僕が一番好きなスポーツはテニスです。
親の影響で小さな頃から慣れ親しんでいましたし、中学校と高校では軟式テニス部に所属して、弱小ながらもとても楽しんでいたので、今でもテニスのアイテムにはどうしても惹かれてしまいます。
#メルカリディグ で手に入れた、USオープンのキャップ。アガシが優勝した1994年のもの。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2022年3月29日
デザインも良いんですが、ツバの裏に選手とおぼしきサインがいくつも書かれているのが面白いと思いました。
それほどテニスプレイヤーに詳しくないので、誰のサインなのかはわかりませんが、それもまた良いなと笑 pic.twitter.com/TzerOPQxkl
買い物なんか全然するつもりないのに、大好物&なかなか見つけられないテニスモチーフのカレッジT見つけちゃった…買うしかない pic.twitter.com/1E7QivEbw3
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2019年4月5日
サッカー=Jリーグ
スポーツと言えば、現在話題になっているのが、サッカーワールドカップ。
小学生のとき、小体連という地域の小学校のリーグ戦的なものがあり、それに参加はしていました。
プレイすることは結構楽しんでいたのですが、中学校に入ってからは軟式テニスを始めたこともあり、サッカーは体育の授業でやるくらいでした。
僕のサッカーの思い出で、一番印象的なのはやはり1993年のJリーグ開幕。
当時、僕の周りでは自分の「推し」チームを持つのが当たり前みたいな雰囲気でした。
当時、僕の地元チームであるヴィッセル神戸はまだなく、同じ港町ということで親近感を持っていた横浜マリノスを「推し」に選びました。
木村和司選手とか、好きでしたね。Jリーグチップスで木村和司選手のカードを引き当てたことも記憶に残っています。
古着として再会したJリーグ
その後、縁遠くなっていたJリーグと再会したのは、まさかの古着屋さん。
以前も当ブログでご紹介した、大阪アメリカ村の「古着屋十四才」です。
僕の大好きな90年代のJ-POPをはじめ、ここでしか見つからない個性的過ぎる古着を扱う同店が多数取り揃えているのが、Jリーグ創成期のアイテムの数々。
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当時のデザインの雰囲気を楽しむのもいいですし、お気に入りのチームや選手のアイテムをディグるのもいいでしょう。
原宿の人気店が提案するサッカー古着
「古着屋十四才」は、どちらかと言うと「ネタ」的な視点でセレクトしていると思われますが、原宿の人気古着店「Lemontea」は、ファッション的な視点でのサッカーを提案しています。
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こうやって見ると、たしかにデザイン的にも素敵に見えるサッカーアイテムの数々。
インスタに掲載されているスタッフの方の着こなしも、ファッション的にサッカーアイテムを楽しむ参考になると思います。
面白さと格好良さを兼ね揃えたサッカー古着
サッカーを「ネタ」として楽しむ。
サッカーをファッションとして楽しむ。
僕はどちらもアリだと思うので、今回は「ネタ」的な面白さとファッション的な格好良さを兼ね揃えたサッカー古着を探してみました。
探したのは楽天市場。↓の記事でもご紹介しているように、楽天市場では簡単に古着のディグができます。
この記事を執筆している現時点では全て楽天市場で購入可能になっています。
探してみて気づいたのが、ワールドカップ関連の古着が結構沢山出回っていること。
しかも、デザイン的にいい感じの古着が多いんです。
まず、こちらは1986年のワールドカップメキシコ大会のスウェット。配色デザインがかなり個性的。
【古着】 プリントスウェット サッカー ワールドカップ MEXICO56
ほぼ同時期の、つくば万博と同じデザインの雰囲気があります。
こちらは80年代のアディダスのナイロンブルゾン。
80s アディダス adidas サッカー ワールドカップ USA
背面にUSAのロゴ。当時のアメリカ代表のグッズだったのでしょうか。
こちらは記憶に新しい、と言ってももう20年も前であることに驚いてしまう、2002年の日韓共催大会のもの。シンプルなデザインのアディダスのプルオーバーです。
adidas アディダス 「XS」 2002 FIFA WORLD CUP
1994年アメリカ大会の古着が多い理由
ワールドカップ関連の古着で、特に数が多いのが1994年アメリカ大会のときのもの。
現在日本の古着屋さんで販売されている古着の多くはアメリカで買い付けられています。
NFLなどの四大スポーツに比べてサッカーの人気が低いアメリカでも、自国開催ということで沢山の関連アイテムが作られたのが、古着の多さの理由でしょう。
特に目を引くのが、星条旗を模したアメリカ大会のロゴが入ったアイテム。
【中古】90S/World Cup 94 USA/スタジャン
こちらのスタジャンは前後にがっつり。
ほぼ同じデザインのナイロンジャケットは、襟元のワンポイントがいい感じ。
【中古】古着 長袖 ナイロンジャケット メンズ 90年代 90s ワールドカップ
大手スポーツブランドのアイテムもあります。こちらはアディダスの短パン。
【中古】古着 アディダス adidas ショート トレーニングパンツ
1992年のアトランタオリンピックの古着は、原宿や下北沢などの人気古着店でしばしば見かけますが、1994年ワールドカップアメリカ大会の古着は、それに比べると遭遇率は低めです。
90年代ならではのグラフィックデザイン
当たり前の話ですが、1994年は90年代。ということで、90年代ならではのグラフィックデザインが楽しめるのも、ワールドカップアメリカ大会の古着の良さと言えるでしょう。
アディダス 90s USA製 ワールドカップ94 プリント 半袖 Tシャツ M
90s FIFA ワールドカップ USA 1994 半袖Tシャツ 古着
古着 90年代 The Game 1994 FIFA World Cup
1994年 サッカー ワールドカップ USAワシントン RFKスタジアム
イングランドやドイツ、イタリア、アルゼンチンなどの強豪国のTシャツデザインも、90年代らしい大胆な雰囲気。
【中古】古着 半袖 ビンテージ ヴィンテージTシャツ メンズ 90年代
90s ボーダー柄 1994 アメリカ ワールドカップ ドイツ代表
【中古】古着 半袖 ビンテージ ヴィンテージTシャツ メンズ 90年代
【中古】 90s USA製 APEX ONE エーペックスワン Tシャツ
【中古】古着 半袖 ビンテージ ヴィンテージTシャツ 90年代
これはアメリカ代表のキャラクターでしょうか?あまりサッカーっぽくはない気がしますが、ちゃんと1994年アメリカ大会のロゴが入っていますね。
【中古】APEX ONE/90S/ワールドカップ94年/MADE IN USA/...
近所のユニクロで買ったマスコットTシャツ
そして、1994年アメリカ大会の古着でもうひとつ目を引くのが、この1994年アメリカ大会のマスコットをモチーフにしたアイテム。
JH DESIGN ジェフハミルトン レザー×コットン ジャケット
このマスコットは「ストライカー」という名前だそうです。
1994年アメリカ大会では「ストライカー」という犬のマスコットが誕生した。試合を興味津々にしてくれるストライカーを表現するために、この名前がつけられた。何故犬なのか、それは単にアメリカでは犬が人気のペットであったからで、この何の変哲もないカートゥーン犬はワーナーブラザーズのデザインによって誕生した。
実は1994年当時中学2年生だった僕は、この「ストライカー」がプリントされたTシャツを着ていたんです。
今回、楽天市場でおそらく僕が着ていたのと全く同じTシャツを発見しました。
【中古】MIKKO/90s/シングルステッチ/Tシャツ/L/
購入したのは、実家の近くにオープンしたばかりのユニクロだったはず。その頃のユニクロは今のようなオリジナルアイテムはほとんどなく、中学生だった僕らはナイキやアディダスといったスポーツブランドのTシャツや靴下をよく購入していました。
こちらも「ストライカー」プリント。このTシャツもそうですが、アメリカ大会の古着はアメリカ製のものが多いのも特徴です。アメリカ製ならではの、良い意味でのラフな雰囲気が味わえます。
【中古】古着 半袖 ビンテージ ヴィンテージTシャツ メンズ 90年代
珍品も見つかるJリーグ古着
こういったワールドカップものに比べ、古着として流通するJリーグのアイテムは多いとは言えません。
が、根気強く探していると、面白いアイテムも見つかります。
こちらの読売ヴェルディのTシャツは、当時Jリーググッズ専門店として人気だった、カテゴリーワンのタグが付いています。
ウィキペディアによると、当時のJリーグのキャラクターグッズはソニーの関連会社が運営するカテゴリーワンのみで取り扱われていたそうです。
そう言えば当時、カテゴリーワンで横浜マリノスのステッカーを買ったこともありました。
また、こんな珍品も見つかりました。
【中古】BOBSON◆Gジャン/S/コットン/IDG/ガンバ大阪/1992年
一見普通のGジャンですが、背面にガンバ大阪のキャラクターがプリントされています。
しかもGジャンのボディは日本の老舗ジーパンブランド、ボブソンのもの。こんなものも作られていたんですね。
古着の一番の楽しさは予想外の発見
このように、予想外の発見があるのが、古着の一番の楽しさだと僕は思います。
今回ご紹介した楽天市場だけでなく、一般の古着屋さん、トレジャーファクトリースタイルやセカンドハウスなどのリユースショップでも、面白い発見が楽しめます。
そこに、今回ご紹介したサッカーなど、「自分が好きなものごと☓古着」という視点を加えると、より楽しさは増します。
サッカー古着はコーディネートが難しい?
ちなみに、サッカー古着は個性的なデザインのものも少なくありません。
コーディネートが難しそう、というイメージがあるかもしれません。
僕の著書「結局、男の服は普通がいい」で提案している、シンプルでベーシックなデザインの「普通服」は様々な種類の服と相性が良いというメリットがあるので、大抵のサッカー古着と合わせてもおかしなことにはならないと思います。
最後にCMでした笑。