山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

婚活女子にディスられない!婚活男子ファッションはシンプル・イズ・ベスト。

f:id:yamada0221:20190417141701j:plain

婚活女子に超ディスられる婚活男子の服装

先日タイムラインに流れてきたこちらのツイート。 婚活女子が婚活男子の服装をディスっています。

これに対する僕のお友達の齋藤さんのご意見。 

そうなんですよね。婚活女子にダサいとディスられているアイテムは、ほんの数年前はオシャレアイテムだったんです。

 

「ダセェシャツ」は今も有名セレクトショップで売っています

というより、婚活垢さんの2つ目のツイートで槍玉に挙げられているクレイジーパターン柄デザインのシャツなんかは未だにセレクトショップで普通に売られています

こちら↓は1年前にららぽーとの店頭です。

そして似たようなデザインのシャツは2019年の現在も、ビームスやナノ・ユニバースなでのセレクトショップで売られています。

f:id:yamada0221:20190417141421p:plain

BEAMS / ストライプ 切替 ボタンダウン シャツ(シャツ/ブラウス)|BEAMS(ビームス)のファッション通販 - ZOZOTOWN

f:id:yamada0221:20190417141430p:plain

クレイジーチェックサッカーシャツ(シャツ/ブラウス)|nano・universe(ナノユニバース)のファッション通販 - ZOZOTOWN

実はこのクレイジーパターン柄デザインがメンズカジュアル市場に登場したのは10年以上前です。

正確には覚えていませんが、クレイジーパターン柄デザインのアイテムは2010年くらいまでにはマス市場で売られるようになっていたと思います。マス市場とはやイトーヨーカドーのような総合スーパーやジーンズメイトなどのジーンズカジュアルショップのような、低ファッションリテラシー層が主要顧客のお店のことです。

つまり、クレイジーパターン柄はセレクトショップからスーパーまで、幅広いお店で約10年間売れ続けている超ロングセラーデザインなのです。

 

「有名セレクトショップだからオシャレ」では決してない

今回の婚活女子のディスに対して、このデザインの服を着ている婚活男子は「いやいや、ビームスとかのオシャレなお店でも売ってるからオシャレなデザインなはずじゃないか」と反論するかもしれません。

ですが、今回の例を見てもわかるように、一般的にオシャレとされる店に売っている服が全てオシャレという訳ではないのです。

なぜなら、ビームスなどの一般的にオシャレとされるセレクトショップでも顧客層は意外と広く、低リテラシー層に向けた商品も売っているからです。

特にセレクトショップオリジナルは「適度」にトレンドを取り入れた商品が多く、そのトレンドの旬が過ぎ去ってしまうと、途端に古臭く見えるようになってしまいます。「有名セレクトショップで買った服だから、婚活に着て行っても大丈夫!」という訳では決してないのです。

www.yamadakoji.com

 

メンズファッションはシンプル・イズ・ベスト

では、どうしたら良いのか。

まず考えられる方法が、ファッション情報を積極的に入手してトレンドを熟知し、自分の感覚とクローゼットの中身を毎シーズンアップデートし続けること。これにはもちろん多くの時間と手間とお金を必要とします。

僕のオススメはシンプルでベーシックな「普通の服」だけを着ることです。

www.yamadakoji.com

「普通の服」だけを使った「普通のコーディネート」なら、古臭くなることはありませんし、年齢体型キャラクターを問わず誰にでも似合います。セレクトショップよりもお手頃価格の、ユニクロや無印良品のような低価格ブランドで充分です。

f:id:yamada0221:20190417141414j:plain

www.yamadakoji.com

f:id:yamada0221:20190417141406j:plain

www.yamadakoji.com

f:id:yamada0221:20190417141417j:plain

www.yamadakoji.com

f:id:yamada0221:20190417141410j:plain

www.yamadakoji.com

特にシャツの場合はクレイジーパターンのような下手にデザインに走った商品を着るよりも、白シャツを使ったシンプルなコーディネートのほうが真似しやすいうえに簡単に清潔感が演出できます

www.yamadakoji.com

「ファッション=着飾ること」という考えを持っている人は多いようで、低リテラシー層がクレイジーパターン柄デザインのような過剰なデザインを好むのもこの考えがベースになっているのではないかと思います。

ですが、基本的にメンズファッションにおいてはシンプル・イズ・ベスト、引き算こそ正義です。

婚活のような晴れの席だからといってデザインが過剰な服を着たりアクセサリーを付けたりするのではなく、逆にいつもよりもシンプルな服を着るくらいの気持ちで臨むことをオススメします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!