山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

市場内での自社の立ち位置を知る。






先日のエントリ、


を書く為に様々なショップのウェブサイトを見ていた際に、

WEGOのコーポレートサイトを初めて訪れました。


ここ2年くらいでしょうか。

WEGOの企画の正確さや集客力がかなり上がっており、


平日に行っても多くのティーンズで賑わっています。

売上げも伸びているんだろうなーと思っていたのですが、

その裏付けが

コーポレートサイトに掲載されていた会社概要の業績推移で取れました。



見事な右肩上がりっぷりです。


その他にもWEGOの会社概要は

興味深い内容が沢山あり、

IR向けに

売上げの属性比率の

男女比、年齢比、職業比、地方別エリア比などが

分析されていたり、

オリジナル、ユーズド、セレクトのカテゴリ別商品取扱比率なども

掲載されていますので

特に業界関係者には一見の価値があります。


そんな中、私が面白いと感じたのは以下の文面です。

WEGOの商品戦略としてWEGOのポジションが語られているのですが、


当社は、おしゃれに興味を持ち始めた若者が最初に「買い物をしたい!」と思う
ファッションの入口『エントランスストア』を自社のメインポジションと考え、
「おしゃれ」、「個性的」、「自分らしさ」の表現を目標としてきました。

自分もそうなので自戒も込めて思うのですが、

なかなか自分の置かれている立場や

自分が果たすべき役割って把握がし辛いです。


しかしながら、

自社の立ち位置を

「ファッションの入口」と

冷静に表現出来るWEGOだからこそ

今の売上げの伸びがあるのではないかと思いました。


※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。