山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

「オジサンであること」は悪いことなのか?

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日本ではいつからオジサンであることがいけないという雰囲気になったんでしょうか。僕の体感ですが、世間的にオジサンに対する風当たりってどんどん強くなっていますよね。特にネットではオジサンはどれだけ叩いてもいい、みたいな風潮になっている気がします。多分、真面目に考えていくと社会構造の変化とかジェンダー論とかになって当ブログの趣旨から外れそうなので深堀りはやめておきましょう。

 

オシャレ=若作りであることの不思議

メンズファッションでオジサンであることをポジティブに捉えているのって、僕が思いつくかぎりLEONくらいかなと思いますが、LEONの価値観はかなり独特ですしねぇ…。

www.huffingtonpost.jp

以前はLEON以外にもオジサン層がターゲットのメンズファッション誌がいくつかあったんですが、今生き残っているのはLEONくらいになってしまいました。

それ以外の日本のメンズファッションにおいては、オシャレをする=若作りをするという図式が出来上がっている気がします。レディスもそうですが。

別に若作りが悪いとは言いませんし、僕も過去の記事でオジサンを悪者にしたこともありましたが、ちょっとはオジサンであることをポジティブに考えてもいいんじゃないかなーと最近思い始めました。 

 

オジサンだからこそ似合う服もある 

僕は来月で40歳になるので、晴れてオジサンを自称できるかなと思っています。そんな僕が最近よく着ているのが【普通の服で格好良く】でもご紹介している普通のアメカジ古着です。

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僕のファッションの入り口はアメカジでしたが、その後コムデギャルソンなどのモードがメインになっていました。

 

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 ですが、最近になってアメカジを頻繁に着るようになったのは、僕がオジサンになってアメカジが似合うようになってきたからではないかと思っています。

光沢感がある滑らかな生地のモード服よりも、デニム生地のような凹凸感のあるアメカジ服のほうがオジサンには相性が良いことは僕も体感しています。 

 

オジサンも肩肘張らずに自分らしいファッションを

以前もご紹介しましたが、ベーシックなアメカジアイテムを中心に取り扱っている原宿の人気ショップPROPS STOREのスタッフさんは、若作りしている訳でもなく、そんなに格好付けている感もないのに格好良いという、いい塩梅のオジサンのお手本としてとても参考になると思います。 

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ちょっと恥ずかしいですが、【普通の服で格好良く】で僕自身の着用画像をアップしているのも、リアルなオジサンが着ても別に変じゃないよー、ということをお伝えしたいからです。ま、変かもしれませんが…

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アメカジ以外にもオジサンに似合う服もあると思います。当ブログではオジサンであることをポジティブに考え、肩肘張らずに自分らしいファッションを楽しめるような情報を発信していけたらと思っています。

 

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