POPEYE8月号 渡辺淳弥インタビュー要約版
先々月からリニューアルしてオサレ感が更にverアップした。POPEYE
現在発売中のPOPEYE8月号はアウトドア特集です。
表紙はシンプルで格好良いのですが、これがなかなかの曲者。
「Urban Outdoor Life」という文字と画像が載っているだけで
内容に関しては全く記載がないのですが、
実は今回のPOPEYEには
JUNYA WATANABE Comme des Garcons MANデザイナー、
渡辺淳弥のインタビューが載っているのです。
元々マスコミに殆ど露出しないコムデギャルソンのデザイナー。
川久保玲はたまに新聞や雑誌のインタビューに答えていますが、
渡辺淳弥が雑誌に出る事は殆どありません。
しかも、レディスのJUNYA WATANABEのデザイナーとしてではなく、
メンズのJUNYA WATANABE Comme des Garcons MANのデザイナーとして
インタビューに答える事はとても珍しく、
私の知る限りだと、10年程前のミスターハイファッション以来ではないかと思います。
(もしかしたら他にもあったのかもしれないですね。ご存知の方はお知らせ頂ければ幸いです)
で、これだけ貴重な渡辺淳弥のインタビューなんですが、
前述のようにPOPEYEの表紙には渡辺淳弥の文字なんかは
一切記載されていない為、気付いていない人が多いのではないでしょうか。
私も何の気なしにPOPEYEをめくっているといきなりこのインタビューに出くわしたので
びっくりしたんです。
という事で今回はそのインタビューを大まかにまとめてみました。
気になった方は是非購入して 読んでいただきたいと思います。
写真撮影はNGだったんでしょうか。
渡辺淳弥の姿はイラストで描かれています。
サックスのシャツにジーンズ、オールスターっぽいスニーカーのコーディネート。
これだけでも見る価値ありです。
以下まとめです。
・コレクションの内容は自分を含めた3、4人のデザインチームで決めている
・自分が作ったコレクションを自分で着る事はない
・ファッションを楽しみたいというより作ることを楽しみたい
・自分が作ったものを気に入って着てくれることが喜びであり、目標
・この秋冬のコレクションのテーマはユニフォーム、具体的には作業着
・アウトドアそのものには興味はないがアウトドアウェアはモノとして非常に興味深い
・ワードローブの中で最も長く着ている服は5ポケット
・ファッションの学校に通っていたときの格好も今とほとんど変わらない
…他にも色々ご紹介したい箇所はあるのですが、
これ以外は雑誌を読んでみて下さい。
服作りの体制や考え方、12AWコレクションの事、
自身のファション観など今までなかったインタビューではないでしょうか。
コムデギャルソンファンに限らず必見だと思います。
※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。