山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

【朗報】ユニクロの最高傑作、+Jの白シャツが再生産!

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伝説のデザイナー、ジル・サンダーとユニクロのコラボレーションブランド「+J」

毎週月曜日に更新されるユニクロの新作商品ページ。

www.uniqlo.com

先日このページに見覚えのある商品が掲載されていました。

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ユニクロ|レギュラーフィットシャツ(長袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

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 ユニクロ|スリムフィットシャツ(長袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

+Jはユニクロとドイツ人デザイナー、ジル・サンダーとのコラボレーションライン。

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https://www.cinemacafe.net/article/2013/10/28/19945.html

ジル・サンダーはミウッチャ・プラダがデザイナーを務めるプラダと共に、90年代のミニマルブームを牽引しました。こちらは1998年のコレクションですが、今見ても普通に格好良いですね。

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こういった同系色の色合わせは当時の特徴でした。

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このTシャツ(ニット?)のシルエットはかなり今っぽい感じです。

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ジル・サンダーはその一貫したクリエーションの姿勢から業界内からも強い支持を集めていましたが、ブランドを買収したプラダグループとの確執により2004年にブランドから離れ、その後表舞台からは遠ざかっていました。

ja.wikipedia.org

いわば「伝説のデザイナー」的存在だったジル・サンダーとユニクロとのコラボレーションするというニュースは当時かなりの衝撃でした。

そして、発売された商品のクオリティの高さにも驚かされました。発売から今年で10年が経ちましたが、未だに愛用している人も少なくありません。

僕が特に気に入っているのはシャツ。今まで何着の+Jシャツを着潰してきたやら。

特に白シャツは消耗品。襟や袖口の汚れはある程度以上になると部分洗いや漂白でも落ちなくなってしまいますし、長年着続けていると黄ばみも出てくるので、今回の+Jのシャツの再生産は本当に朗報でした。

 

3,990円とは思えない高級感のある生地と端正なつくりの襟

今回は再生産を祝して僕の手元にあるレギュラーフィットをご紹介します。

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生地は高級感のあるキメの細かいブロード素材。かといって、繊細という訳ではなくガンガン洗っても平気な頑丈さが魅力です。

背面のプリーツはセンターボックス。

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僕がシャツを選ぶときに最も重視するのが襟。+Jのシャツの襟は「端正」という表現がしっくりくる、シンプルだけど存在感のあるデザインが特徴です。

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前立はフレンチフロントと呼ばれるフォーマル度が高い仕様なので、ドレスシャツとしても使えます。僕は冠婚葬祭のときもこのシャツを着用します。

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ボタンはプラスチック製ですが、安っぽさは皆無。

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ステッチが細かいのも+Jのシャツの特徴です。

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 縫製技術の良し悪しが出る、複雑なカフス部分も完璧な仕上がり。

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裾は適度にラウンドしており、タックインにもタックアウトにも対応可能です。

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着てみるとコンパクトなシルエットですが、ユニクロの定番商品オックスフォードシャツとサイズスペックを比較すると、それほど変わりはありません。

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ユニクロ|オックスフォードシャツ(ボタンダウン・長袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

こちらがオックスフォードシャツ

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こちらが+Jのレギュラーフィットシャツです。

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ちなみに176cm65kgの僕が着ているのはMサイズですが、今の気分だとLサイズのほうがいいかもしれません。

 

再生産され続ける謎

しかし、ユニクロは何故こうやって+Jのシャツを生産し続けてくれているんでしょうか。自分のツイートを検索してみると、過去にもシャツは再生産されていたようです。

 まぁありがたいことなんですが、理由は気になりますね。柳井さんのお気に入りだったりするんでしょうか。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!