた裾のずり下がりを防止する役割があります。
用途に合わせて着方が選べる
僕(176cm65kg)がLLサイズを着用。ドットエアスーツは、用途に合わせて着方が選べるのが魅力です。まずはスーツモード。
ジャケットのポケットのフラップを入れ込んでみました…が、これくらいだと間違い探し状態で、どこが変わっているのかわかりませんね笑。
ですが、袖と裾をまくり上げると随分印象が変わるだけでなく、腕や脚の自由度がかなり高まります。
そして、フードを付け、ジャケットの首元のボタンを留めてアクティブモードに移行します。
こうすると、下に着ているインナーの汚れが防げますし、自転車のときなどに襟元がバタつきにくくなります。
フードは大きめなので、ヘルメットの上でも被れます。
ジャケットとパンツ合わせて4,800円(税込)
「ドットエア2WAY ワークスーツジャケット」のお値段は2,900円(税込)。
「ドットエア2WAY ワークスーツパンツ」は1,900円(税込)。
ジャケットとパンツ合わせて4,800円(税込)。
カラーバリエーションはグリーンに加え、ネイビーとブラックの3色展開。
4月発売予定です。