山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

太っていようがブサイクだろうがオシャレになれる方法。



 





・ファッションのプロの共通点



僕は去年まで原宿のキャットストリートにある会社に勤めていました。原宿界隈は服屋だけでなく、アパレルやデザインなど、ファッションと関係の深い企業が多く集まっており、そんな企業に勤めるファッションのプロたちがたくさん歩いています。僕の知る限り、原宿界隈は日本一ファッションのプロが集まっている場所です。

ファッションのプロは一目見てすぐにわかります。明らかに普通の人とは全く違う次元のオシャレっぷりだからです。

そんな日本一オシャレさんが集まる場所にいて、僕が気付いたことがあります。

それはオシャレと身体的特徴に相関関係はない、ということです。

わかりやすく言うと、

​オシャレな人=イケメン、オシャレな人=スタイルのいい人、というわけではないのです。

むしろ、​ オシャレな人ほど非イケメンだったり、太っていたりと個性的なルックスをしている気すらします​

・「清潔感」と「普通の服を普通に着る」こと



僕は以前勤めていたファッション企画コンサルティング会社で、8年間、のべ3万人以上のストリートスナップを分析していました。そこで気づいたのは​ オシャレとは「身だしなみに気を配っている感」から生まれる​、ということです。

​「身だしなみに気を配っている感」は「清潔感」と「普通の服を普通に着る」ことから生まれます。そして​ ​このふたつは誰でもカンタンに手に入れることができます

まずは「清潔感」。

以前も書きましたが、原宿界隈ではスッキリとした髪型のファッションのプロをよく見かけますが、別にお金をかけて高い美容室に通う必要はありません。月に一度、1,080円のQBハウスに行くだけで清潔感は充分手に入れられます。

 

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「普通の服を普通に着る」は自分の体にあったサイズのベーシックアイテムを、ちゃんと洗濯したりメンテナンスして着るだけでいいのです。

オックスフォードシャツやジーンズ、チノパンツなどベーシックアイテムの多くは家庭で普通に洗濯するだけで大丈夫。アイロンをかける必要もありません。

スニーカーは少しの汚れならメラニンスポンジでこするだけで新品のようにキレイになりますし、数年間履き込んだ汚れでもAmazonで2,000円前後で買えるクリーナーで見違えるようにキレイになります。

 

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靴はメンテナンスが必要ですが、メンテナンスなんて特に時間をかけなくてもカンタンにできます。基本的には履いたら数十秒ほどブラッシングするだけで大丈夫です。

 

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これだけで充分オシャレに見えるだけの「身だしなみに気を配っている感」が手に入れられます。

​太っているとか、足が短いとか、顔がブサイクだとかそんなことはオシャレには全く関係ありません。むしろ、中途半端にイケメンな人よりも、そのような個性がある人のほうがカンタンにオシャレになれると思います。

必要なのは「身だしなみに気を配っている感」だけです。


最後までご覧いただきありがとうございました!