ワークマンのテントを手に入れてから、キャンプ熱が高まっている山田家。
5月、6月とキャンプ続き。
そして、今月もキャンプに行ってきました。今回の行き先は千葉県。
本日のキャンプはこちらで!
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2022年7月23日
廃校になった学校を利用したキャンプ場。
今から校庭にテントを張ります。 pic.twitter.com/jBoKayKFCA
とても楽しかったので、キャンプ場や↓の川遊びの詳細はまた当ブログでご紹介するつもりです。
Yeah! めっちゃホリディ pic.twitter.com/S87TbLokOG
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2022年7月24日
プールで着たリネンシャツが快適だった理由
今回は、キャンプ場に向かう道中にあるプールで遊びました。
本日は千葉にキャンプ!
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2022年7月23日
その前にプールでひと遊び。 pic.twitter.com/kRmkrKIY62
袖ケ浦市の百目木公園プールです。
ウォータースライダーなど、施設はかなり充実しているのですが、市営なのでリーズナブルな価格で楽しめます。
この日、僕は基本的にプールに入るつもりはありませんでした。
ですが、もしかしたら入るかもしれないので(そして結局入りました)、パンツはワークマン×山田耕史「リペアテック超軽量ショートパンツ」を、下着のパンツなしで着用。
そして、トップスは古着のポロ・ラルフローレンのリネンシャツを着用していたのですが、これがとっても快適でした。
プールでリネンシャツを着ているんですが、乾きが早いのでちょっとしたラッシュガード代わりにもなりますね。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) July 23, 2022
リネン最高。 pic.twitter.com/YN8slpYch5
何が快適かと言うと、速乾性が非常に高いのです。
プールの水しぶきがシャツにかかったりしても、すぐに乾いてくれます。
この週末は非常に暑かったということも、すぐに乾いた理由のひとつでしょう。
それでもやはり、リネン素材のシャツは普通のコットン素材のTシャツに比べると、圧倒的に乾きが早い気がしました。
気がした、だけでは説得力がないので、リネンシャツはコットンTシャツに比べてどれくらい乾きが早いのか、調べてみました。
リネンシャツはコットンTシャツの5分の1の時間で乾く
参考にしたのはこちらの研究報告。(リンク先PDF)
吸汗速乾製品についての比較検証がメインテーマですが、比較対象としてコットン100%のTシャツと、ローン生地のリネン素材のシャツの吸水性と速乾性の数値が掲載されています。
その比較のグラフがこちら。(強調引用者)
棒グラフの薄いグレーが吸水性、濃いグレーが速乾性を表しており、一番上の赤ラインがコットン100%Tシャツ、真ん中らへんのブルーのラインがリネンシャツです。
このグラフから、リネンシャツはコットンTシャツの、5分の1くらいの時間で乾くということがわかります。
リネンシャツは夏場最も気持ちが良い服
夏場の服にまつわる悩みは数多くありますが、その中のひとつ、もしかして最も不快なことは汗で濡れた服がなかなか乾かないことではないでしょうか?
当然、何が不快かは人によって違いがあると思います。
例えば、汗を服が吸ってくれないのが不快、という人もいるでしょう。
そんな場合、吸水性がコットンTシャツの6割くらいしかないリネンシャツは不快の種になるかもしれません。
僕の場合はやっぱり、服がずっと濡れていることが不快です。
服が濡れていると重いですし、肌触りも良くありません。
なので、そんな僕にとって、リネン素材のシャツは夏場に着ると最も気持ちが良い服と言えるでしょう。
ハイテク素材でも実現が難しい天然素材の機能性
今回、リネン素材の吸水性や速乾性を調べていると見つけたのがこちらの記事。
生地の機能性について興味がある人にとってはとても興味深い内容なので、是非リンク先を全部読んでいただきたいのですが、今回の記事に関する内容を画像と共に引用します。(強調引用者)
「吸湿」とは、気体となった水分(蒸気・湿気)が繊維1本1本の内部に取り込まれる化学的・物理的な性質である一方、「吸水」は、液体の水分が繊維と繊維の間に保持される「毛細管現象」とも呼ばれる純粋な物理現象なのだ。
天然繊維が吸湿する理由は、その構造にある。ウールなどの獣毛やコットン、絹といった繊維を拡大して見てみると、ウロコ状のスケールや中空の組成などを持った複雑な形状をしており、蒸気を内部に吸着する性質があることが伺える。
一方で化繊は均質な構造となっており、蒸気を内部に含むことのできる余地がないか、相対的に小さいことがわかる。繊維を多孔質にしたり水を吸うポリマーなどを配合したりして化繊に吸湿性を持たせるような工夫もされているようが、ウールやコットンといった天然素材が未だに支持を集めている現状を見ると、まだまだ技術的な課題が大きいものと思われる。
「吸湿」と「吸水」の違いなんて、これまであまり気にしていなかったのですが、全く違うものなのですね。
そして、様々な機能を持ったハイテクな化学繊維が登場している現在に於いても、分野によっては天然素材の優位性がまだまだ保たれていることにも驚きました。
去年の冬に出会った天然素材の服、ワークマンのメリノウールのTシャツは非常に機能性が高く、一気に僕の冬の定番インナーとなりました。
これまで、僕は夏のインナーは化学繊維のアイテムばかりを見ていました。
蒸れない下着を探してて先日アウトドアショップで見つけた、ミレーのドライナミックスルーショーツもプライムデーで44%オフ2,033円とかなりお安くなってますね。僕ならサイズはMで良さげ。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2022年7月12日
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ですが、今回ご紹介したようにリネンの機能性の高さを知ると、天然素材のインナーもチェックしたほうが良さそうに思えました。