毎週金曜日にお届けしているユニクロ、GU、無印良品、GAP、H&M、ZARA、などのお手頃価格ブランドの定点観測です。
主にご紹介するのは、汎用性が高く、誰にでも似合い、いつまでも着られるシンプルでベーシックなデザインの「普通服」。「普通服」についてはこちらの過去記事をご覧ください。www.yamadakoji.com
また、僕の書籍「結局、男の服は普通がいい 」では「普通服」について徹底的に、わかりやすくご紹介しています。
先週の記事はこちらです。
ユニクロセール商品
セール商品の中から「普通服」や、「普通服」に近い商品をピックアップしています。
GU新商品
発表時からツイッターなどでも話題になっていた、GUとアンダーカバーのコラボ。今日発売でしたが、予想通り開店前は行列。開店後も購入には整理券が必要になっており、注目度の高さが伺えました。
ビックロ前のGUアンダーカバー待ち(そうじゃない人もいるでしょうが)。100人くらいですかね。 pic.twitter.com/nfEGm9uGlE
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) 2021年4月9日
GUアンダーカバーの売り場行列と、値下げされてワゴンに山積みのミハラ。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) April 9, 2021
数週間後のアンダーカバーの運命は… pic.twitter.com/4DvHjCDyJx
先々週かな?発売のBiSHコラボも値下げされてます。 pic.twitter.com/pkdraZevft
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) April 9, 2021
ですが、その傍らで既に値下げされているコラボアイテムの数々が。今年のGUは値下げのタイミングがかなり早く、発売後2週間で値下げされている商品も少なくありません。
果たしてアンダーカバーはどれくらいが売れ、どれくらいが値下げになるのでしょうか。かなり興味深いです。
GAP新商品
春夏物セールが開始されています。
ヘヴィウェイトTシャツが1,990円→990円。
シンプルなデザインのビッグシルエットシャツが3,990円→2,999円に。このシャツ、襟のバランスとかかなり好きなんですが、残念ながらポリウレタンが入っちゃっているんですよねー。惜しいです。
また、セールではありませんが、90sを感じさせるビッグロゴのTシャツが入荷していました。若い人に着てほしいですね。
GAPの良さについてはこちらの記事で。
H&M新商品
Good Newsという英国のシューズブランドとのコラボスニーカーです。
”環境への負荷を低減したレトロ調スニーカーのユニセックスコレクション”ということで、この商品はスニーカーには珍しいマニラ麻が用いられています。他にもオーガニックコットンやリサイクルコットンを用いたスニーカーが発売されています。
ZARA新商品
長年高い人気を集め続けていたラグジュアリーストリート。最近ではホスト系の人しか着ているのを見かけなくなってしまいました。
ラグジュアリーストリートな人たち、みんな頭が痛くなっちゃってるのなんでだろ… pic.twitter.com/TX8R2KWQZW
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) 2021年4月2日
ラグジュアリーストリートを着用していたのはワル系のファッションが好きな人がメインでした。ラグジュアリーストリートが終わった今、次にどういったワル系ファッションが流行るのだろう?と思っていたのですが、最近のZARAを見ていると、もしかしたらダメージサーフ系なんじゃないかなぁ、と思うようになりました。
例えばこういうの。このコーディネートだと、ダメージジーンズがワル系好みのアイテムです。
派手なタイダイもワル系好みなデザインだと思います。
エディ・スリマンが手掛けるセリーヌもサーフやスケートなどの西海岸系のアメカジファッションを打ち出しています。というか、ZARAはこのセリーヌをかなり参考にしているはずです。
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www.instagram.comsサーフ系はベースがアメカジなので、誰にでも取り入れやすいのがポイントです。そして、メインアイテムになるのがダメージジーンズ。ラグジュアリーストリートでもそうでしたが、やはりワル系にはダメージジーンズがかなり好まれます。
以前も記事でご紹介しましたが、ジーンズ業界は最近はあまり元気がありません。
もしかしたら、サーフ系リバイバルからのダメージジーンズブーム再来でジーンズ大復活!なんてならないかなぁ、と思っています。
そして、もし大復活したとしたら、それを索引したのはエディ・スリマンと言えるでしょう。エディ・スリマンは00年代にスキニーパンツの大ブームを巻き起こしましたが、20年代にまた大ブームを生むことができるのか。注目です。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!