基本的にテレビは録画しておいた番組を観るだけ。 録画している番組はそんなに多くはないのですが、そのうちの1つがNHKの「世界ふれあい街歩き」です。
といっても、毎週楽しみに観ている、というくらい積極的でもなく、溜まった録画のなかかから、気になった場所の回をたま〜に観ているという感じです。
そんな「世界ふれあい街歩き」のパリのビュットオカイユ地区を取り上げた回であまりに良い光景を目にしたので、テレビ画面をスマートフォンで撮影し、その感想をツイートしました。
地味に好きなNHK「世界ふれあい街歩き」パリ回に登場してた、ソーラー自転車を開発してる若者のワークジャケットが超格好良かったです。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) 2020年3月28日
仕事によるペンキ汚れや、若さを感じられるカスタムなど、その人らしさが滲み出している。
やっぱり働く人のワークウェア姿って最高に格好良いですね。 pic.twitter.com/Wmcs7Vgkat
ワークウェア姿の女の子も超素敵。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) March 28, 2020
ペンキ汚れとか、その人の日々の積み重ねが年輪のように感じられるのがいいですね。 pic.twitter.com/uRzohbDOV8
撮影したけれどもツイッターにはアップしなかった画像もこちらでアップしておきます。格好良いです。
味感が出てきたぐらいがかっこいい
以前のサスティナブルの記事のなかで、落合陽一さんのインタビューをご紹介しました。
同じインタビューでのこちらの落合陽一さんの発言も、かなり共感しました。
”流行りのファッションを着なくていい、というのはけっこう意味があると思います。自分らしい服を着ていていいんです。ちょっと古くなって『味感』が出てきたぐらいがその人らしくてかっこいい”
— 山田耕史 書籍3月発売!「結局、男の服は普通がいい」 (@yamada0221) 2020年2月20日
↑これもかなり共感
落合陽一さんに聞く「“持続可能な”ファッションの未来」https://t.co/q5HijOhGSy
普段の生活で着る服にも「味感」はある程度出るでしょうが、仕事を通じて生まれる「味感」にはかなわないと思います。
トレンドを追いかけてばかりいると、自分らしさってなかなか生まれにくいと思うんですよね。「トレンドの服を着ている人」っていうイメージは付くかもしれませんが。どんな服でも、着続けていくことでその人らしさが服に刻まれていくんだと思います。https://t.co/oQkQlLzBD4
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) February 20, 2020
↓の記事のパンツには、乾燥肌の子供たちに塗ったワセリンの染みがついているんですが、これって家の柱の身長を刻んだ跡みたいに、服に刻まれた思い出と言えるんじゃないかなぁ、と。数年後にこの染みを見たら「ああ、あのときはこうだったなぁ」と思っちゃいそうです。https://t.co/kEafxFRCBR
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) February 20, 2020
トレンドという基準で服を選んでいたら、短ければ半年、長くても1〜2年くらいしか着ないでしょうから、「味感」は生まれづらいでしょう。
ですが、トレンドとは関係なく、仕事を含めた自分のライフスタイルや自分のカルチャーを基準に服を選べば、1〜2年しか着ないということはなかなかないと思います。5年や10年といった長期間着続けることも珍しくないでしょうし、そうやって着続けて生まれた「味感」は自分にしか生み出せないものでしょう。
書籍 「結局、男の服は普通がいい」では自分のライフスタイルや好きなカルチャーから自分らしいファッションを選ぶ方法をご紹介しているので、ご参考にしていただければと思います。
この記事があなたのお役に立てば幸いです!