先週からご紹介しているワークマン×山田耕史共同開発「リペアテック超軽量」シリーズ。
昨日はその真打ちと考えている、「リペアテック超軽量シェフパンツ」をご紹介しました。
今日は「リペアテック超軽量シェフパンツ」の対抗馬、いや、もしかしたら2022年春夏の本命かもしれない「リペアテック超軽量カーゴパンツ」をご紹介します。
軽くて軽くて軽すぎるカーゴパンツ
さて、「リペアテック超軽量」シリーズの最大の魅力はなんと言っても「驚くほどの超軽量生地」。
「リペアテック超軽量カーゴパンツ」のタグにはLサイズの重量が約195グラムと記載されています。
手元にあるLLサイズの実測値は193.5グラム。なんと、Lサイズのカタログスペックよりも軽いという結果になりました。数グラムなら個体差でしょうね。
ちなみに、「リペアテック超軽量シェフパンツ」の209.5グラムだったので、「リペアテック超軽量カーゴパンツ」はそれよりも軽いんです。
「超撥水シェフパンツ」は511グラム。つまり、「リペアテック超軽量カーゴパンツ」の重量は一般的なパンツの40%以下という、驚異的な軽さを実現しているのです。
「リペアテック超軽量シェフパンツ」の記事でも触れましたが、これだけ軽いと、まるで何も穿いていないかのような穿き心地が体感できます。
「リペアテック超軽量カーゴパンツ」の生地も、軽いだけではなく薄く柔らかいので、歩く、走るや仕事のときだけでなく、座るや寝るなど、日常生活全ての行動が楽になります。
ワークマン✕山田耕史「リペアテック超軽量シェフパンツ」で初めてウォーキングをしてみたんですが、軽いとやっぱり足さばきが楽になりますね。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2022年2月14日
今日18時公開のブログで徹底レビューします。 pic.twitter.com/0WaXKT4U7N
便利なウェビングベルト
さて、「リペアテック超軽量カーゴパンツ」の仕様を細かく見ていきましょう。
ウエストはクライミングパンツでよく用いられているウェビングベルト。片手で簡単に締め具合を調節できるので、スポーツのときや、公園で子供と遊んでいるときなどに重宝します。
ゴムも入っている上に、ベルトループも付いているので、自分の好みの穿き方ができます。
このウェビングベルト、中央の丸い部分で留められており、その部分が動くようになっています。
丸い部分を押すと外れます。片手で簡単に外せるのでかなり便利です。
フロントはジップ仕様。なんだかんだでフロントはジップがあった方が便利だと思います。
単純に格好良いカーゴポケット
軽さに加え、僕的に「リペアテック超軽量カーゴパンツ」の魅力と考えているのがデザインの良さ。
そして、今季一番のお気に入り、リペアテック超軽量シェフパンツ&カーゴパンツ。
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中 (@yamada0221) 2022年2月12日
既にアウターの記事でご紹介したようにめちゃくちゃ軽くてラクチンというメリットがある上に、デザインも良いです。
特にカーゴパンツは普通に格好良いです。
今はまだ寒くて穿けないですけどね。春が楽しみです。 pic.twitter.com/qGnC9OIDfv
そのポイントとなっているのが、側面のカーゴポケットです。
個人的にはカーゴポケットってあまり使う機会がないのですが、それでも好きです。その理由は単純に格好良いから。「リペアテック超軽量カーゴパンツ」のシックな質感の生地も相まって、非常に良い雰囲気に仕上がっていると思います。
カーゴポケットはマチがあって立体的なつくり。
フラップにはマジックテープ。
服の縫製の経験がある人ならわかると思いますが、「リペアテック超軽量」シリーズに用いられている薄くて柔らかくて滑りやすい生地ってミシンで縫うの大変なんですよね。特にポケットなどの細かい部分なんて、僕だったら絶対に縫いたくありません笑。
ギミック満載の裾
こちらは裾の側面。一番下の部分、よく見ると中央の縫合部の左右にステッチがあります。
裾を裏返してみるとポケットのようなディテールが現れます。
このポケットの中に、裾を絞るドローコードが隠されています。
ドローコードの先にある、小さなS字のプラスチックパーツで絞ったドローコードを固定します。
ドローコードやこうやって外に出すのも格好良いんですが、スポーツをするときなんかは引っ掛けてしまわないか心配になります。
そんなとき、この内側のポケットのようなところにドローコードを入れておけるようになっているのです。特にロードバイクなどの自転車に乗る場合は裾からドローコードが出ているとチェーンに引っ掛かってしまいとても危険ですが、このようなディテールがあると安心です。
更に、股下はクライミングパンツ同様ガゼットクロッチになっており、脚の可動域が高められています。それに加え、ガゼットクロッチだと股下に縫い目がないので、長時間自転車に乗っても股が痛くならないというメリットもあります。
後面はポケット2つ。左はマジックテープ、右にはリフレクターテープが付いています。
カラーバリエーションは↑のダークグリーン、↓のブラック、そしてゴールドカーキの3色。
ブラックは生地の質感の良さが更に引き立ちます。
エッグシステムでコンパクトに収納
超軽量、リペアテックに加え、高撥水、そして卵型にコンパクトに収納できるエッグシステムも採用。
右後ろポケットの裏側に卵型のメッシュ生地が。
全体を畳んでここに入れ込みます。
すると、こんなにコンパクトに。アウトドアや旅行でかなり重宝するでしょう。
合わせる服を選ばないシンプルでベーシックなデザイン
僕(176cm65kg)はLLサイズでちょうどいい感じ。
裾を絞ると、雰囲気も少し変わります。
以前、ピストがブームになったときに、こうやって片方の裾を捲くりあげる着方が人気になったことがありました。自転車に乗るときの安全確保だけでなく、体温調節にも役立ちます。
こちらはブラック。
これまでご紹介した数々の機能は全てリアルワークに役立つものばかり。
それに加え、デザインは非常にシンプルでベーシック。
僕が著書「結局、男の服は普通がいい」で提案している、流行り廃りがないので長期間着用可能、誰にでも似合い、多様なデザイン、種類の服と相性が良い「普通服」。
「リペアテック超軽量カーゴパンツ」はワークマンならではの機能性の高さと、シンプルでベーシックなデザインが融合した、現時点でのワークマンの最高傑作と呼べるアイテムだと思っています。
「リペアテック超軽量シェフパンツ」と並んで、2022年春夏のワークマン×山田耕史共同開発製品の中で、最もお勧めしたい一着です。
お値段1,900円(税込)
「リペアテック超軽量カーゴパンツ」のお値段は1,900円(税込)。
上掲ツイートでもご紹介しているように、既に店頭に並んでいるお店も多いと思われます。
まだまだある「リペアテック超軽量」シリーズ
これまで4つの「リペアテック超軽量」シリーズをご紹介してきましたが、まだ他にも製品は発売されます。
明日以降もご紹介してきますので、お楽しみに。