昨日公開したワークマン初のスーツの記事。
公開する前から、この製品は絶対に衝撃的だろうなと思っていましたが、やはり皆さん驚かれたようです。
まさかのソロテックス!!衝撃のリバーシブル!Σ(゚д゚;)
— ヨシヤ (@yoshiya69) 2021年1月19日
これで3000円切るの意味がわからんな…。 https://t.co/tRBOgByHzG
これはちょっとすごい https://t.co/RLqfMU8XBC
— 齋藤 (@saito_d) 2021年1月19日
ここまで来ましたか…。絶対買います! https://t.co/JmM08ez44P
— shin (@shin35033322) 2021年1月19日
今回は「SOLOTEX リバーシブルワークスーツジャケット」とセットアップで着用可能なパンツ、「SOLOTEX 2WAYワークスーツパンツ」をご紹介します。
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ソロテックスの高い機能性
ジャケットの記事と重複しますが、まずは商品名にも冠されているソロテックスのご説明から。
スキニーパンツなどのストレッチ生地には、ほとんどの場合ポリウレタンが用いられていますが、ポリウレタンは劣化が避けられないというデメリットがあります。
その代表的な例がスニーカーの加水分解です。ポリウレタンが用いられた服もこれと同じように、劣化は避けられません。
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ですが、ソロテックスにはポリウレタンが用いられておらず、劣化しづらいのにストレッチ性が高いという特徴があります。
ソロテックスは帝人フロンティアが開発した機能素材です。その特徴を公式サイトの記述を引用します。
従来のポリエステル、ポリウレタン、ナイロンでは表現できなかった、ソフトな風合い、ストレッチ、発色の良さ、ソフトなクッション性…。「ソロテックス」の数々の特性は、しなやかなバネのような、らせん状の分子構造から生み出されます。さらに他の繊維とも複合しやすく、相手となる繊維の特性を活かしながら、新たな感性や機能性を加えることが可能です。「ソロテックス」は、あらゆるものの着心地や使い心地を快適にする、無限の可能性を秘めた繊維です。
https://www2.teijin-frontier.com/product/post/1/
「SOLOTEX 2WAYワークスーツパンツ」と「SOLOTEX リバーシブルワークスーツジャケット」に用いられている生地には以下の機能があります。
・耐久撥水
・ストレッチ
・イージーケア
・ウォッシャブル
・防汚
究極のシンプルデザイン
さて、 「SOLOTEX 2WAYワークスーツパンツ」を見ていきましょう。
「SOLOTEX リバーシブルワークスーツジャケット」もそうでしたが、パッと見のデザインは極めてシンプルでベーシック。これ以上ないと言っていいくらい、普通の服です。
カラーもジャケット同様ブラックとネイビーの2色展開で、今回ご紹介しているのはネイビーです。
ジップ開きのフロントにはボタン。
ベルトループが付いているので、シャツの裾をタックインしてもサマになります。
ですが、ウエストの後方にはゴムが入れられているイージーウエスト仕様なので、ベルトレスでの着用も可能。部屋着はもちろんのこと、外出着でもやっぱりイージーウエストはラクチンなので着用回数も多くなります。
”FieodCore”のロゴはゴムのような素材になっており、タックインしたシャツがずり上がりにくくなっています。
フィット感を調節できる紐も付いているので、ベルトレスでもウエストがずり下がりません。
シンプルなデザインから想像できない収納力の高さ
脇ポケットは一般的なスラッシュポケット。ですが…
右の脇ポケットを見ると…
目立たないコンシールファスナーが付けられています。ということは…
ここにもポケットがあるんです。スマートフォンを入れるのに丁度いい大きさ。保育園送迎で自転車に乗るときなど、パンツによっては脚の上下でスマートフォンが落ちてしまわないか心配になることがありますが、このファスナー付きポケットなら安心です。
ひっくり返して見てみると、このファスナー付きポケットの袋布はメッシュ生地になっています。
夏場は生地が重なっている部分は通気性が悪くなり蒸れてしまうことがありますが、この仕様なら蒸れにくいでしょう。
後ろのポケットも見ていきましょう。
右後ろポケットにもファスナーが。
そして、その上にも小さなポケットが設けられています。こちらもスマートフォンを入れるのに丁度いい大きさ。
左後ろのフラップポケットにもファスナー付きの安心仕様。
後ろ側も裏返してみました。前と同じく、小さめのポケットにはメッシュ生地が用いられています。また、左右でポケットの大きさが違うのも面白いですね。
一見シンプルなデザインなのに、ここまで収納力が高いパンツはなかなか存在しないのではないでしょうか。
左後ろのポケットに押し込むかたちで、パッカブルにできます。小さくすると13インチのMacBookの半分くらいの大きさに。
重量は293グラムでした。
そして、ジャケット同様裾にボタンが付いていて、絞れるようになっています。自転車に乗ったときにパンツの裾がチェーンに触れて汚れてしまった経験がある人は少なくないと思いますが、少しでもこうやって絞ることができると、汚れる危険性はかなり少なくなるでしょう。
すっきりとしたスマートなシルエット
LLサイズを着用してみました(176cm65kg)。ジャケット同様、Lサイズも着用可能でしたが、カジュアルに着たかったのでLLを選択。
すっきりとしたスマートなシルエットです。
昨日もご紹介しましたが、「SOLOTEX リバーシブルワークスーツジャケット」と合わせるとこんな感じ。
「高機能☓ラクチン☓シンプルデザイン」という理想が実現したパンツ
ここまでご紹介してきたように、高い機能性も 「SOLOTEX 2WAYワークスーツパンツ」の魅力ですが、僕的にはこの究極に近いレベルのシンプルでベーシックなデザインが「SOLOTEX 2WAYワークスーツパンツ」の一番の魅力だと思っています。
昨年発売した初の書籍のタイトル通り、僕は「結局、男の服は普通がいい」と思っています。
ワークマンの製品はガチのワーカーに役立つ高い機能性が魅力。ですので、これまでの共同開発製品では既存のワークマンの商品から機能とは関係のないデザインをできるだけ取っ払ってもらってきました。
実は、ワークマンにもシンプルでベーシックなデザインの「普通服」は少ないながらも存在します。その中で僕が最も気に入っていたのが、こちらのチノパンツ。ですが、こちらは980円(税込)という低価格重視の製品ということもあり、ワークマンならではの高い機能性は盛り込まれていません。
「SOLOTEX 2WAYワークスーツパンツ」はマルチな用途のポケット、パッカブルなどの高い機能性を備えた上に、ストレッチ性の高い生地やイージーウエストで着ていてラクチン、そして究極に近いレベルのシンプルでベーシックなデザインという、まさに僕の理想のパンツと言える製品です。
↑の記事でもご紹介していますが、こういったシンプルなデザインのパンツは合わせる服や靴を選びません。
テーラードジャケットはもちろんのこと、ダウンジャケットでもスウェットでもカーディガンでもTシャツでも、どんな服とも違和感なく合わせられてしまいますし、着る人のキャラクターや年齢も選びません。あらゆるファッションのベースになることができるアイテムです。
長持ちして長年着られる1,900円(税込)
で、気になるお値段は1,900円(税込)。おそらく、ソロテックス素材を用いたロングパンツでは最安値だと思います。
ポリウレタンを用いたストレッチパンツは着用し続けているとどうしても膝やおしり部分の生地がよれてきてしまいますが、ソロテックスはよく伸びてしっかり戻る特性を持っている上に形態安定性が非常に高いので、シルエットが崩れにくいという嬉しい特徴があります。
つまり、長持ちして長年着られるということ。安いからと言って、使い捨てではありません。
今はまだ「SOLOTEX 2WAYワークスーツパンツ」を日常的に穿くには少し寒いですが、春になったら毎日のようにヘビーローテションする予定です。夜寝るときも、朝晩保育園送迎するときも、昼に仕事をするときもずっと着用して、どんな変化が出るか試してみるつもりです。
もし、製品にマイナスイメージが付くような状態になっても、当ブログあるいはツイッターで忖度一切なしで包み隠さずご報告するつもりです。
追記:着用レビュー記事を公開しました。
もう1型ワークマン☓山田耕史スーツが発売されます
さて、昨日と今日でワークマンのスーツ(セットアップ)「SOLOTEX リバーシブルワークスーツジャケット」「SOLOTEX 2WAYワークスーツパンツ」をご紹介しましたが、2021年春夏のワークマンではもう1型ワークマン☓山田耕史共同開発スーツが発売されます。そちらも近日中(多分来週)にご紹介予定です
「SOLOTEX リバーシブルワークスーツジャケット」「SOLOTEX 2WAYワークスーツパンツ」に負けない魅力がある製品ですので、お楽しみに!
追記:記事公開しました。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!
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