我が家には9歳長女、6歳長男、4歳次男の3人の子供がいます。
我が家のように兄弟がいる家庭なら特に、知り合いからお下がりの服をいただくことが多いのではないでしょうか。
我が家の場合、9歳長女の同級生の男の子から6歳長男に、ということで服をいただくことがよくあります。
においに敏感な6歳長男
我が家の子供たちは当然、同じ親から生まれて同じような環境で育っているのですが、それぞれ性格や好みがかなり違います。
6歳長男は非常にこだわりが強いのが特徴。
小さい頃は、お気に入りキャラクターの服しか着てくれませんでした。
Tシャツならそのキャラクターがプリントされたものを買えばいいのですが、アウターになると長男お気に入りのキャラクターの商品を見つけ出すのがなかなか困難。
なので、↓のようにアウターにワッペンを付けたりと、これまでかなり手がかかっていました。
5歳長男はこだわりが強く、新しい服をなかなか着てくれません。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2020年12月3日
アウターが小さくなったので新調するのも難航し、条件としてワッペンを付けることに。
僕が専門学校入学時に買った10万円オーバーの職業用ミシン。最近はこーゆー時にしか稼働してません笑 pic.twitter.com/80qPVa9mY6
6歳長男はこだわりが強いだけでなく、においにもとても敏感です。
我が家は洗濯するときは基本的に柔軟剤は使っていないのですが、お下がりでいただいた服に、その家庭で使っている柔軟剤のにおいが付いていたら、絶対に着てくれないのです。
例え、自分のお気に入りのキャラクターの服でも「においが嫌だ」と言って着ません。
まぁ僕も柔軟剤のにおいはあまり好きではないので、気持ちはわかるのですが、せっかくいただいたお下がりをにおいだけで着ないのは、もったいないので以前からなんとかしたいなぁと思っていました。
服に付いた柔軟剤のにおいは、ちょっとやそっと洗濯しただけではなかなか取れません。
普通に洗濯するだけだと、数十回は必要になると思います。
まぁ僕も柔軟剤のにおいはあまり好きではないので、気持ちはわかるのですが、せっかくいただいたお下がりをにおいだけで着ないのは、もったいないので以前からなんとかしたいなぁと思っていました。
柔軟剤のにおいを落とす方法を調べてみた
つい先日も、お下がりのTシャツをたくさんいただきました。
我が家の場合、4歳次男はそんなにこだわりがなく、柔軟剤のにおいがあっても特に気にせずに着てくれます。
ですが、今回いただいた服は4歳次男が着るにはちょっと大き過ぎるサイズ。
なので、6歳長男に着てもらいたかったのですが、6歳長男はちょっとにおいを感じただけで、袖を通すことなく拒否されてしまいました。
そのときふと、普通に洗濯する以外にも柔軟剤のにおいを落とす方法はあるのでは?と思って調べてみると、結構色々と見つかりました。
その中で手軽で効果が高そうだと思ったのが、セスキ炭酸ソーダとクエン酸を使う方法です。
その手順は以下の通り。
1:バケツにセスキ炭酸ソーダを大さじ3~4程度いれる
2:溶けるように水をバケツの8割程度いれる
3:セスキ水にしみこませるように衣類を投入
4:半日以上放置
5:バケツの水を捨て、衣類を軽く絞る
6:バケツにクエン酸を大さじ3~4程度いれる
7:溶けるように水をバケツの8割程度いれる
8:クエン酸水にしみこませるように衣類を投入
9:半日以上放置
10:バケツの水を捨て、衣類をしっかり絞る
11:通常の洗濯へくわえる
12:風や日光がよくあたる場所で乾かす
セスキ炭酸ソーダとクエン酸は100円ショップ購入可能
セスキ炭酸ソーダとクエン酸はAmazonで売っています。
ですが、多くの100円ショップでも購入可能なようです。僕はキャンドゥで購入しました。あと、必要なのは服が入れられるバケツだけ。
さて、上の手順通りに進めていきます。まずはセスキ炭酸ソーダを溶かした水が入ったバケツに服を入れます。
半日放置したところで、洗面台に漬けていた水を流したのですが、その水が青っぽかったのでちょっとびっくり。
どういうこと?と、上掲リンクを見てみると、以下のような注意書きを見落としていたことに気が付きました。
ファスナーがある衣類の場合、スライダー部分がクエン酸で溶けてしまうおそれがあります。あらかじめ養生テープ等で保護しておきましょう。
また、セスキ炭酸ソーダはアルカリ性なので、衣類を色落ちさせる可能性があります。
どうやら、Tシャツの色が少し落ちていたようです。と言っても、洗濯して乾かした後で確認しても、どのTシャツが色落ちしたのかわからないくらいでした。
とはいえ、お気に入りの服でやってみる場合はご注意下さい。
6歳長男「においはしない」
さて、その後バケツの水にクエン酸を溶かし、また半日放置した後に絞って、他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗いました。
乾かしてにおいを確認してみると、においは全く感じられなくなっていました。
敏感な6歳長男に嗅がせてみても、「においはしない」とのこと。
これで一件落着。
これからはお下がりをガンガン着てくれることでしょう。
上掲記事によると、このセスキ炭酸ソーダとクエン酸を使った方法は一度やるだけでも最低50%減程度の効果は感じられるとのこと。
今回は一度やるだけでほぼ100%減となったので、これは元々どれくらい柔軟剤のにおいが服に染み付いていたのかによるでしょう。
僕が欲しいのはシンプルでベーシックな「普通洗剤」
普段の洗濯には、さらさを使っています。
漂白剤や着色料が入っていないということで選んでいたのですが、今回改めてパッケージをよく見てみると、「優しい柑橘系の香り」という表記があることからも分かる通り、香料は加えられていることに気が付きました。
僕自身は多少においがあっても特に気にならないのですが、洗剤によるにおいが必要か不必要かと考えると、全く必要ではありません。
なので、現在はさらさに代わる洗剤をリサーチ中です。
今の所候補に挙がっているのがこちら。
ブログで洗濯について書こうと調べ物をしていたら、洗濯用石鹸というものを発見して気になっています。https://t.co/I4iCNlRHJm
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2022年5月24日
他にこのあたりも気になっています。
僕が欲しいのはシンプルでベーシックな「普通洗剤」。見つけられたらまた当ブログでご紹介します。
この洗剤のAmazonのレビューでは、環境や敏感肌について多く触れられているのですが、僕はただ単に「シンプルな洗剤」を求めているだけなんですよね。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) May 25, 2022
市販の洗剤には、においなどの「オプション」が多すぎる気がして。
シンプルでベーシックな「普通服」みたいな、「普通洗剤」が欲しいです。