山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

コムデギャルソンのシャツを20年間着倒して、全く同じ服を買い直したお話。

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昨日の記事では、コムデギャルソンの縮絨についてご紹介しました。

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ヘビーローテーションし過ぎて縮んでしまった縮絨シャツ

その文中でも登場したのが、こちらのコムデギャルソンシャツの縮絨シャツ。購入したのは2000年頃。当時僕は梅田阪急や神戸BALでコムデギャルソンを買うことが多かったのですが、コムデギャルソンシャツはその2店では取り扱いがなく、これは心斎橋にあったユナイテッドアローズで購入したことをよく覚えています。

この縮絨シャツは本当にヘビーローテーションしていました。昨日の記事でご紹介したように、暖かくて軽くて気軽に洗濯できるので、秋は羽織りに、冬はインナーにと八面六臂の大活躍をしてくれるのです。

こちらもご紹介した通り、縮絨は既に記事を縮ませているのですが、僕の場合はあまりに洗濯をし過ぎたのでしょう。それも20年間。そして、安物の洗剤をずっと使っていたことも良くなかったのかもしれません。

ある時、めちゃくちゃ縮んでいることに気付きました。

ぬるま湯にリンスを入れて伸ばすという方法で対応して、少しはマシになりましたが、それにも限界があり、また、生地の限界を超えて伸ばしてしまったので、生地に穴が空いてしまう始末。

ちんちくりんのぴったぴた

ちなみに、こちらが20年間着倒した縮絨シャツです。

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生地が縮んで分厚くなってしまったせいで、上2つのボタンは閉められなくなっています。

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生地は縮絨以上に縮んでしまい、完全にフェルト化しています。

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袖はちんちくりん。

身幅はぴったぴた。

一応着られるのは着られるんですが、少なくとも僕が着るのは不可能な状態になってしまっています。

まぁ、これは服としての天珠を全うしたということかな、と思ってクローゼットに眠らせていたのですが…

 

20年の時を経てメルカリで再会

20年の時を経て、僕は再びこの縮絨シャツと出会ってしまったんです。

再会した場所は、メルカリ

そう、メルカリで僕が20年間着倒した縮絨シャツが出品されていたのです。

当然、購入。

それがこちらです。幸運なことに、状態は非常に良好。

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僕が20年間着倒したのと比べてみると、サイズの違いがよく分かるでしょう。大人用と子ども用、みたいに見えるくらい、縮んでしまったことがわかります。

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奥が新しいのです。サイズは同じ、Mサイズ。当然、新しいのはボタンもちゃんと閉まります笑。

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胸に貼り付けられた別布の大きさが、左の20年間着倒しverは3分の2くらいになってしまっています。

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同じ失敗を繰り返さないように…

これまでは普通の洗剤で洗っていましたが、今後はエマールを使うなど、縮まないように対処していくつもりです。

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もちろん大事に着ていくつもりですが、気軽に着られるのが縮絨の魅力だと思うので、子どもと遊ぶときもガンガン着用するつもりです。

今度のこの縮絨シャツは、20年以上着ていたいなと思っています。20年後は61歳ですけど笑。

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