ユニクロ☓エンジニアド・ガーメンツ!
今朝飛び込んで来たこのニュース。
ユニクロ☓エンジニアド・ガーメンツ。こりゃ予想外。ポロシャツだけっぽいけどシャツとかジャケットとかも期待したいですね。https://t.co/cq5rEkFoop pic.twitter.com/A11Hk1II1n
— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) May 8, 2019
現在もクリストフ・ルメール、J.W.アンダーソン、アレキサンダー・ワンという錚々たるデザイナーとコラボレーションラインを展開しているユニクロですが、まさかエンジニアド・ガーメンツとコラボするとは予想外でした。
エンジニアド・ガーメンツってどんなブランド?
エンジニアド・ガーメンツのデザイナーは鈴木大器さん。
UNIQLO and Engineered Garments(ユニクロ アンド エンジニアド ガーメンツ) 2019 ポロシャツコレクション|UNIQLO
半生を語ったインタビュー記事はこちら。
渋谷のセレクトショップ、ネペンテスの立ち上げに関わり、バイイングやショップオリジナルブランドのデザインを手掛けます。
ネペンテスは現在ニューヨークとロンドンでも店舗を展開。
他のショップではなかなかお目にかかれない個性的な柄使いなど、かなりデザインの癖が強いショップに見えます。
が、その根底にあるのは<アメカジ>です。
その後、鈴木さんはニューヨークでエンジニアド・ガーメンツをスタート。アメリカ生産にこだわったブランドです。
エンジニアド・ガーメンツもネペンテス同様<アメカジ>をベースにしています。<アメカジ>のなかでも<ミリタリー><ワーク><アメトラ>の要素が特に強いブランドです。
僕個人的にはエンジニアド・ガーメンツはテーラードジャケットの印象が強いブランドです。エンジニアド・ガーメンツのテーラードジャケットは<アメトラ>をベースに<ワーク>や<ミリタリー>の要素をミックスした、カジュアルだけどキチンと感がある端正なデザインが特徴。お店で「お、このテーラードジャケットいいな」と思ってタグを見たらエンジニアド・ガーメンツだった、ということが何度もありました。
また、シャツやパンツも良品が多いと思います。
ですが、残念ながら今回のユニクロとのコラボレーションライン、 UNIQLO and Engineered Garmentsの2019年春夏商品はポロシャツのみ。
あ、こっちのページに商品掲載されてた。あとでブログにまとめます。https://t.co/Wa7rkmdBWN pic.twitter.com/dgVPc2YPrd
— 山田耕史 ファッションをカンタンに。 (@yamada0221) 2019年5月8日
是非とも今後、ポロシャツ以外のアイテムが増えることを期待しつつ、2019年春夏商品の画像レビューをしてみます。
エンジニアド・ガーメンツらしい<ミリタリー>や<ワーク>デザインのポロシャツ
ドライカノコカラーブロックポロシャツ(半袖)
¥1,990
切替デザイン。4色展開。こういったデザインアイテムでドライ素材が用いられているのは珍しいですね。
前から見ると、左袖だけが配色切替。
で、その左袖と後ろ身頃が同色になっています。
胸ポケット部分に補強と思われるステッチが。裏に別布が叩きつけられているのでしょう。ミリタリーウェアでよく見られるエンジニアド・ガーメンツらしいディテールですね。
オーバーサイズポロシャツ(半袖)
¥1,990
オーバーサイズ。3色展開。こちらはコットン100%の天竺素材(Tシャツのような素材)です。
前立の部分は杉綾テープだと思われます。こちらもミリタリーウェアでよく見られるディテール。オリーブの色合いもミリタリーらしく、かなり良さそうです。
ドライカノコボーダーポロシャツ(半袖)
¥2,990
2色展開。こちらはドライ素材。異なるピッチのボーダー柄のパッチワーク。こちらもエンジニアド・ガーメンツらしいデザインですね。
ここまでが、全国の店舗で展開される商品。
で、ここからが一部店舗限定の商品です。
ドライカノコボーダーポロシャツ(半袖)
¥2,990
ボーダー柄パッチワークデザインのオリーブのみ、何故か一部店舗限定。なんでこれだけ…?まぁ白やネイビーと比べるとオリーブはかなり売上は落ちそうな気がしますが。
カノコプリントポロシャツ(半袖)
¥2,990
2色展開。こちらもパッチワーク。ドット柄とボタニカル柄で柄自体はかなりインパクトのありますが、目立たない色なのでそれほど違和感なく着られそうです。
ユニクロガーメンツと相性の良いユニクロの商品は?
上述した通り、UNIQLO and Engineered Garmentsのファッションのジャンルは<アメカジ>。ですのでレギュラー、スリムのシルエットを問わず<アメカジ>の定番パンツであるチノパンツやジーンズとの相性は良好です。
羽織は同じく<アメカジ>の定番であるGジャンやスウェットパーカがベストマッチするでしょう。
今春の新商品、ウォッシュジャージーワークジャケットとの相性も良さそうです。
多民族国家アメリカで生まれ、全世界中のメンズカジュアルファッションのスタンダードでもある<アメカジ>は着る人を選びません。
特に今回のユニクロガーメンツの商品はパッチワークなど個性的なデザインではありますが、ネイビーやオリーブといったベーシックで落ち着きのある色ばかりなので、40代以上の大人の<アメカジ>に最適だと思います。
また、ドライ素材を用いた商品が多いのもこれからの夏場は嬉しいですね。
実際に商品が発売されたらすぐにレビュー、そして詳細なコーディネート記事も執筆予定ですのでお楽しみに。
最後までご覧いただきありがとうございました!