偶然目にした、こちらの記事。
個人的に面白いと思ったポイントをピックアップします。
古着はサスティナブルですよね。ヴィンテージのジーンズは価値が下がらないものもありますし、adidasの回収シューズもGucciのエシカルな毛皮も持続可能だと思います
江戸時代はつぎはぎをしながら服を捨てなかったとどこかで聞きました。ヨウジヤマモトの洋服もそんな感じがします。以前、川久保玲さんが『どうして安い服を着るのか、私の服をぼろぼろになるまで着てほしい』という旨をおっしゃっていた記憶があります、それはその通りだな、と思いました。ファッションとしてハイブランドの服をぼろぼろになるまで大切に着るほうがファストファッションを次々に着回していくより重要だと思っています
ヨウジヤマモトの服、サスティナブルだと思います。私は服を滅多に捨てないし、妻も背丈が同じくらいなので、夫婦で着回したりもしています。着込んでいるうちにほつれていく感じも味があってよいじゃないですか
で、この記事を見て僕が思ったこと。
サスティナブル=いいものを長く着る。「いいもの」ってどうしてもブランドものの話題になりがちですが、要は愛着が持てるかどうかですよね。値段は関係ない。
— 山田耕史 書籍3月発売!「結局、男の服は普通がいい」 (@yamada0221) 2020年2月19日
落合陽一さんに聞く「“持続可能な”ファッションの未来」 https://t.co/q5HijOhGSy
来月発売の僕の書籍「結局、男の服は普通がいい」の大きなテーマの1つ「普通服」。シンプルでベーシックなデザインの服は流行り廃りがほとんどないので、長い間着られます。
— 山田耕史 書籍3月発売!「結局、男の服は普通がいい」 (@yamada0221) February 20, 2020
デザイン視点のサスティナブルの1つ。https://t.co/K7Fs8BHxEE
プロダクト視点だと、長い期間の使用に耐えられる頑丈な服ってのもサスティナブルの1つですね。
— 山田耕史 書籍3月発売!「結局、男の服は普通がいい」 (@yamada0221) February 20, 2020
ジーンズなどのワークウェアやミリタリーものなどはその代表。
・耐久性が高い
・経年変化がアジになる
・補修しても違和感が出にくい
と、メリット多数。https://t.co/5EjRoF3jEE
自分が心から好きだと思う服も愛着を持って長く着られますね。この冬もヘビロテしたコムデギャルソンオムプリュスのコートは成人式用に買ったものなので、20年間着ていることになります。薄手で暖かくないのですが、超格好良いからずっと着てるし、これからも着続けるでしょうhttps://t.co/aBCXPuMegb
— 山田耕史 書籍3月発売!「結局、男の服は普通がいい」 (@yamada0221) February 20, 2020
僕的サスティナブルを考えてみた
僕的に「サスティナブルな服」を考えてみると、愛着を持って長く着られる服で、そのためには以下のどれかの要素が必要だと思いました。
①シンプルでベーシックなデザイン
②長期間の着用できる耐久性の高さや補修のしやすさ
③自分の好みに合ったデザイン
①と③はデザイン的要素、②はプロダクト的要素ですね。
僕の手持ちの服で当てはまるものを挙げてみると、①はユニクロなどの低価格ブランドが中心。
②はワーク、ミリタリー、アウトドアなどのアイテム。最近はアメカジ古着が多いです。
③は大好きなコムデギャルソンの服が多いですね。
サスティナブル=いいものを長く着る
サスティナブルなどという、聞き慣れない横文字に対してはどうしても斜に構えてしまうことがあるんですが、いいものを長く着るってことには大賛成。白シャツや下着など、消耗品的な服も当然ありますが、それ以外はできるだけ長い期間愛着を持って着続けられるかどうかを考えてから買いたいですね。
あと、ファッション業界がサスティナブルに食いつくことに関しては、こんな意見も。確かになぁ、と思いました。
AI、ファッションテック、DtoC、サスティナブルやエシカル等のよく耳にする言葉の意味や機能をよく理解せず取り入れちゃうの、流行や売れるものを追い続けているアパレル企業にとってとても自然なことなのでは?と思っている。良い悪いじゃなくて、思考の癖というか。(もちろん正しいとも言ってません)
— cofmof (@cofmofmof) 2020年2月20日
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