前回の記事では防寒アイテムの代表格であるZOZOHEATやヒートテックなどの吸湿発熱インナーについてご紹介しました。
今回は実際に僕が着用している防寒アイテムをご紹介します。
・実は便利な防寒インナー、腹巻き
前回の記事で書いたように、僕は吸湿発熱インナーは基本的に使いません。それは簡単に着脱できないので暑くなってしまったときに逃げ場がないからです。
ですので、僕の防寒アイテム選びで重要なのが着脱のしやすさです。
まず、冬場になると僕が常に着用するようになるのが腹巻きです。
いきなり着脱のしにくそうなアイテムだな、と思われるかもしれませんが、実は腹巻きって着脱がかなり簡単なんです。他の服を脱がなくても腹巻きだけサッと脱げるので、その気になれば外でも脱げます。といってもさすがに外で脱いだことはありませんが。脱ぐとしたらトイレや試着室ですね。
また、人によって違うと思いますが、僕の場合はお腹を暖めていたら全身の体感温度がかなり違うということに気付きました。ですので、吸湿発熱インナーなどで全身を暖めなくても、腹巻きだけで充分暖かいのです。
ちなみに僕が愛用しているのはレギンスパンツでもお馴染みのグンゼの商品。
GUNZE 愛情腹巻 綿リッチ リブ
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ベージュを選べば上に白シャツを着ても透けません。
・高い保温性を誇るワークマンの裏アルミシリーズ
前述の通り僕にとって着脱の簡単さはかなり重要なので、防寒アイテムはアウターとミドラー(中間着)がメインになります。以前はユニクロのウルトラライトダウンをミドラーとして着用していましたが、昨冬からはもっぱらワークマンの裏アルミシリーズを愛用しています。裏アルミシリーズを着るようになってから、ウルトラライトダウンは全く着なくなりました。
特に最近ヘビーローテションしているのが2018年モデルの裏アルミミドルインナーです。
HI001B 裏アルミFIELD ミドルインナー | 2018年モデル☆【在庫限り販売終了】 | 作業着・防寒着の通販サイト - ワークマン公式オンラインストア
アルミプリントは本当に暖かくて気に入っているんですが、その暖かさの仕組みを説明しているコンテンツがワークマンのサイトには見当たりませんでした。
アルミプリントについてググってみると、なんの因果か2014年のユニクロのウルトラライトダウンのプレスリリースが引っ掛かりました。ユニクロってアルミプリントアイテム出してたんですね。この商品には見覚えがありますが、アルミプリントとは知りませんでした。
このプレスリリースによると
体から発せられた熱がプリントされたアルミニウムに反射し、熱を衣服内に留めます。このアルミプリントは、魔法瓶の原理から着想し、通常のウルトラライトダウンよりも輻射熱を約1.5倍※反射させ、暖かい空気を衣服内に閉じ込めるので、保温性が向上します。
とのことです。アルミプリントはウルトラライトダウンよりも暖かいんですね。なんでユニクロはアルミプリントやめちゃんたんでしょ。まぁとにかくワークマンの裏アルミシリーズは本当に暖かくてオススメなんですが、オンラインストアではほとんど商品が売り切れ。もしかしたらリアル店舗ならあるかもしれませんので、お近くの店舗に問い合わせてみて下さい。
・様々なシチュエーションに重ね着で対応
僕は年末年始は毎年神戸の実家に帰ります。神戸にいるときは公園などのアウトドアで遊んだり、アウトレットに買い物をしたりと様々な場所に行きますし、交通手段も自動車や普段あまり乗らない電車など様々。冬場の公園は当然物凄く寒いのですが、子供と遊んで走り回ったりした場合は暑くなって汗ばんでしまうこともしばしばあります。つまり、つまり、帰省中はシチュエーションによって体感温度が全然違うのです。
東京にいるときはその日の行き先の体感温度にマッチした服をその都度選べばいいのですが、帰省するのにあまり多くの服を持って行くのは大変です。
なので、僕は重ね着をすることで様々なシチュエーションの寒さに対応することにしました。
今回の帰省時用に熟考に熟考を重ねた上で選んだコーディネートがこちら。
半袖Tシャツ、ワークマン裏アルミFIELD ミドルインナー、縮絨シャツ、そしてダウンベストという組み合わせです。
縮絨シャツは20年近く前に購入したコムデギャルソンシャツのもの。
縮絨とはウールを縮ませてフェルト状にするギャルソンお得意の加工で、基本機能性度外視のデザイナーズブランドに珍しく軽くて暖かいのが特徴。このアイテムはデザインが気に入っている上に機能性も高いので購入後毎秋冬ヘビーローテションしまくって洗濯を重ねていたら縮み過ぎて着られなくなっていたんですが、先日ニット素材の伸ばし方を知ったので試してみると本当に伸びたのでそれ以降はまたヘビーローテションしています。
腹巻きに裏アルミと縮絨シャツだけでも充分暖かいのですが、公園などの外遊び対策としてダウンベストも。
ちなみにMcGREGOR Budge Dragonというブランドのものですが、このブランド自体がもうなくなってしまっています。タータンチェック柄のクレイジパターンという文字通りクレイジーなデザインと、英国王室御用達ブランドであり、ギャルソンやヴィヴィアンウエストウッドにも供給しているLOCHCARRONというスコットランドのタータンメーカーの生地がお気に入りです。
ギャルソンもそうですが、やっぱり気に入っているデザインの服はテンションが上がりますよね。暖かさという機能性も大事ですが、自分の好きなデザインの服を着たいという気持ち満たせるとより幸せです。
インナーはネルシャツとかのほうが暖かいのですが、久し振りに地元の友達と飲んだりするときのウケ狙いで集めている90年代J-POPTシャツのコレクションのなかから選りすぐりをいくつか持って来ています。
・多用途に使えるアフガンストール
ちなみにこのコーディネートだと首はダウンベストの襟でガードできるので必要ありませんが、子供をベビーカーに乗せるときにひざ掛けに使ったりとなにかと重宝するアフガンストールは必須ですね。
あ、パンツはもちろんグンゼレギンスパンツ一択。パジャマ兼用です。
靴は全天候型のブランドストーンか、履き心地が良すぎて全然疲れないRaxか迷いましたが、歩くことが多いのでRaxに。
僕はこれで年末年始を快適に過ごせるでしょうか。特筆すべきことがあれば、またブログかツイッターでご報告しようと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!