90年代のファッション誌を中心に、昔のファッション誌のアーカイブを兼ねてご紹介する企画、ファッションアーカイブ。
これまでの記事はこちらから。
前回に引き続き、POPEYE1990年12月19日号をご紹介します。
職業:ナイトライフプランナー
ソニー広告。米米クラブ。
イプサ広告。
パナソニック広告。昔のカーオーディオはこんな風にCDチェンジャーがあったりしたんですよねぇ。僕が大学生の時に乗っていたカローラワゴンにも5連装くらいのCDチェンジャーが付いていました。
IWハーパー広告。
ソニー電話広告。やっぱりバブル景気の浮かれっぷりが出ているような気がします。
JT広告。
ん?何のページ?と、パッと見では全然わからない写真&キャッチコピー。
どうやらクラブ関係の記事のようです。画像中央の方は”ナイトライフ・プランナー”という肩書。バブル感が強いご職業ですね。他のお二人はDJ。
右ページ、洒落てるデザインのマクセルの広告。全体的に広告のヴィジュアルの完成度の高さ、そしてアーティスティックな印象が強い気がします。バブル景気で予算が潤沢だったからでしょうか。
ユナイテッド・アロウズの栗野宏文さん
特集”ニューインポートカタログ”の続き。”’91年バイヤーが狙ってるのはコレだ!!”。
冒頭に登場しているのはユナイテッドアローズではなく、”ユナイテッド・アロウズ”の栗野宏文さん。お若い!髪型今と一緒!
”来年の春夏よりイタリアのデザイナー、ドルチェ&ガッバーナのメンズラインを直でやることになったそうだ。彼はバイヤー間じゃ、ロメオ・ジリに次ぐ人気で世界中の注目を集めている人”と、ドルガバがデュオであることわかっているのだろうか?と思ってしまう表記。
ネペンテスの清水さん。
セレクトショップやインポーターなどの方々。
フリッパーズ・ギターお気に入りインポートアイテム
”この輸入品は、わたし専用です。”。こちらは著名人お気に入りインポーターアイテム。
トップバッターはフリッパーズ・ギターのお二人。小山田圭吾さんはパリのサンジェルマン・デ・プレで見つけた”僕なら一生モノかな(笑)”という”でっかいスプレー式の殺虫剤”や、”他にゴキブリホイホイも買ってきました。デザインがかっこよかったんです”。小沢健二さんはロンドンで見つけたエフェクター。
”このエフェクターの効果は、新曲の『ラブトレイン』でお試しを”ということで、こちらがそのラブトレインです。
泉麻人さん、島田雅彦さんらのインポートアイテム。
映画特集。インポートアイテム、ということで洋画ばかりです。ディック・トレイシーやプリティ・ウーマンなど。
ブルータス広告。占い特集。
左ページ、リーボック広告。名作ベンチレーター。
近年も数多くのバリエーションが出ています。
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小さく掲載されているニューポートクレストや、ラギッドウォーカーローなどのモデルも気になります。
”ネッスルとヤマハが主催する世界最大規模のバンドコンテスト、バンドエクスプロージョン”のレポート。
審査員は松任谷正隆さん。
シャンプー、リンスの広告。ヤクルトスワローズの栗山英樹選手。
”ぼくたちのゴルチエ。”
”1万円台でジャン・ポール・ゴルチエの時計が買えるぞ!というお話”。シチズンのライセンス商品です。しかし、ここまで「安さ」をアピールする広告ってゴルチエ的に大丈夫だったんでしょうか笑。
エスティローダー広告。
”コンポの素質はボーカルでわかります。”
高岡早紀さん主演の映画、バタアシ金魚。
メイドインイタリージーンズ
エドウィン広告。まぁいわゆるアメカジのオーソドックスなジーンズです。
メイドインUSAモデル。6つのシルエット。
こちらはメイドインイタリー。
メイドインイタリージーンズの詳細。合わせているシューズは全て革靴。上品に穿く、クラス感のあるジーンズというような位置付けでしょうか。
”デザイン、素材、ディテール、縫製に至るまで、イタリアで生産しました”との但し書きが。
パナソニック広告。ヘッドホンステレオ。
カセットテープですよ。
タグ・ホイヤー広告。当時絶頂期だったアイルトン・セナですね。
”僕をFAX幹事と呼んでおくれ。”…当然今の価値観なら、”FAX幹事”なんて蔑称でしかないでしょうが笑、当時は最先端だったんでしょう。スキーウェアのデザインが多種多様。
続きは次回。
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