【普通の服で格好良く】では、シンプルで本質的なデザインの服である「普通服」の良さをご紹介します。
時代を超えて愛される普遍的な価値がある「普通服」にはたくさんのメリットがあります。
・誰にでも似合う
・コーディネートに悩まなくていい
・いつまでも着られる
・手頃な価格で手に入る
前回の記事はこちらです。
清潔感の王様、白シャツ
3月18日発売の書籍「結局、男の服は普通がいい」。
2つあるテーマのうちの1つが、当ブログでオススメしている「普通服」。
数ある「普通服」のなかでも最も重要なアイテムなのが白のブロード素材のカジュアルシャツです。
誰にでも似合う懐の深さや、合わせる服を選ばない汎用性の高さ、そしてTシャツよりもフォーマルなアイテムなので上品な印象があるなど、数多くのメリットがあるのですが、そのなかでも僕が最大の魅力だと感じるのが「清潔感」です。
白シャツは誰もが着ているアイテムですが、僕的に印象が深いのが映画ソナチネのビートたけしさん。この画像は拳銃で自分の頭を撃ち抜く有名なシーンですが、なんだか爽やかな印象がある理由の1つは、真っ白な白シャツにあると思います。
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たけしさんはソナチネ以外でも白シャツを頻繁に着用しています。
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お笑い芸人繋がりで、僕が白シャツで思い出すのがクレイジージャーニーの松本人志さん。
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この番組のMC陣は毎回白シャツを中心とした白のトップスを着用していました。どういう意図があったのかは知りませんが(登場人物やVTRのクレイジーさを際立たせるため?笑)、ソナチネのたけしさん同様やはり爽やかなイメージが強くなると思います。
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また、爽やかさと言えば思い浮かべるのが洗濯洗剤のCMですが、洗濯洗剤のCMに登場する人物の多くが白シャツを着ています。
スーパーNANOX プッシュボトル |トップ|ライオン株式会社
白シャツは消耗品
白シャツの爽やかであるというメリットがある反面、すぐに汚れてしまうというデメリットもあります。特に襟元や袖口などは黄ばみが目立ちやすいですし、長く着ていると全体的にも白さが失われてきてしまいます。
部分汚れにはウタマロ、全体的な汚れには粉末ワイドハイターなどの漂白剤である程度は対応できますが、それにも限度があります。
そもそも、シャツは皮脂などの汚れからジャケットなどの上着を守るための下着が出自なので、僕は白シャツは消耗品と割り切って、ある程度汚れたら買い換えることをオススメしています。
これまで当ブログでは数多くの白シャツをご紹介してきました。今回は価格順にオススメの白シャツをご紹介していきます。予算と相談して、自分が消耗品と割り切って買い換えられる白シャツを選ぶ参考にしてみて下さい。
3,511円:ライトオン
今回ご紹介するなかでも最も高額ですが、現時点で僕が白シャツの答えと考えている商品です。ライトオンのオリジナルブランド、ハーバードのブロードレギュラーシャツです。
シンプルでベーシックなデザイン。
ライトオンはジーパンというイメージが強いと思いますが、このシャツはアメトラスタイルをベースとしており、カジュアルなジーンズだけでなく上品なスラックスとも好相性です。
生地と縫製のクオリティも充分満足できる高いレベルです。
HARVARD ブロードレギュラーシャツ
3,511円
(記事執筆時の価格です)
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2,990円:無印良品
無印良品のブロードシャツもとてもシンプルでベーシック。ライトオンのブロードレギュラーシャツに比べると縫製などのクオリティはやや落ちますが、価格を考えると充分と言えるクオリティです。
新疆綿洗いざらしブロードシャツ 紳士L・白 通販 | 無印良品
1,990円:ユニクロ
コストパフォーマンスの王様、ユニクロ。ブロード素材のカジュアルシャツは展開しているのですが、何故か無地の白シャツはボタンダウンのみ。Uniqlo Uなどのデザイナーコラボレーションラインではレギュラーカラーも展開されているのですが、通常ラインでは頑ななまでのボタンダウン推し。とはいえ、やはり低価格ブランドのなかでは随一のクオリティ。セールになると1,290円で買えるコストパフォーマンスの高さは圧倒的です。
エクストラファインコットンブロードシャツ(ボタンダウン・長袖)
990円:GU
GUのブロードシャツはなんと990円。名のある低価格ブランドの白シャツのなかでは最低価格ではないでしょうか。ドレスシャツのカテゴリに属しており、着丈もタックインを想定されているようで他の白シャツよりもやや長めですが、裾を出して着ても不自然な印象は特にないでしょう。
白シャツは低価格品であることがわかりにくい
GUの白シャツはライトオンの白シャツの約3分の1の価格。もちろん世の中にはライトオンの白シャツよりも高額な商品がいくらでもありますが、白シャツには低価格品であることがわかりにくいというメリットもあります。
もちろん、高価格品と低価格品には生地や縫製、パターン(型紙)など無数の違いがあるので、見る人が見れば高価格品と低価格品の違いはわかります。
ですが、その違いがわかる人はアパレル業界人などのごく限られた人のみ。また、そんな人でも他人が着ている服を数メートル離れた場所から見れば、高価格品と低価格品の違いはまずわからないでしょう。
なので、低価格品を着ているとしても臆することはありません。特にファッションにあまり興味がない人は、白シャツのようなシンプルな服を避けがちですが、ファッションに興味がない人にこそオススメしたいのが白シャツです。
メンズファッションの基本中の基本のアイテムとして、是非一着は持っておくことをオススメします。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!