山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

シャツより軽いMA-1。ワークマン「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」レビュー。

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今週月曜日に情報解禁された、ワークマンの2022年春夏新製品。当ブログでは僕との共同開発製品を中心にご紹介しています。

www.yamadakoji.com

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昨日の↑の記事の最後にも触れましたが、2022年春夏製品の中で僕が一番にお勧めしたいのが、「REPAIR-TECH超軽量」シリーズ

 

重い服が着られなくなった41歳

僕は現在41歳。名実共に立派なおじさんです。

当然服は大好きなので着たい服は沢山あるのですが、実際に着られる服が減ってきました。以前より確実に実用性重視になっていますし、特に重量が重い服は着ていると疲れてしまうので、着用する機会が激減しています。

例えば、カーハートのダック地のパンツとかは格好良いと思って部屋で着てはみるんですが、着てみるとやっぱり重いのでクローゼットに戻す、という事がよくあります。

ダッフルコートやPコートなどの分厚いウール素材のコートやスタジャンなども、その重さでなかなか手が出ないアイテム。

やっぱり、歳を取ると重い服を着ることって苦痛でしかなくなるんです。

 

シャツよりも軽いMA-1

なので僕のようなおじさんにとっては、今後ますます重量が軽い服が必要

ということで、今回は「超軽量」が魅力の「REPAIR-TECH超軽量」シリーズから、「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」をご紹介します

 

 

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「REPAIR-TECH超軽量」シリーズの製品タグには、製品重量が記載されています。この「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」は約205グラム(Lサイズ)。

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今回ご紹介するLLサイズの実測値は219グラムでした。

 

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でも、服の重さってあんまよくわからないですよね。ということで、比較対象として計測してみたポロラルフローレンのブロード素材のシャツは255.5グラムでした。つまり、「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」はシャツよりも軽いということです。

 

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ブロード生地は一般的なワイシャツなどにも使われる比較的薄手の生地です。ブロードシャツを着ていて重量によるストレスを感じることはまずないでしょう。

つまり、この「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」を着ていても、重量によるストレスを感じることはまずないと思います。

この軽さを実現させているのは、ワークマン独自開発の新素材です。

 

普通に格好良いMA-1

さて、「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」のディテールを見ていきましょう。何より特筆したいのが、普通に格好良いところ。普通に格好良いんです。

 

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ミリタリアウターの代名詞的存在であるMA-1。元々は戦闘機に搭乗するパイロットが着用していたフライトジャケットで、襟や裾、袖口には冷気が入り込まないようにリブが配されています。

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表生地はナイロン100%。高密度ナイロンで、程よくマットな表情ですが、引き裂き強度が1.5倍という、ワークウェアならではの機能性も備えています。

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個人的に好きなのは、袖のステッチのパッカリング。パッカリングは縫い目付近に発生するシワのこと。このパッカリングが「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」に良い雰囲気を生み出しています。

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裾左右に配されたポケットはフラップにスナップボタン付き。

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ジップにはシンプルながら、開閉がしやすい仕様になっています。

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MA-1の特徴的なディテールのひとつが、左二の腕に備えられたポケット

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二の腕のポケットはワークマンで展開されているガチのワークウェアでもよく見られるディテールですが、「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」は元ネタのMA-1と同じく、ジップポケットも設けられています。

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背面もシンプル。

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地味ながらも素晴らしい進化を遂げたリフレクターテープ

左後方にはリフレクターテープが。こちらのリフレクターテープは以前のものよりも色が暗めで目立たなくなっています。もちろん、光が当たったときは以前のものと同じように反射されます。つまり、機能性はそのままに、デザインがよりシンプルになったということです。

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僕がワークマン×山田耕史共同開発製品に求めることはたったひとつ。

それはシンプルでベーシックなデザイン。ですが、ワークウェアとしての機能性は最大限活かして欲しい、ということです。

このリフレクターテープはパッと見は目立ちませんが、そんな僕の要望に応えて貰えた、地味ながらも素晴らしい進化だと思っています。

 

手のひらサイズにパッキング

背面の裏側のメッシュ生地には卵型の切り替えが。

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メッシュ生地は背面の生地とは別布になっています。

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こちら、「REPAIR-TECH超軽量」シリーズに採用されているエッグシステム、卵型収納です。

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生地を畳んで、メッシュ生地の卵型のポケットに入れ込むと、このように手のひらサイズにパッキングができるのです。旅行のときだけでなく、ちょっと小寒いかもなんてときにカバンに忍ばせておくのにも好都合でしょう。また、カラビナなどに引っかけられるループが付いているので、暑くなって脱いだときも邪魔になりにくいのも見逃せないメリットです。

 

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ワークマンならではの針穴が塞がる特殊加工

製品名からネタバレしていますが、「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」にはセルフリペア機能のリペアテックが採用されています。

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リペアテックは2020年秋冬に登場したワークマン初のダウンジャケットであるワークマン×山田耕史共同開発「ウォッシャブルフュージョンダウンリペアテックダウンフーディー」で初めて採用された、針穴が塞がるというワークマンならではの特殊加工です。

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これまでダウンジャケットにのみ採用されていたリペアテックですが、「REPAIR-TECH超軽量」シリーズには当たり前ですが漏れなく採用されています。

 

やっぱり普通に格好良い

さて、ここまでご紹介してきたように、機能面だけでもお腹いっぱいなくらい特徴がありまくる「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」ですが、最初にご紹介してようにやっぱり普通に格好良いんです。LLサイズを176cm65kgの僕が着用するとこんな感じ。

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他のワークマン×山田耕史共同開発製品同様、シンプルでベーシックなデザインなので、どんな服にもマッチすると思います。

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着用しているパンツはワークマン×山田耕史共同開発「超撥水シェフパンツ」。このネイビーストライプは柄物ながら中の人もびっくりの人気っぷりで、2022年春夏も継続して展開されます。

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アクティブシーンで軽さが活きる

普通に格好良いのでファッション用途で着用するのも当然アリなのですが、個人的には「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」の最大の特徴である軽さが活きるのはアクティブシーンだと思っています。

僕はウォーキングとちょっとした食事制限を始めたら簡単に減量できたので、今もウォーキングを続けています。

真冬の今はワークマン×山田耕史「洗えるフュージョンダウン REPAIR TECH シームレスミドルジャケット」を着用してウォーキングしているのですが、もうちょっと暖かくなってきたらこの「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」を着たいですね。

 

1,900円(税込)

「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」のお値段は1,900円(税込)。2月上旬より順次発売予定です。カラーバリエーションは今回ご紹介したブラックの他、オリーブグリーンとリバーグリーンの3色展開。超軽量やリペアテックだけでなく、20回洗濯しても持続する高撥水加工も施されています

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まだまだ続々登場「REPAIR-TECH超軽量」シリーズ

今回ご紹介した「REPAIR-TECH超軽量MA-1タイプジャケット」以外にも、2022年春夏では多数の「REPAIR-TECH超軽量」シリーズが発売されますが、その多くが山田耕史共同開発製品です。

まだまだ魅力的な「REPAIR-TECH超軽量」シリーズの製品は数多くあります。

来週ご紹介予定なので、お楽しみに。