3月末に発売予定の僕の書籍「結局、男の服は普通がいい」には大きく2つのテーマがあります。その1つが、当ブログでも以前からご紹介してきた「普通服」。
シンプルでベーシックなデザインの普通服にはこのようなメリットがあります。
・誰にでも似合う
・コーディネートに悩まくていい
・いつまでも着られる
・リーズナブルな価格で手に入る
そして、もう1つのテーマが「ファッションのジャンル」。
料理に「イタリアン」「中華」「和食」などというジャンルがあるように、ファッションにもジャンルがあります。日本は世界一ファッションの多様性が豊かな国ですが、これまでその多様性を活かした服の選び方がわかりやすく提案されたことはほぼなかったと思います。
どんなファッション誌でも、それぞれ特定のジャンルのファッションだけを扱っています。例えば、メンズノンノは<モード>。
2ndは<アメカジ>という具合です。
2nd 2020年1月号
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インスタグラマーやYouTuberといったインフルエンサーも同様で、ファッション誌よりも更に細分化された、それぞれが好きな、あるいはビジネスになる、特定のジャンルのファッションだけを紹介しています。料理に例えると、インフルエンサーAは醤油ラーメン、インフルエンサーBはシーザーサラダを紹介している、というような感じです。
僕はそのように特定のジャンルを紹介するのではなく、これまで注目されることがなかったファッションの多様性をご紹介します。
ファッションにジャンルがあることを理解していると、以下のメリットがあります。
・自分らしい、自分のライフスタイルにマッチした服を見つけやすい
・コーディネートで悩むことがなくなる
・効率的に買い物ができる
ファッションのジャンルについては書籍「結局、男の服は普通がいい」だけでなく、当ブログでも今後力を入れてご紹介していく予定です。
多彩なファッションのジャンルを扱うH&M
そんなファッションのジャンルがわかりやすく提案されているのがH&Mです。
以前もツイートしましたが、H&Mは多様なジャンルのファッションを扱っていますが、ジャンル毎に分けて陳列されているので、自分の好きなジャンルの服を選びやすくなっています。
— 山田耕史 書籍3月発売!「結局、男の服は普通がいい」 (@yamada0221) 2020年2月14日
どんな服を選んだらいいかわからない人は、とりあえずH&Mを一周して、ピンと来るのはないか探してみるのがオススメ。 pic.twitter.com/nBbuCtlFus
ファストファッション・低価格ブランドは数多くありますが、ユニクロは主に<アメカジ><アメトラ>、無印良品は<アメカジ><ナチュラル>、ZARAは<モード>というように、たいていのブランドのジャンルは基本的に1〜3つくらいです。
ですが、H&Mが扱うジャンルは他のファストファッション・低価格ブランドに比べるとかなり多彩です。 順にご紹介していきましょう。まずは<アメカジ>。チェック柄シャツやカーゴパンツ、プリントスウェットなどが<アメカジ>アイテムです。
こちらは<ミリタリー>ベースの<アメカジ>。
こちらは<アウトドア>の要素がミックスされた<アメカジ>。
次は<アメカジ>がベースになっている<ヒップホップ>。右上のアウターはGジャンやスウェットパーカという<アメカジ>アイテムがミックスされています。異なる要素をミックスするデザインはDJ文化にも通じる<ヒップホップ>の特徴。また、Tシャツのスターウォーズのキャラクターのように、インパクトの強い大きなプリントも<ヒップホップ>の特徴です。
<アメカジ>とは異なる、プリントフォトや、迷彩柄、総柄などのスウェットも<ヒップホップ>を象徴するアイテム。
ファイヤーパターンは<スケーター>の定番モチーフです。
<ヒップホップ>や<スケーター>はアメリカ文化を発祥とするファッションですが、ヨーロッパがルーツのH&Mは<イタリアン><ブリティッシュ><フレンチ>といったヨーロピアンカジュアルが品揃えの中心。
この辺りは<イタリアン><ブリティッシュ><フレンチ>などのカジュアルな要素を取り入れた<フォーマル>です。
H&Mで自分がピンと来るジャンルを探してみる
このように、ここまで多彩なファッションのジャンルを1つの店で網羅しているのはH&Mぐらいではないかと思います。ですので、ツイートでもご紹介しているように、どのファッションのジャンルがいいのかよくわからない場合は、まずH&Mを訪れてみて、ピンと来るジャンルがないか探してみるのも手段の1つです。
ジャンルがわかればコーディネートの失敗もなくなる
そして、気に入ったジャンルがあれば、ディスプレイされているコーディネートをそのままコピーするのもいいでしょう。H&Mはジャンルごとに商品が配置されているので、コーディネートするアイテムもそのディスプレイの周辺にある商品から選べば大失敗することはまずありません。
H&M。ジャンル別にコーディネート提案していてわかりやすい。特にこだわりがなければそのままコピーすれば充分オシャレ。 pic.twitter.com/Y7q09zVS1F
— 山田耕史 書籍3月発売!「結局、男の服は普通がいい」 (@yamada0221) 2020年1月17日
H&Mの店舗がお近くにない方も大丈夫です。今後当ブログでわかりやすくご紹介する予定ですので、お楽しみに!
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!