山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

「小物上手」は本当に「おしゃれ」なのか?【STREET JACK 2011年7月号】

こんにちは。兼業主夫/ファッションアナリスト/ワークマン公認アンバサダーの山田耕史(@yamada0221)です。

初の書籍 「結局、男の服は普通がいい 世界一かんたん、一生使えるオシャレの方程式」発売中!

f:id:yamada0221:20200309113250j:plain

商品ページ:Amazon楽天ブックスヨドバシドットコム

f:id:yamada0221:20210408112257j:plain

90年代のファッション誌を中心に、昔のファッション誌のアーカイブを兼ねてご紹介する企画、ファッションアーカイブ。

これまでの記事はこちらから。

www.yamadakoji.com

ティーンズがターゲットのメンズファッション誌、STREET JACK 2011年7月号のご紹介、今回が3回目になります。

www.yamadakoji.com

www.yamadakoji.com

 

おしゃれをさらにブラッシュアップすべく小物使いをレクチャー

とじ込みページの特集は”街のおしゃれな人はみんな小物上手 小物使いの達人スナップ養成講座”

おしゃれをさらにブラッシュアップすべく、街の着こなしに小物をプラス””帽子、ストールからバッグまで、全方位的に小物使いをレクチャー”してくれているそうです。

f:id:yamada0221:20210405103014j:plain

”定番のデニムトップスを脱定番に魅せる小物テク”。一般人のストリートスナップに小物を加えて”ワンランク上の洒脱感を打ち出”しているそうなんですが。

f:id:yamada0221:20210405103030j:plain

こちらがビフォー。

f:id:yamada0221:20210408104809j:plain

で、アフター。あくまでも僕個人の感覚ですが…ビフォーの方が圧倒的に良いと感じます…。

f:id:yamada0221:20210405103047j:plain

ビフォー。

f:id:yamada0221:20210408104804j:plain

アフター。”ゆるふわデカストール””懐中時計”など、小物使いはキメればキメるほど、そのトレンドが終わってしまったときに「頑張ってる感」が強くなってしまうように感じます。

f:id:yamada0221:20210405103104j:plain

これは凄いです。ボーダー柄Tシャツ☓スカーフ祭り。

f:id:yamada0221:20210405103121j:plain

これだけボーダー柄Tシャツを着ていた人が街にいたことに驚かされます。

f:id:yamada0221:20210408104801j:plain

 

ビフォーの方が格好良い”コーデ矯正”

”シンプルスタイルにポイントを作る「インパクト小物」の挿し方”。で、こちらも一般人のビフォーアフターで比較されているのですが。

f:id:yamada0221:20210405103147j:plain

こちらがビフォー。

f:id:yamada0221:20210408102044j:plain

で、こちらが”小物を挿し”たアフター。…やっぱりビフォーの方がいいですよね。

f:id:yamada0221:20210408102049j:plain

ビフォー。

f:id:yamada0221:20210408102053j:plain

アフター。ビフォーの方が良いです。

f:id:yamada0221:20210408102058j:plain

”なんかチグハグ…「NGからOKへ」小物でコーデ矯正”。”コーデ矯正”って凄い言葉ですね。

f:id:yamada0221:20210405103208j:plain

こちらもOKよりもNGの方が圧倒的に良いです。

f:id:yamada0221:20210408101418j:plain

”スタイル別にセレクト!ベストマッチな「かぶり物」”。

f:id:yamada0221:20210405103225j:plain

これもやっぱりビフォーの方が良い…。

f:id:yamada0221:20210408101422j:plain

 

10年経つと「不幸」を生む存在になるトレンドアイテム

今回登場している小物はほぼ全てトレンド性が高いデザインなので、どうしても時代感が強くなり、10年の時を経た2021年の感覚で見るとやはり良いとは思えません

トレンドアイテムのなかには、普遍的な魅力があり、10年以上の年月を重ねても良いと感じられるモノもなくはないのですが、ごく少数でしょう。

ほぼ全てのトレンドアイテムは、そのトレンドが過ぎ去ってしまうとすぐに陳腐化してしまいます

しかも、そのトレンドの人気が高ければ高いほど、陳腐化のスピードは早くなります。

その代表格が、今号でも登場している裾裏チェック柄チノパンツや切り替えデザインのミニバッグでしょう。現在は「不幸な人間を増や」すと言われてしまうくらいの存在になってしまっています。

www.yamadakoji.com

そして、これは別に10年前だからという訳ではないと思います。

今も、「不幸な人間を増や」すアイテムはお店で売られているのでしょう。

次のページからは商品の紹介。

f:id:yamada0221:20210405103245j:plain

ティーンズ向け雑誌ということもありますが、やはりトレンド性が高いデザインの商品ばかり。

f:id:yamada0221:20210405103304j:plain

何度も繰り返していますが、別に普遍的なデザインが良い、時代感が強いデザインは駄目、という訳ではありません。その時代ならではのデザインの服を着るという楽しみ方もアリだと思います。

僕はどうせ買うなら普遍的に愛着が持てるデザインのモノが欲しいと思っていますが、これはあくまでも僕の個人的な嗜好なので、どんなデザインであれ、自分が好きな服を着るのが一番のお洒落だと思っています。

STREET JACK 2011年7月号はまだ続きがありますが、そのご紹介はまた次回。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです!