山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

ファッションの民主化を成し遂げたユニクロと、服選びの価値観を変えるかもしれないワークマン。

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服を扱っている成長企業ということでユニクロとワークマンが比較されているのをよく見ますが、そもそもユニクロはファッションの企業でワークマンは作業服の企業なので、単純に比較するべきではないと思うんですよね。

ですが、どちらも日本のファッションの価値観に大きな影響を与えた(ワークマンは与えつつある)のは事実だと思います。 

 

一流デザイナーの服が低価格でいつでも買えるという革命

まずはユニクロについて。

 

服を機能性で選ぶという新たな価値観

お次はワークマンについて。  

↑ ☓無礼k ○ブレイク

 

ファッション構造の変化にユニクロはどう対応する? 

僕は以前から、パリやミラノのコレクション(ファッションショー)を頂点としたファッションのピラミッド構造は瓦解していくだろうと予想しています。

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これまではパリやミラノで一流ブランドが提案したトレンドファッションを中価格、低価格のブランドが模倣することで、トレンドが幅広い層に拡散していました。

ですが、最近はストリート発のトレンドの方が勢いがありますし、トレンドにおけるインフルエンサーの影響力も見逃せません。

パリやミラノの一流デザイナーを起用しているユニクロは、従来のピラミッド構造のファッションの価値観を踏襲しています。

今後、更にファッション業界の構造は変化していくと思いますが、その変化にユニクロはどう対応していくのでしょうか。楽しみですね。

 

世界一ファッションの多様性が豊かな日本

僕は、世界一ファッションの多様性が豊かな国は日本だと思っています。5年も前ですが、こんな記事を書いたこともありました。

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一部の企業を除いて、日本のファッション業界には全く元気がありませんが、ファッション後進国であった日本のファッションがこれだけ多様性が豊かになったのは、日本人が元来ファッション好きだからではないと思っています。

そんな日本人のファッションの価値観を変えたユニクロと、変えつつあるワークマン。僕は更に多様性が増した面白い国になるのではないかと期待しています。

また、僕はそんな多様性の豊かな日本のファッションを、より多くの人が簡単に楽しめるようにしたいと思っています。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!