昨日の午後、ワークマンの2020年秋冬カタログの公開がツイッターで発表されました。
2020AWカタログを公開しました‼️(大変お待たせしました…!!)
— 【公式】ワークマンプラス/workman (@workman_plus) 2020年9月14日
店頭配布、ご自宅へのお届けサービスは9/26以降に開始します。今しばらくお待ち下さいませ。 https://t.co/8NElsm8Ryd
こちらがカタログページです。
僕は今回のカタログの公開を心待ちにしていました。なぜなら…
待ちに待ったワークマンの2020年秋冬公開!
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) 2020年9月14日
今まで秘密でしたが、ワークマン初となるダウンジャケットは僕との共同開発商品です!
生地には穴を自己修復する「リペアテック」という新素材が用いられています。つまり、現場でも使えるガチのワークウェアです。https://t.co/I3ULtGwjEs pic.twitter.com/IGHroUX4jk
ワークマン初のダウンジャケットですよ!それが、なんと僕との共同開発商品なんです。商品名は「リペアテックダウンフーディー」。
ダウンジャケット開発に際してにお願いした2つのこと
共同開発のポイントは2点。まずは、シンプルなデザイン。ダウンジャケットに限らず、ワークマンの中の人にお会いするたびにずーーーっとお願いしていることです。
その甲斐あって、今回のダウンジャケットは非常にシンプルなデザイン。詳しくは実際の商品のレビュー記事でご紹介する予定ですが、ロゴなども必要最小限に抑えられています。これだけシンプルなデザインなら、どんな服とも相性は良好ですし、老若男女を問わず誰でも着用可能だと思います。
もう1つのポイントが色です。今回、ダウンジャケットのお話を中の人からいただいたときに、僕は色が大切だなと思いました。
ダウンジャケットは様々なシーンで着用されます。元々はアウトドアのアイテムですが、ストリートファッションのイメージも強いですし、アメカジに合わせることもあります。また、ビジネスシーンで着用する人もいるでしょう。
ですので、今回はいくつかテーマを設定してカラーを提案させてもらいました。最終的には中の人に決定していただきましたが、どれも非常に良い色に仕上がっていると思います。
ガチのワークウェアとしてのダウンジャケット
開発に際し、僕が提案したのはシンプルデザインと色、この2点のみ。その他のことは一切タッチしていません(コロナ禍で打ち合わせができなかったという理由もありますが…)。
ですが、結果的にそれで良かったと思います。
何故なら、僕はリアルワーカーのためにつくられたワークウェアが好きだからです。
以前の記事でもご紹介しましたが、僕はオリジナリティのある服が好きです。
最近はオシャレなショップなどでもワークウェアがたくさん並んでいます。ですが、そのほとんどは実際にワーカーが着用するためにつくられたものではなく、ファッション用に企画された商品です。
とはいえ、僕はそういった商品を否定はしません。僕もそういった服を着ることもあります。ただ単に今、僕が個人的にそれほど魅力を感じないだけです。
はっきり言って、このワークマンのダウンジャケットよりもファッショナブルなダウンジャケットは世の中にたくさんあります。単純にオシャレをすることが目的なら、他のダウンジャケットを買ったほうがいいかもしれません。
後でひとつずつ詳しくご紹介しますが、このダウンジャケットはリアルワーカーが現場で必要とする機能がたくさん盛り込まれています。つまり、ガチのワークウェアなのです。
僕がワークマンに望むことは、いつまでもガチのワークウェアをつくり続けて欲しいということ。ガチのワークウェアだからこそ、僕は着たくなります。
第三者機関お墨付きの高機能
ということで、機能をご紹介していきましょう。
まず、中綿に用いられているのがダウン45%、フェザー5%、そして吸湿発熱わた50%のフュージョンダウン。第三者機関で調査されたデータをカタログに掲載しているのもワークマンの素敵なところ。
気軽に家庭の洗濯機で洗えるのもいいですね。作業したら汚れますしね。
ワークマンの秋冬アウターの定番素材、裏アルミが進化。通常のシルバープリントの1.5倍の保温性を誇るブラックアルミ。こちらも第三者機関によるデータ付き。
穴を自己修復!
そしてそして。この「リペアテックダウンフーディー」という商品名にも冠せられている新開発のリペアテックは、なんと針で突き刺されてできた穴を自己修復するという驚きの機能。
YouTubeに穴が修復される模様の動画もアップされています。
作業現場は常に危険と隣り合わせ。ダウンジャケットに穴が空いてしまうこともあるかもしれません。そんなときに、ダウンジャケットに詰められた羽毛が抜け出てしまうと、作業に支障をきたすでしょう。
ですので、リペアテックが開発されるまで、ワークマンはダウンジャケットを商品化しなかったそうです。
まさにリアルワーカーのためのダウンジャケット。それが「リペアテックダウンフーディー」です。
他にも機能が山盛り
機能はそれだけではありません。
フロントのジップポケットはペットボトルも入れられる大容量。また、寒いときに手を入れられるハンドウォーマーポケットもジップ付きでスマートフォンを入れても安心ですし、フロントの裏側にも大容量のポケットが設けられています。
フードはヘルメット対応でひさしが付いており、ドローストリングで絞れるようになっています。
襟はちょっと高めなので、マフラーをしなくても風が入り込みにくい仕様。袖口にはリブが付いていて、こちらも風が入り込みにくくなっています。
フロントジップの持ち手部分は大きめのラバー素材で、手袋をしたままでも楽に開閉ができます。
と、本当に細かい機能が山盛りですが、近々実際の商品を撮影して更に詳しくご紹介する予定です。
驚異のお値段3,900円(税込)!
と、これだけの機能がてんこ盛りで、なんとお値段3,900円(税込)なんですよ。3,900円って、あのユニクロならアウターも買えないお値段。ワークマンならダウンジャケットが買えちゃいます。
インナーダウン&ダウンパンツの豊富なラインナップ
そしてそして。ダウンアイテムはジャケットだけではありません。インナーダウンも2種類ラインナップ。まずは、インナーに着込みやすい「ライトベスト」。
秋には羽織としても使える「ライトジャケット」。
まだありますよ。膝部分がニット素材で切り替えられていて、動きやすい「ライトパンツ」。
アウトドアやスポーツで重宝しそうな「ショートパンツ」と、豊富なラインナップ。(リペアテック素材が用いられているのはダウンフーディーのみです)これらの商品も、また実際に撮影した画像を使ってご紹介する予定です。
他にも秋冬のオススメ商品はたくさんあります
実は今回、秋冬カタログで気になった商品をご紹介するつもりでしたが、ダウンジャケットだけでかなりのボリュームになってしまいました。
ですので、他の商品のご紹介は次回に繰り越します。お楽しみに。
追記:それぞれのレビュー記事を書きました。
オンラインストアの商品ページはこちら。
WASHABLE FUSION DOWN(ウォッシャブルフュージョンダウン)REPAIR-TECH(TM)(リペアテック) ダウンフーディー(ワークマンオンラインストア商品ページ)
ウォッシャブルフュージョンダウン ライトジャケット(オンラインストア商品ページ)
ウォッシャブルフュージョンダウン ライトベスト(オンラインストア商品ページ)
WASHABLE FUSION DOWN(ウォッシャブルフュージョンダウン) ライトパンツ(オンラインストア商品ページ)
ウォッシャブルフュージョンダウン ショートパンツ(オンラインストア商品ページ)
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!