ダメージスキニーは新宿歌舞伎町のホストの定番パンツ
先日、ふとこんなことを考えました。
スキニーって完全に「ワル」のパンツになりましたね。今までってずっとボンタンやB系なんかの太いパンツが「ワル」のシルエットでしたが、今はファッションリテラシーが高い層が太いパンツを穿いてる。
— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2019年4月5日
こう考えたきっかけは、我が家の近所でヤンチャそうな男子高校生2人組がどちらもスキニーパンツを穿いているのを見たからです。
また、最近ハマっているラーメン屋さんに行くために新宿歌舞伎町を歩くことが増えたのですが、歌舞伎町のホストたちもたいていスキニーパンツ、なかでも多いのがダメージスキニーです。
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つい数年前まで、歌舞伎町のホストと言えばお兄系でした。
エグザイルファミリーに代表されるラグジュアリーストリートが流行ってからホストの服装は大きく様変わりして、最近の歌舞伎町ではお兄系のホストはかなり少なくなった印象があります。
ダメージスキニーは「ワル」が穿くパンツ
ここ数年でパンツのシルエットは大きく変わり、ファッションリテラシーが高い層はこぞってルーズシルエットのパンツを穿くようになりました。ですが、面白いものでスキニーシルエットを穿いている高リテラシー層もまだまだ多いのです。
エディスリマンによるスキニーのヒットから約15年経ちましたが、15年かけてマスに拡大したって事ですかね。
— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2019年4月5日
とはいえ、スキニーを穿いてる高リテラシー層も結構いる。
スキニー全盛期は太いパンツを穿いてる高リテラシー層ってあまりいなかったと思うので、多様性が広がったって事ですかね。
例えばこのインスタグラマーさん。マッシュルームカットにルーズシルエットパンツのゆる系コーディネートという典型的な今人気の服装ですが、同じような雰囲気でスキニーパンツも着用しているのです。
ですが、僕の見た感じだと高リテラシー層はダメージスキニーを穿くことはあまりなく、同じスキニーパンツでもシンプルなデザインのものが人気のようです。
つまり、ダメージスキニーは現在の「ワル」を象徴する、「ワル」制服とも言うべきパンツで、「現代のボンタン」のような存在ではないでしょうか。
ダメージスキニーは現代のボンタン。
— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2019年4月5日
コーディネートの雰囲気を「ワル」に変えるダメージスキニー
ですので、コーディネートにダメージスキニーを加えるだけで一気に「ワル」の雰囲気が強くなります。
例えば、以前の記事でご紹介したこちらのコーディネート。
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このコーディネートのチノパンツを先程のダメージスキニーに替えると、かなりイメージが変化します。
バスクボーダー柄Tシャツが目立つ爽やかな印象のコーディネートが、エグザイルファミリーも着ていそうな「ワル」な雰囲気になります。
このように、現在のダメージスキニーには「ワル」の印象が強いので、「ワル」の雰囲気のコーディネートにしたい場合は重宝するアイテムです。
逆に言うと、別に「ワル」の雰囲気にしたいとは思っていないのにダメージスキニーを穿いても「ワル」の雰囲気になってしまう可能性があるのでご注意下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました!