先日のこちらの記事。
スニーカーを洗うのに、ウタマロリキッドを使ってみた、という内容でした。
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この記事中で僕はウタマロリキッドを「エマールと同じおしゃれ着洗い向きの中性洗剤」とご紹介しています。
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エマールについてはこちらの過去記事で詳しくご紹介しています。
ウタマロリキッドとエマールの違い
この記事を執筆している時点で、Amazonでのお値段はウタマロリキッドは400mlで387円、エマールは500mlで282円。
ということは、エマールの方がお買い得ですよね。
じゃあ…わざわざウタマロリキッドを買う必要はなかったのでは?
いや、もしかしたら成分が違うかも!と思い、それぞれの成分表を確認してみました。
ウタマロリキッドに使われているアルキルベタインという界面活性剤には以下のような特徴があるようです。
低刺激性でかつ優れた起泡力、適度な洗浄性を有し、シャンプー、ボディソープ、台所洗剤に汎用されています。アニオン(陰イオン)界面活性剤との併用により、洗浄性や起泡性の向上、増粘、刺激緩和の効果を目的として使用されます。
リカビオン A-200は、強い抗菌作用を示します。
エマールに使われているのは、ポリオキシエチレンアルキルエーテルという界面活性剤。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルはこちら。
高級アルコールに酸化エチレンを付加重合したエーテル型非イオン性界面活性剤.高級アルコールに塩基性触媒を加え130〜180℃で、常圧または加圧下で酸化エチレンを反応させて得られる.ポリオキシエチレン付加モル数(親水性)とアルキル鎖の炭素数(親油性)により、親水性から親油性まで幅広い物質があり、優れた乳化力、洗浄力、浸透力、可溶化力を有する.乳化剤にはアルキル鎖が炭素数16以上のものが適しており、洗浄剤、浸透剤には炭素数12前後、可溶化剤には分岐あるいは不飽和で炭素数16以上のものが適している.また、ポリオキシエチレン付加モル数(物質量)によっても、発揮される機能が異なる.化粧石けん、シャンプー、リンス、ファンデーション、クリームなどに分散剤、可溶化剤、洗浄剤、浸透剤、増粘剤、水中油(o/w)型エマルション、油型水(w/o)型エマルションとして広汎に使用されている.
うーん…せっかく調べたのでこうやって載せてみましたが、正直何がどう違うのか、さっぱりわかりません。
洗濯機で落ちない汚れにエマール部分洗い
ここからが本記事の本題。
エマールで部分洗いをしてみました。
洗ったのは90sヴィンテージモンベルのフィッシングジャケットです。
今日の服装。
— 山田耕史 「結局、男の服は普通がいい」 (@yamada0221) 2023年1月26日
90sヴィンテージモンベルのフィッシングジャケットに、チャンピオンのスウェット、ワークマン「超撥水ワイドチノパンツ」、ブランドストーン。
7歳長男の頭上にちらりと見えてるのは、随分前に推してたGUのサコッシュ。子供たちのお薬手帳入れとして、現在も通院時に大活躍。 pic.twitter.com/ygsypupFut
防寒性が高く、動きやすく、そして何よりも格好良いので、毎日の自転車での保育園送迎や、神戸帰省、真冬のディズニーランドまで、この冬のメインアウターとして大活躍してくれました。
神戸帰省中の服装。
— 山田耕史 「結局、男の服は普通がいい」 (@yamada0221) 2023年1月4日
暖かさで選んだアウターは、80sヴィンテージモンベルのフィッシングジャケット。
この日は公園遊びだったので、汚れても良いように、インナーとパンツはワークマン×山田耕史のフワテックピステ&ウォームシェフパンツ。
スニーカーはチープアシックスのトレイルスカウト。 pic.twitter.com/DA1C5PA5pb
このフィッシングジャケット、表地と裏地はナイロン100%、中綿はポリエステル100%。
公園遊びなどに着て行くと、土などで汚れることも頻繁にありますから、「汚れたな」と思ったら、躊躇せずに洗濯機で普通に洗濯しています。
ですが最近、袖口に汚れが蓄積していることに気付きました。
こういう汚れ、洗濯機で洗っただけでは落ちないんですね。
ちなみに、洗濯機で使っている洗剤はさらさです。
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ウタマロ石けんは蛍光増白剤入り
これまでは、ウタマロ石けんを使ってこういった部分汚れを落していました。
ですが最近、ウタマロ石けんには蛍光増白剤が入っていることを知りました。
蛍光増白剤は、紫外線を吸収して青白い光に変えるという働きがあります。
白い生地を白くするのには良いのですが、生地の色や素材によっては色合いが変わってしまう可能性があるのです。
今回汚れを落としたいフィッシングジャケットはナイロン素材なので、心配はまずないと思いますが、特にお気に入りの服なので万全を期したいと思いました。
また、エマールが部分洗いにも使えるとエマールのサイトで紹介されていたからという理由もあります。
歯ブラシに付けてこするだけ
今回の汚れは原液を付けるだけでは落ちなさそうだなと思ったので、濡らした服に歯ブラシにエマールの原液を付けてこすってみました。
その原液を付けたまま、洗濯機で洗濯。
で、乾かした後の状態がこちら。
生地に少し光沢感があるので光の加減で汚れているように見えるかもしれませんが、汚れはすっきり落ちました。
歯ブラシでこすっているときから、汚れはガンガン落ちていってましたが、ここまで綺麗になるとは。想像以上の効果でした。
部分洗いで汚れが落ちることがわかったので、これからもこのフィッシングジャケットは子供たちとの公園遊びなど、服が汚れそうな場所にも臆せずガンガン着て行けます。