ファッションを語る上で欠かせない「センス」って言葉。結局、
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) 2020年5月3日
・その人(のキャラクターやライフスタイル)に合っているか
・受け手がそれを好ましく思うか
って事に尽きるんじゃないかなーと。
「センス」という言葉を聞いて、なぜか僕が思い出すのはこの車のこと。
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この車を見て、「センスいいなぁ」と感じる人はどれくらいいるでしょうか?
もちろん、「センスいい!」と感じる人もゼロではないでしょう。ですが、「車自体はいいけれど、なにもこんな色にしなくても…」と感じる人は少なくないと思いますし、「センス悪い…」と感じる人もいるでしょう。おそらく、「センスがいい」かどうかの評価はかなり分かれると思います。
ですが、これが誰の車なのかを知ると、感じ方が変わるかもしれません。実は、この車を所有していたのはROLLYさんです。
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MR02年10月号。@saito_d どぞー。 pic.twitter.com/XsCtCYKpGH
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」発売中! (@yamada0221) 2018年4月15日
ROLLYさんの車だということを知っていれば、「センスがいいかどうか」が変わってきませんか?
僕的にはこの車はROLLYさんのキャラクターにばっちりマッチしている、ROLLYさんらしい車だと思いますし、ROLLYさんが乗っているところを見かけたら「センスいいなぁ」と感じると思います。
ですが、僕が「センスいいなぁ」と感じるのは、僕がROLLYさんに好感を持っているからかもしれません。もし、ROLLYさんのキャラクターに好感を持っていない人だと、「センス悪い」になる可能性は十分あると思います。
もっと極端な例を出すと、こんな車はどうでしょうか。僕は「怖い…」としか思えませんが、この車を「センスいい」と思う人もたくさんいるでしょう。
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「センス」は「受け手」がどう感じるかに左右される
という風に、僕は「センス」にはその人自身だけでなく、「受け手」がどう感じるかにも、かなり左右されるのではないかと思っています。ということで、冒頭で引用したツイートに戻ります。
「センス」は
・その人(のキャラクターやライフスタイル)に合っているか
・受け手がそれを好ましく思うか
って事に尽きる
もちろん、この「センス」はファッションについても同様です。どれだけ高価なブランド品でも、人気のレアアイテムでも受け手がそれを好ましく思うかどうかで、「センスがいい」かどうかはかなり変わってきます。なので、万人が着て「センスがいい」と思われる服なんて存在しないでしょう。
最大公約数的存在の「普通服」
ですが、どんな受け手であれ、ある程度「センスがいい」と思われる服は存在します。それは、僕の著書「結局、男の服は普通がいい」でもオススメしているシンプルで本質的なデザインの「普通服」です。そのなかでもよりすぐったアイテムを↓の記事にまとめています。
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(記事執筆時の価格です)
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「普通服」は最大公約数的な存在。もちろん「普通服」を「センスいい」と感じる人も少なくないでしょうし、「センス悪い…」と感じられる可能性も低いでしょう。
最大公約数的な「普通服」を入り口とした上で、自分のキャラクターやライフスタイルに合った服を見つけるのが、ファッションの楽しさであり、面倒くささと言えるでしょう。
当ブログでカンタンに見つけられます
そして、面倒くさいと感じる人に向けて、当ブログでは自分のキャラクターやライフスタイルに合った服をカンタンに見つけられる方法をご紹介しています。
こういった記事は今後更に充実させる予定ですので、お楽しみに!
この記事があなたのお役に立てば幸いです!