目次
- 初めての冬キャンプをワークマンの防寒パンツで快適に
- 僕がキャンプウェア選びで重視するポイント
- 防融加工で安心度が高い「フレイムテック洗えるフュージョンダウンモンスターパンツ」
- 防水力がウリの「イージスフュージョンダウンパンツ」
- ガチワーク向け「バズヒートシームレスワークパンツ」
- 軽くて暖かい「リペアテック洗えるフュージョンダウンライトパンツ」
- 簡単に体温調節ができる「リペアテック洗えるフュージョンダウンオーバーショートパンツ」
- 超軽くて暖かくて良シルエットの「バズヒートストレッチマシュマロレインパンツ」
- シンプルデザインのガチワーク「ユーティリティウォームストレッチパンツ」
- 普段着っぽさ満点の「超撥水ウォームシェフパンツ」
- 現時点での僕のキャンプ候補パンツは2つ
初めての冬キャンプをワークマンの防寒パンツで快適に
この秋も行ってます、キャンプ。
9月には千葉県の横芝光町で初キャンプ。
設営完了!
— 山田耕史 ファッションアーカイブ研究 (@yamada0221) November 4, 2023
今回はキャンピース横芝光という、学校の跡地のキャンプ場。
4年くらい前まで学校として実際に使われていたそうで、理科室は特有の匂いが残ってます。 pic.twitter.com/eyr4xeKO5u
10月もキャンプに行く予定でしたが、子供の体調不良でやむなくキャンセル。
そして、今年はあと1回キャンプに行く予定なのですが、それが12月半ば。
我が家にとって初の冬キャンプなんです。
冬キャンプで心配なのが寒さですが、キャンプでの寒さ対策と言えばやっぱりワークマンのウェアでしょう。
僕がキャンプウェア選びで重視するポイント
我が家がキャンプに行くときは、必ず同じ年頃の子供がいる友人家族と一緒なので、たいていキャンプ場の前後で公園などで遊ぶことになっています。
2023年秋冬初キャンプ!
— 山田耕史 ファッションアーカイブ研究 (@yamada0221) 2023年11月4日
ワークマン×山田耕史共同開発製品のアウターのレビューができる!と喜び勇んでたのに、真夏のような暑さ笑
「M47ユーティリティカーゴパンツ」をロールアップしてなんとか凌いでいます。 pic.twitter.com/3zsyG63tHJ
なので、僕的にキャンプ用のウェアには暖かさだけでなく、動きやすさ、そして「いかにもキャンプ!」という雰囲気ではない、普段着っぽさがマスト。
キャンプ以外にも、寒い日の公園遊びなんかでも着られるほうがいいですからね。
ということで、今回はワークマンの防寒パンツの中から7種類をピックアップして着用し、暖かさ、動きやすさ、そして普段着っぽさを星5つ満点で比較してみました。
防融加工で安心度が高い「フレイムテック洗えるフュージョンダウンモンスターパンツ」
暖かさ:★★★★☆
動きやすさ:★★★★★
普段着っぽさ:★★★★☆
(★★★★★が満点)
最初に試したのが、僕的にキャンプ用パンツの本命であるワークマン×山田耕史共同開発「フレイムテック洗えるフュージョンダウンモンスターパンツ」。
なんと言っても、キャンプで安心の防融加工「フレイムテック」が施されているで、焚き火やキャンプファイヤーなどのときも安心なのが高ポイントです。
防融加工に加え、撥水加工も施されている上に、天然ダウンと吸湿発熱綿をミックスしたフュージョンダウンプラス、裏面は保温力を高めるブラックアルミプリントなど、キャンプで嬉しい機能がてんこ盛りになっています。
左右の巨大なサイドポケットも、持ち運びの機会が多いキャンプシーンで重宝します。
ウエストはウェビングベルト、フロントはジップ。
薄手ですがしっかりとダウンと中わたが入っています。
176cm65kgでLLサイズを着用。(以下、全ての製品がLLサイズです)
トップスはワークマン「ダイヤフリース裏アルミジャケット」です。
今回試したのは、コーデュロイ素材のコーデュロイベージュ。キルトステッチはそんなに目立たないので、普段着っぽさは結構高め。
生地にストレッチ性はありませんが、軽いので公園遊びで疲れることもなさそうです。
お値段は3,900円(税込)。
防水力がウリの「イージスフュージョンダウンパンツ」
暖かさ:★★★★★
動きやすさ:★★★☆☆
普段着っぽさ:★☆☆☆☆
(★★★★★が満点)
防水力がウリのイージスブランドの製品である、ワークマン×山田耕史「イージスフュージョンダウンパンツ」。フュージョンダウンやブラックアルミプリントに加え、耐水圧20,000mm、透湿度5,000g/m2/24hという、防水透湿性が魅力。
防水透湿性を高めるためだと思われますが、分厚くてしっかりとした生地。
サイドポケットなど、収納力もたっぷり。
フロント空きや裾のジップ部分は水の侵入を防ぐために二重構造になっています。
主にバイクや釣りなどでの着用を想定されていると思われる、ゴツめのデザイン。
なので、普段着として着るとしたら、合わせる服を選ぶと思います。
暖かさは今回試した中でも一番高いと感じました。
お値段は4,900円(税込)。
ガチワーク向け「バズヒートシームレスワークパンツ」
暖かさ:★★★★☆
動きやすさ:★★★☆☆
普段着っぽさ:★☆☆☆☆
(★★★★★が満点)
ワークマン×山田耕史共同開発「バズヒートシームレスワークパンツ」は、ガチワーク向けウェアです。
天然ダウンに吸光発熱、蓄熱、吸湿発熱の3つの機能を備えたわたをミックスした高機能中わたが特徴。
さらに防水性を高めるドロップテック加工、防風性を高めるシームレス縫製、耐久性を高めるリップストップ生地など、ガチワークに求められる多彩な機能を備えています。
ガチワークウェアということで、デザインはゴツめな雰囲気。
「イージスフュージョンダウンパンツ」同様、こちらもしっかりとした生地。運動性を高めるために、切り替えが多数施されています。
ウエストはゴム&ベルトループ。
ガチワーク向けウェアなので、普段着っぽさは低め。
ただ、やはり安心感はありますね。キャンプのときにはアスレチックに行くことも多いのですが、この「バズヒートシームレスワークパンツ」だと、滑り台なんかで遊びまくっても安心できそうな雰囲気です。
そういうアウトドアシーンなら特に問題はないと思いますが、普通のおじさんが街で違和感なく着るのはちょっと難しいかもしれません。
お値段は3,900円(税込)です。
軽くて暖かい「リペアテック洗えるフュージョンダウンライトパンツ」
暖かさ:★★★☆☆
動きやすさ:★★★★★
普段着っぽさ:★★★☆☆
(★★★★★が満点)
お次はワークマン初のダウンジャケット、「ペアテック洗えるフュージョンダウンフーディー」などと同じく、2020年秋冬に登場したワークマン×山田耕史共同開発「リペアテック洗えるフュージョンダウンライトパンツ」。
生地に空いた針穴を自己修復するリペアテック加工が施されています。
天然ダウンに発熱わたをミックスしたフュージョンダウンプラス、保温力を高めるブラックアルミプリント、撥水加工、パッカブルで気軽に持ち運べる収納袋も付属しています。
これまでご紹介してきた製品に比べ、生地は薄手。
とはいえ、中にフュージョンダウンが入っているので、暖かさも充分。それに加え、軽くて動きやすいという特徴もあります。
キャンプのときに寝袋で寝るときも、快適に過ごせそうです。
キルトステッチと膝部分のストレッチ素材の切り替えが結構目立つので、かなりアウトドアっぽい雰囲気。
なので、普段着っぽさは低めです。
お値段は1,900円(税込)です。
簡単に体温調節ができる「リペアテック洗えるフュージョンダウンオーバーショートパンツ」
暖かさ:★★★☆☆
動きやすさ:★★★☆☆
普段着っぽさ:★★☆☆☆
(★★★★★が満点)
次はなんとショート丈の防寒パンツ。ワークマン×山田耕史「リペアテック洗えるフュージョンダウンオーバーショートパンツ」です。
これ一枚で穿くのではなく、普通のパンツの上から穿くことを想定した一着です。
ウエストはマジックテープ仕様になっています。
さらに、両サイドがジップで全開できるので、パンツを穿いた上からそのまま重ね着が可能です。
丈は膝下くらい。当たり前ですが、これだけだと防寒パンツとしてはちょっと心許ないです。
ということで、ワークマン×山田耕史共同開発「M47タイプユーティリティカーゴパンツ」の上から穿いてみました。
「M47タイプユーティリティカーゴパンツ」はかなりゆったりとしたシルエットですが、その上からでも穿けるくらいのサイズ感。
「リペアテック洗えるフュージョンダウンオーバーショートパンツ」自体はそれほど厚手ではありませんが、こうやって重ね着をすることで簡単に体温調節ができるのはかなりポイントが高いです。おそらく、本格的に寒くなるのは日が落ちてからでしょうから、それまでは動きやすい「M47タイプユーティリティカーゴパンツ」なんかで過ごし、寒くなってから「リペアテック洗えるフュージョンダウンオーバーショートパンツ」を重ね着して、寝るときは脱ぐ、みたいな感じだと快適だろうなと思います。
お値段は2,500円(税込)。
超軽くて暖かくて良シルエットの「バズヒートストレッチマシュマロレインパンツ」
暖かさ:★★★★☆
動きやすさ:★★★★★
普段着っぽさ:★★★★★
(★★★★★が満点)
2023年秋冬のワークマン×山田耕史共同開発製品の中で、僕のイチオシアウターが「バズヒートストレッチ マシュマロレインフーディー」。
ようやく寒くなってきたので、朝晩の保育園送迎にワークマン×山田耕史共同開発「バズヒートストレッチ マシュマロレインフーディー」を着始めたんですが、かなり良いです。
— 山田耕史 ファッションアーカイブ研究 (@yamada0221) 2023年11月14日
めっちゃ暖かい。めっちゃ軽い。
そして丸っこいシルエットがかわいらしい。この写真からだとあんま伝わらないかもですが。#PR pic.twitter.com/1kny5JDmV0
そして、そのパンツ版がワークマン×山田耕史共同開発「バズヒートストレッチマシュマロレインパンツ」です。
レインパンツなので高い防水透湿性を備えていますが、一般的なレインパンツのようなゴツさは全くありません。製品名にもある通り、マシュマロのような着心地です。
ウエストはウェビングベルト、ベルトループ、ゴム。
めちゃくちゃ柔らかくて軽い生地です。この着心地の良さは着てみないとわからないと思うので、是非お店で試着してもらいたいです。
ゆったりとしたストレートシルエットで、ファッション性もかなり高め。裾にはドローストリングが配されているので、裾を絞ることも可能です。
生地には光沢感がありますが、デザインが非常にシンプルなのでカジュアルウェアとして普通に着られると思います。
お値段は2,900円(税込)。
シンプルデザインのガチワーク「ユーティリティウォームストレッチパンツ」
暖かさ:★★★★☆
動きやすさ:★★★★☆
普段着っぽさ:★★★★☆
(★★★★★が満点)
上掲の「バズヒートシームレスワークパンツ」同様、ガチワーク向けウェアなのが「ユーティリティウォームストレッチパンツ」です。
生地にはテフロン加工が施されており、水や汚れをガード。
他にもスマートフォンポケットやマジックテープポケットなど、ガチワークウェアならではの機能が目白押し。
なのに、ガチワークウェアっぽくないシンプルなデザインが魅力です。
ウエストはウェビングベルト、ベルトループ、ゴム。
ダウンではなく中わたですが、充分な暖かさ。
裾に向かって細くなっている、すっきりとしたテーパードシルエット。
ガチワークウェアながら、こちらも普段着として活用できそう。
ストレッチ素材なので、動きやすさも充分です。
お値段は1,900円(税込)。
普段着っぽさ満点の「超撥水ウォームシェフパンツ」
暖かさ:★★★★☆
動きやすさ:★★★☆☆
普段着っぽさ:★★★★★
(★★★★★が満点)
最後はワークマン×共同開発「超撥水ウォームシェフパンツ」。詳しいレビューはこちらの過去記事ごご参照下さい。
去年の冬に神戸に帰省したときに、公園遊び用に着用していたのもこの「超撥水ウォームシェフパンツ」です。
神戸帰省中の服装。
— 山田耕史 ファッションアーカイブ研究 (@yamada0221) 2023年1月4日
暖かさで選んだアウターは、80sヴィンテージモンベルのフィッシングジャケット。
この日は公園遊びだったので、汚れても良いように、インナーとパンツはワークマン×山田耕史のフワテックピステ&ウォームシェフパンツ。
スニーカーはチープアシックスのトレイルスカウト。 pic.twitter.com/DA1C5PA5pb
超撥水など、ワークマンならではの機能がずらり。
こちらは2023年秋冬新色のコーデュロイネイビーです。
コーデュロイ生地なので、普通のカジュアルウェアとして着られます。生地がしっかりしているので、現場の職人さんからの支持率も高いと、以前ワークマンの中の人から聞きました。
裏面はフッカフカのフリース生地。ウエストはゴム、紐、ベルトループの3WAY仕様。
当然、かなり暖かいです。防風機能などはありませんが、生地が分厚いので、風もほとんど通りません。
パッと見は普通のコーデュロイパンツなので、普段着っぽさは満点。
山田耕史共同開発製品なので、機能性とは無関係な余計なデザインは全て省かれています。
お値段は1,900円(税込)。
現時点での僕のキャンプ候補パンツは2つ
ということで、全7種類をご紹介してきましたが、現時点で僕が12月のキャンプで着用したいと思っている候補は2つ。
まずは、「バズヒートストレッチマシュマロレインパンツ」。一番の魅力はやはり軽さ。そして、ファッション性の高いシルエット。昼間からある程度気温が低いのなら、これを選ぶでしょうね。
そしてもうひとつは、「リペアテック洗えるフュージョンダウンオーバーショートパンツ」です。寒さに合わせて気軽に着脱できるのは、かなり快適そうです。
ということで、実際に僕がどの防寒パンツを穿いたのは、キャンプが終わったら、また結果発表しようと思っています。
お楽しみに。