ワークマン×山田耕史共同開発製品2021年秋冬最新作。既に数多くご紹介してきましたが、今日もご紹介が続きます。
高い防水性を誇るイージスダウン
昨年の2020年秋冬に、ワークマン×山田耕史共同開発製品の「洗えるフュージョンダウン REPAIR TECH ダウンフーディー」ともう1つ、ダウンジャケットが発売されました。それがこちらの「イージス防水防寒ダウンジャケット」です。
AEGIS(イージス)防水防寒ダウンジャケット(オンラインストア商品ページ)
「防水」をキーワードにしたブランドであるイージスの製品で、↑の画像にもある通り、耐水圧10,000mm、透湿度5,000g/㎡/24hというスペックを誇るダウンジャケット。
ちなみに、耐水圧と透湿度の目安は以下の通り。耐水圧10,000mmだと大雨にも耐えられるスペックということです。
徹底的なシンプルデザイン&高い防水透湿性
僕は2020年秋冬「イージス防水防寒ダウンジャケット」の開発には関わっていなかったのですが、2021年秋冬に発売される「イージスダウンジャケット」はワークマン×山田耕史共同開発製品です。デザイン、ポケットやボタンなどのディテール、生地、カラーバリエーションなど色々意見させてもらいました。
他の共同開発製品同様、デザインはシンプルでベーシック。目立つロゴや配色などは全て廃しました。僕の著書「結局、男の服は普通がいい」でご紹介している、流行り廃り関係なくいつまでも着られ、誰にでも似合い、着回しが効く「普通服」に仕上がっていると思います。
画像でどれだけ伝わるかはわかりませんが、生地の良さも「イージスダウンジャケット」の特徴。厚みがあって丈夫なナイロンタッサー素材が用いられているんですが、この生地の質感が非常に良いのです。
これはファッション性を重視したのではなく、スレへの強さを追求した結果とのこと。他のワークマン製品同様、「イージスダウンジャケット」もワークアイテムとしての機能性が最優先されているのですが、それがデザイン性の向上にも繋がっているということです。
耐水圧が2倍にアップ
また、防水透湿性がアップしているのもポイント。2020年秋冬モデルは耐水圧10,000mm、透湿度5,000g/㎡/24hでしたが、この2021年秋冬モデルは耐水圧20,000mmと倍増しています。上掲画像によると、耐水圧20,000mmなら嵐にも耐えられるとのこと。
ディテールを見ていきましょう。お腹の左右に大容量のハの字ポケット。
2020年秋冬モデルはマジックテープだったフロントは、ドットボタンに変更してもらいました。
水の侵入を防ぐため、フロントは2重構造になっています。
下にはジップ。ここにもロゴなどはありません。
フードは大きめ。スピンドルが配され、フィット感が調節可能です。
中わたはダウン75%、フェザー25%。
裏側両裾にはメッシュ生地の大容量ポケットが設けられています。
裾も絞れるようになっており、冷気の侵入を防いでくれます。
襟裏にはフリース素材が用いられ、防寒性と肌触りの良さが向上。
背面もシンプルなデザイン。
実は右裾にジップポケットが。これ、僕の私物のヴィンテージアウトドアジャケットを参考にしたディテールです。
結構大きめで、スマートフォンだけでなく、ペットボトルも入れられます。500mlのペットボトルを3本入れてもまだ余裕がありました。
LLサイズを着用してみました(176cm65kg)。
襟は高め。
フロントがスナップボタンになったことで、体温調節もしやすくなったと思います。
着用しているパンツはワークマン✕山田耕史共同開発製品「超撥水シェフパンツ」の2021年秋冬新色。既に入荷しているお店もあるようです。
ワークマン✕山田耕史「超撥水シェフパンツ」新色を含めた秋冬製品が入荷してるお店、あるみたいですね。 pic.twitter.com/tLCcwAdevu
— 山田耕史 書籍「結局、男の服は普通がいい」(KADOKAWA)発売中! (@yamada0221) 2021年8月20日
5,800円(税込) !
耐水圧20,000mm、透湿度5,000g/㎡/24hの高い防水透湿性と、徹底したシンプルデザインでお値段は5,800円(税込)。
カラーバリエーションは今回ご紹介したブラックの他、ベージュ、オリーブ、ブラック×イエローの4色展開で、ブラック×イエローは11月発売予定、その他は9月下旬から10月上旬に発売予定です。
お見逃しなく。
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