山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

ワークマンのライバルはユニクロなのか?アンバサダーが考える本質的な違い。

こんにちは。兼業主夫/ファッションアナリスト/ワークマン公認アンバサダーの山田耕史(@yamada0221)です。
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僕が2019年にワークマン公式アンバサダーに就任したのは2019年(以前は「公認」アンバサダーだったと思うんですが、今は「公式」のようです)。

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今季の2021年秋冬シーズンでは、自分でも把握し切れない程多数の共同開発製品が発売されています。

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共同開発製品がメディアで紹介されることも増えました。

話題にして貰えるのは嬉しい事なんですが、ワークマンの取り上げられ方に違和感を覚えることがたまにあります。ワークマンの比較対象としてユニクロが挙げられていることが結構多いんですよね。ワークマンとユニクロがライバルのように扱われている記事もよく目にします。

 

ワークマンとユニクロの違い

「低価格の衣料品」としてはワークマンとユニクロは同じカテゴリかもしれませんが、僕的にはワークマンが売っているのはあくまで作業服、そしてユニクロはファッションブランドだという認識です。

ユニクロは柳井正さんの実家が経営していたVANなどを扱うメンズショップが母体となっています。つまり、ファッションを売る事が柳井さんのルーツですし、クリストフ・ルメールやジル・サンダー女史などの数多くの世界的なファッションデザイナーとのコラボレーションを長年続けていることも、ユニクロがファッションブランドであることを雄弁に物語っています。

それに対し、ワークマンはあくまでもワークブランド。そして作業服にとって最も重要なのは機能性だと思っています(もちろん僕個人の考えでワークマンの公式見解ではありません。以下同)。

思えば、ロードバイクで往復40kmの道のりを通勤していた会社員時代に、真冬の足先の冷えを防止するグッズを探していて、ワークマンの靴下の情報をネットで見つけたのが、僕とワークマンの出会いでした。

そういった事を思い出して、先日こんなツイートをしました。

 

高機能を日常に活かすシンプルデザイン

僕にとって、ワークマン×山田耕史共同開発で追求しているシンプルでベーシックなデザインは、目的ではなく手段です。

僕がファッションアナリストという肩書を名乗っているので、共同開発製品ではファッション性を重視しているというイメージがあるかもしれませんが、それは違います。

カラー展開やアイテムの提案などをすることもありますが、基本的にデザインについては「シンプルでベーシックにして欲しい」、ただそれ一点のみです。

僕の著書、「結局、男の服は普通がいい」のメインテーマ「普通服」もそうですが、シンプルでベーシックなデザインの服は、流行の影響を受けにくいので長い期間着られ、老若男女誰にでも似合い、汎用性が高いので着回しも効きます

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以前のワークマンは、違和感なく普段着に取り入れるには少し難いワークシーンに特化した独特なデザインの製品がほとんどでした。

ですが、シンプルでベーシックなデザインにすることで、ワークマン製品が元々持っていた高い機能性を、誰もが気軽に日常生活に活かす事が可能になるのです。

 

雨の下北沢での体験

その顕著な例が、先日の僕のこの体験。

これまで、防水性や撥水性をウリにした製品はワークマンにも数多く存在していましたが、今回の「SOLOTEX蓄熱ステンカラーコート」は本当にシンプルでベーシックなデザインなので、着用シーンも合わせられるアイテムも、着用する人もかなり幅広くなっていると思います。スーツにもジーパンにも合わせられますし、おじいちゃんでも中学生でも着られるでしょう。

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SOLOTEX(R)ソロテックス使用 蓄熱ステンカラーコート(オンラインストア商品ページ)

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同じような事が、最近他にもありました。

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SOLOTEX(R)ソロテックス使用 2WAYパンツ(オンラインストア商品ページ)

スーツで打ち合わせに行った後、帰宅してそのままのパンツでスポーツができるという体験ができるのも、高機能×シンプルデザインという特徴があるからこそだと思います。

初めての共同開発製品である「AERO STRETCH ウォームスラックス」なんかは、高機能×シンプルデザインの象徴的存在だと自分では思っています。

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AERO STRETCH(エアロストレッチ) ウォームスラックス(オンラインストア商品ページ)

 

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ワークマンの製品はファッションアイテムではなく、根源的な意味での「衣食住」の衣であると言えるのではないでしょうか。

 

日常生活をより便利で快適に

現在もワークマンの中の人と、2022年春夏の共同開発製品の企画を進行させています。

ワークマンの機能性の高さを日常に活かす方法は沢山あると思います。例えば、「トレンドのデザイン」も方法のひとつかもしれませんし、もっと他の方法もあるでしょう。

ですが、僕はひとりでも多くの人の「日常生活をより便利で快適にするツール」となるよう、「シンプルでベーシックなデザイン」を追求した共同開発製品を提案して行ければと思っています。